Beatles ビートルズ Getting better

Hideaki Ise伊勢 秀昭
Beatles English
Published in
5 min readDec 19, 2016

中学校2年生の頃、アビーロードを擦り切れるくらい聞いて、サージェントペパーズがどうしても欲しくなった僕は、レコード店で買ったLPを学生服の下に隠して、親に見つからないように持ち帰った。なぜ、親に見つからないように買って帰ったのか今から思うと不思議だが。

というのは、母親も父親もそんなに煩くない人だったのに。多分当時は中学生にはとても高価な買い物だったのだろう。貯めた、小遣いで思い切って買ったのだった。

そんな「サージェントペパーズ」はもちろん、最高のアルバムだった。アルバムのジャケットのデザインは、ビートルズが当時の世の中を引っ張って行っているという雰囲気を醸し出していた。

アルバム「サージェントペッパーズ」について、情報はネット上に沢山ありのでここでは控えるが、僕がアルバムを買うと一番やりたいことが、

“歌うこと”

中学生になって、英語の授業が始まったが、歌詞の内容はさっぱりわからないし、歌もキーが高くて中学生の僕にはハードルが高い。でも、格好いいので歌いたい!!

スタートのサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドは、キーが高く、英語も早口でついていけない。しかし、ポールのシャウトしながら歌うボーカルが最高だ。アビーロードのOh DarlingやレットイットビーのI’ve got a feelingのようにシャウトする曲も秀逸だし、yesterdayやblack birdのようなバラードも素晴らしい。

ポールの歌声は本当にバリエーションに富んでいる。

アルバム「サージェントペパーズ」でのお気に入りは、A面の4曲目から6曲目まで。

今日は4曲目のGetting Betterについて紹介しよう。

コードCで「It’s getting better all the time」でいきなり始まるこの軽快な曲はとても歌いやすく、元気が湧いてくる。僕はレコードの4曲目から6曲目までをいつもレピートで聞きながら歌っていた。

曲の内容も聞いているうちになんとなくわかるシンプルなものである。

当時の僕は、歌詞の意味はわからないので、ひたすら真似をして大波で歌うだけ。それで気が付いていたら結構正確に歌えるようになっていた。

歌詞は次の通り、

It’s getting better all the time

I used to get mad in my school (No, I can’t complain)
The teachers that taught me weren’t cool (No, I can’t complain)
Holding me down, turning me round,
Filling me up with your rules

I’ve got to admit it’s getting better,
A little better all the time (can’t get no worse)
To admit it’s getting better,
It’s getting better since you’ve been mine.

Me used to be angry young man
Me hiding me head in the sand
You gave me the word I finally heard
I’m doing the best that I can.

To admit it’s getting better,
A little better all the time
To admit it’s getting better,
It’s getting better since you’ve been mine.

Getting so much better all the time
It’s getting better all the time
Better, better, better,
It’s getting better all the time.
Better, better, better

I used to be cruel to my woman
I beat her and kept her apart from the things that she loved
Man I was mean but I’m changing my scene
And I’m doing the best that I can.

I admit it’s getting better,
A little better all the time (can’t get no worse)
Yes, I admit it’s getting better,
It’s getting better since you’ve been mine.

Getting so much better all the time
It’s getting better all the time
Better, better, better,
It’s getting better all the time.

Better, better, better,
Getting so much better all the time.

この歌詞で気になるのは、次の部分

Me used to be angry young man
Me hiding me head in the sand

なんで’’I’’ではなく’’Me’’なのか?不思議だなと思うがこれがクールなのかな?でも普通はこんな言い方はしない。正しくはMeではなく I。でも歌詞の場合はわざと間違えた言い方をするようですね。

でも、歌詞としては非常に理解しやすいし、聞き取れやすいし、歌いやすい。

ポールの英語は聞き取りにくい。

ポールの歌声は大好きなのだが、ポールの英語の発音は僕にとって時々分かつづらいときがある。声がハスキーなせいなのか?ジョンの英語はとても聞き取りやすいのだが、、、、

この曲はコードもC,F,G,Emだけで構成されている。ビートルズの曲はとてもシンプルで分かりやすいのだが、なぜこんなに素晴らしい曲ができるのだろう。

今日はGetting Betterでした。

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Hideaki Ise伊勢 秀昭
Beatles English

オフィスライズ代表。潜在意識を活用した仕事方法、ダイエット法を提案。Office Rise,CEO