ブログを書くモチベーションってなんだろう?[雑記]
書くこと、誰かに見てもらって反応してもらうこと、書くことによる収入なのかなどストレートに考えてみた
ブログを書くモチベーションを分類すると、
ブログを書くモチベーションって、「自分の考えなどがアウトプットされること」なのか「書いたあと見てもらい何かしらの反応をもらうこと」なのか、それとも「収入などのインセンティブをもらうこと」なのか。ほかにもあると思うけど大体はこの辺りだと。
答えには辿り着かないと思うけど、1つずつ見てみます。
1、「自分の考えなどがアウトプットされること」
TwiterやFacebookなどでは表現できないブログならではだと思うんですが、長文が書きやすくアーカイブしやすいので自分の考えをアウトプットするにはブログって最適なのかなと思ったりします。
例えば、Twitterで長文を打つ場合、複数ツイートに分けてつぶやく方法があるかと思うんですが、秒単位の連続ツイートでもTogetterなどでまとめたりしないとどんどん埋もれていくので少し期間が経過すると見難いように思います。Facebookについても同じです。
いまを短文で簡単に共有して共感などをもらうフロー型と違い、ストック型のブログは投稿は長文で過去にさかのぼりやすい(見つけやすい)という特徴があるかと思います。フロー型のソーシャルメディアで満足できないユーザーがブログを書いているんだろうと思います。そのユーザーのモチベーションは、自分の考えをアウトプットできることなんじゃないかと。
内容は、日記や自分のための備忘録的に書いていたりする記事が多いかなと思われます。
2、「書いたあと見てもらい何かしらの反応をもらう」
いわゆる承認欲求のためにブログを書くユーザーです。ブログを書いたあと、コメントやいいね!などをもらうととても嬉しいです。ただし、これがコアのモチベーションとなっているブログユーザーってほとんどFacebookに移行している気がします。
投稿もかんたんだし、反応もらうのはブログに比べると相当簡単ですよね。ブログに1コメントつくのは相当むずかしいですが、Facebookでいいね!貰うのは容易いですよね。
内容は、○○を食べた、旅行(おでかけ)で○○に行った、○○を買った、面白かったなどの日記的なものが多いと思います。
自分の思いは書きたいし人にも見てもらいたいという1と2のバランス型も多いと思います。自分で書いたブログ記事をFacebookやTwitterなどで拡散し、反応は拡散したソーシャルメディア側でもらっていくというパターンです。この場合、モチベーションはどちらかというより5分5分じゃないかもしれないけど1と2のモチベーションがありそうです。自分の考え方を人に伝えたいという場合が多いのかな。
3、「収入などのインセンティブをもらうこと」
これはアフィリエイトなどの仕組みを使いブログを書くことで収入を得られることがブログを書くモチベーションとなるというものです。
内容は、書籍や商品レビューなどが多いと思います。
商品購入したり誘導リンクをクリックしてもらったりしないと収入が発生しないので買いたくなるようなポジティブな投稿が増えます。少しヤラセ的な内容になりがちです。
っていってもブログだけで儲けを出せるのは本当に一部の方だけだと。
感覚だけど、ブログが継続しやすそうなのは、1に重きを置いた1と2のバランス型が多い気がする。
モチベーションの割合を推計してみる
相当古いデータですが、昔のブログを開設した動機についてのアンケート結果があります。
先ほどの3パターンのモチベーションに当てはめると、1のモチベーションは自己表現(30.9%)とアーカイブ型(25%)で合わせて55.9%、2のモチベーションはコミュニティで25.7%、3は収益目的で10.1%と当てはめることができそうです。社会貢献も自分の知識を発信して社会貢献することを重視という意味では誰かのために書いているので2のモチベーションに近いと考えます。
まとめると、
1「自分の考えなどがアウトプットされること」55.9%
2「書いたあと見てもらい何かしらの反応をもらうこと」34.1%
3「収入などのインセンティブをもらうこと」10.1%
自己表現でウェブ日記的利用法として使っていたユーザーとブログを通じたコミュニケーション的に使っていたユーザーはFacebookなどフロー型メディアへ流れていったんだとすると、自己表現部分が半分、コミュニティ部分が8割減ったと考えて数値を推計してみます。
パーセンテージを再計算すると以下のようになる。
1「自分の考えなどがアウトプットされること」64%
2「書いたあと見てもらい何かしらの反応をもらうこと」13%
3「収入などのインセンティブをもらうこと」23%
スマホ時代のサービスは2を重視するべき傾向にあると思う。ブログでも2ができるようになっていくといいな。
その1つの解がTumblrのリブログや、Simplogの反応の速さなのかもしれない。
その辺りの反応を貰えるブログサービスについてはまた。