BiiLabsがスマートモビリティ向けに、クラウドファンディングとトークンエコノミーを統合するシステムを開発
Release date: 6 October, 2020. Taipei, Taiwan.
本日、Blockchain-as-a-Service(BaaS)を開発するBiiLabsは、電動スクーター向け充電サービスを提供するYi Yuan Chargeとの協業を発表いたします。既存の決済システムに分散型台帳技術を(DLT)を応用することで、顧客からのサービス品質に関するリアルタイムフィードバックを可能にしました。
中国には3億台以上の電動スクーターがあり、年平均成長率は30%を記録しています。Yi Yuan Chargeはこの市場に向けて充電サービスを提供していますが、決済にサードパーティシステムを利用しているため、生成される顧客データへのアクセスが出来ず、これまでデータ活用によるサービスの改善が難しい状況にありました。
ブロックチェーン技術を応用することで、メタデータがクライアントと共有され、デジタル価値の最大化が可能となります。
IoT機器の増加とネットワークの複雑化により、既存のクレジットカードやサードパーティ決済サービスでは、これら顧客の全情報を1台のサーバーで管理することは困難です。
BiiLabsは分散型台帳技術(DLT)をYi Yuan Chargeのシステムに統合することで、ITインフラコストと決済手数料の削減を可能にしました。データ管理とトランザクション効率を向上させるため、機密性が高く、トークナイゼーションされたブロックチェーンを採用したAlchemistシステムを開発しました。このシステムにより、Yi Yuan Chargeは顧客データの収集が可能となり、多くのデジタルサービスを開発・提供しています。
BiiLabsのCEO 兼 Co-founderであるLman Chu氏は、「BiiLabsはAlchemistとBlaPayの2つのシステムを応用することで、大量のデータを扱うことで生まれる問題を解決します。」
Yi Yuan ChargeのCEOであるSin-JhongJiao氏は、「Yi Yuan Chargeは、電気・人・行動・お金といったあらゆるデータを統合します。政府の政策をフォローしつつ、有望かつ信頼される企業を目指します。」
BiiLabsは今後、ブロックチェーン技術の開発のみならず、パートナー企業との協業を通して、IoTにかかるあらゆるデジタルトランスフォーメーションを推進します。
詳しくは、公式 Web サイトを参照下さい。
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BiiLabs について
BiiLabs はIoEの時代の到来を見据え、スマートシティ・エネルギー管理等における課題に対
し、分散型台帳技術を開発しています。私たちの根幹技術は、あらゆる産業のデジタル化をサポートし、顧客が抱える信頼性・セキュリティ・ 成長性・効率性にかかる課題を解決します。BiiLabs は来たるIoE時代を、分散型台帳技術で牽引していきます。