ブロックチェーンと信用スコアリング

信用スコアリングの現状と今後の展望について

「信用経済」や「評価経済」という言葉を最近耳にします。
これらの言葉の定義は人それぞれ違うようですが、今の時代においてはその人が保有している資産と同じかそれ以上に、その人が世の中に与える影響力の大きさが評価されるようになっているのは間違いないようです(この2つは相関関係にあることも多いようですが)。

アメリカでは、クレジットスコアというものがあり、クレジットカードの使用額や、カード会社への返済状況が数値化され、個人の信用度を図る指標となっています。

中国では、アリババやテンセントが、アリペイやWeChat Payの使用履歴と紐づけて信用スコアを構築しようとしています。また、中国では信用スコアの算出方法の内訳として、友人・知人の信用度も重要な関数となっています。

誰と知り合いであり、過去にどのような行為を行ってきたのかという個人の行動にまつわる全てによって、その人の信用度を図ることができる時代もそう遠くはないでしょう。

そんな中で、米国で11月30日からICOが行われているBloomというプロジェクトは、現在の個人信用スコアが抱える問題を、ブロックチェーンを利用して解決することを提案しています。Bloomのプロジェクトの信頼性は置いておき、彼らの提案内容については、今後の信用スコアの在り方を考える上で一つの参考となりそうです。

今回は、米国と中国を中心に発展している個人信用スコアの現状と、Bloomのプロジェクト詳細を調査し、まとめました。

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A4/11頁

■掲載内容
第1章 総論
第2章 個人信用スコアリング
(1)個人信用スコアリングとは
(2)米国における信用スコアリングの状況
(3)中国における信用スコアリングの状況
(4)日本における信用スコアリングの状況
第3章 ブロックチェーン技術の応用
(1)Bloomの概要
(2)Bloomの詳細
(3)考察
第4章 今後の展望

BRIは英語能力に長けた人材を揃えており、海外のWhitepaperやニュースサイト、bit forumなどから情報を収集しております。
また、調査してほしいテーマなどを募集し、調査結果をレポートとして配信、又は注文者に直接納品します。
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info@blockchainsri.com

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