アラサー男子がスマホ版ライザップとして名高いBB7でダイエットを始めた件
31歳になった。童顔な顔のせいか年齢よりも5歳ほど若く見られることが多い僕だが、もう立派なおっさんである。そして、今の僕には普通のおっさんらしい悩みがある。腹の贅肉だ。
学生時代にスポーツをやっていたわけではない僕は、当時身長176cmにして体重60kg程度というスリムな体をしていたわけだが、この10年の間にその体重は10kgも増えた。身長は1cmも伸びていないにも関わらずだ。
確かに5年ほど前、当時勤めていた会社の社長と壮絶なダイエットラリーを繰り広げ体重を元に戻したこともあった。しかし、あれから5年経ち、今ではあの出来事がまるでなかったようなことになっている。
よし、ダイエットをしよう！（シーズン2）
そんな決意をしていたちょうどその頃、前職の先輩であるS水さんと久しぶりに飲む機会があった。S水さんは現在とあるIT企業のCTOをしているという話を聞いていたのだが、最近ダイエットを始めようと思っているという話をすると、妙に食いついてきて、思いがけない言葉を口にした。
「うちのサービス使ってみない？」
詳しく聞くとS水さんの会社では、最近ライザップの流行に乗じて、BB7というダイエットサービスを始めていて、それが人気を博しているらしい。いわゆる糖質制限ダイエットというやつだ。ライザップとの大きな違いは、
- スマホアプリで全て完結すること
- 2ヶ月で10万円と、ライザップの1/3の価格であること
の2点とのこと。ナニソレ、オモシロソウ。
好奇心旺盛な僕は、さっそく翌々日にBB7を運営するバランスセブン社に足を運んだ。会社では、S水さんの他に、ご丁寧に3名のスタッフの方々が僕を迎えてくれた。
一通りサービスの説明をしていただいた後、期間中に食べて良い物に関する説明を受ける。体重70kgの僕の場合、1日の食事で糖質を60g以下、タンパク質を100g程度取ることが重要であるとのこと。食に関する知識が全く無い僕は、へーそうなんだ、と大人しく聞いていたのだが、次の瞬間、管理栄養士であるS山さんが衝撃的な言葉を口にする。
「おにぎり1個には大体30gの糖質が含まれています」
…え？マジ？ってことは1日におにぎり2個分の糖質しか取れないの？
自慢ではないが、僕は自他ともに認める白米好きである。基本的に毎食白米を食べる。ビールと焼肉と白米、これが世界最強の黄金トリオだと思ってこれまでの人生を生きてきた。これを焼餃子に置き換えても良い。もしくは、週3〜4で必ず食べているカレーライスとビールのコンビでも良い。いずれにせよ、僕は白米が好きなのだ。声高に言おう、僕は白米が大好きだ。誰よりも愛している。
そんな僕が2ヶ月も白米と決別する生活を送らなければいけないとは。この世の地獄である。しかし、僕のためにわざわざ4人も集まってくれた。ここでやっぱ辞めますとはすごく言いづらい。大体僕は、人の期待には必要以上に応えようとするところがある。
「2ヶ月間で成果が出るよう、精一杯がんばります…」
これが僕が言える唯一の言葉であった。
BB7の始め方自体は非常に簡単である。ここから初期カウンセリングの予約をするだけ（今回僕はこのプロセスを、S水さんの力を使って直接訪問するという形で実施した）。アプリのダウンロードとかそういう面倒くさいことは、あとでカウンセラーの方が色々と教えてくれる。
2ヶ月の間にやることも、毎日食事の写真を撮ってアプリ経由で栄養士さんに送り、週2回程度同じくアプリ経由でフィットネスのレッスンを受けるのみ。むちゃくちゃシンプルである。ここらへんの詳細については、しばらく体験したのち、気が向いたらまた書こうと思う。
身長176cm, 体重70kg, 体脂肪率21%
この平均的なオッサン体型である僕が2ヶ月でどこまでイケメンになれるのか…？ 大いに期待されたい。
余談だが、今回は特別に胸囲/腹囲等をスタッフの方に図ってもらった。上裸の状態で、美女2人（と余計なおっさんS水氏）にメジャーを巻かれるという非常に貴重な人生経験が出来たことは一生の思い出である。
それでは、また。
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