【好きを見つける空間とは】EdTechが変革する教育現場

1年半前、イーロンマスクが新会社を設立した。どうやら、テクノロジーによって脳の能力を拡張する、という主旨の企業のようだ。

世界の天才たちは、汎用人工知能(AGI)の開発を日々進めている。もしイーロンマスクが目論んでいるように、AGIが我々の脳に備わるようになったら、我々はどんな問題でも一瞬で計算して解けてしまうのだろうか。

もう我々の未来は全く予測不可能になってしまった。21世紀のテクノロジーは恐るべきスピードで進化している。時には、最先端テクノロジーは社会のはるか先を行き過ぎてしまう。それゆえ、我々の生活習慣に根付かずに、グーグルグラスなどは失敗に終わってしまった。テクノロジーの進化は年々加速し、経済成長をけん引するのも巨大テクノロジー企業である。

そんな時代に突入し、社会のニーズも大きく変わりつつある。機械化による職業や仕事の変化予測は、もう聞きなれたものであろう。労働時間も今後減少していくとの予測もある。社会の変化により、親の時代の人生観、職業観も通用しずらくなってきている。

今の子供たちには、これからの予測不可能な時代を生きるために必要な能力を身につけさなければならないのだ。

己と向き合い、多様な仲間と協働し、自分で考えて行動できる人物が求められていると言えるだろう。

1億人を超える人口を抱えながらも、高い水準を保ってきた日本の教育も改革が始まろうとしている。具体的には、教育のアプローチの変化(生徒の主体性を喚起)、授業カリキュラムの刷新(新しい科目の導入等)、大学入試の仕組みの変化(アドミッションポリシーの義務化等)である。

さて、教育のアプローチの変化に絞って話を進めていこう。主体性を喚起するとは、今までの受動的な授業から能動的な授業へと転換させていこうということだ。インプット型からアウトプット型への移行である。子供たちには、調査学習やグループワーク、ディスカッションなど能動的な授業参加が期待される。

そして、このようなアプローチを実現させるためには、既存の受動的な一斉授業の概念を変えなければ難しいだろう。その手段として考えられるのがEdTechである。なぜなら、EdTechは教え方や学び方を劇的に変えることができるからである。

詳しくは以下の記事をご覧いただきたい。

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