tumblrよりmediumが良いとは未だ思えない
mediumの良さってなんだべ?
twitterの共同創業者である Evan Williams氏とBiz Stone氏 が、140字より多く、質の高い文章を書ける場所を提供しようと立ち上げたのがmedium。
様々なBlogサービスが乱立するなか、確かに低レベルの記事が大量生産されているのは否めない。
自分を振り返っても決して質の高い文章を提供しているとは思えないので、襟を正して書こうかと思っているが、イマイチ仕組みがしっくりこない。
動画や画像は入れ込むことができるが、文章に重きを置いているのでプラグインなども無く、一切の虚飾を排除している。一般に公開されるまではプロフェッショナルが寄稿していたので、当然質は担保されていた。しかし、普通に一般ユーザーが参加できる今、質はどうやって担保するのだろう?
レコメンド機能はあるが3つ以上は表示されない。それがどのようなアルゴリズムで読者を集めるのかも分からない。アクセス数やファン数、ブログの日付に至るまで外部からは見て取ることが出来ないので、何かを競い合うことも無い。
はてブがどのくらいついた?とか何万フォロワーいるとかは関係ないのだ。これは相当ストイックなブログメディアと言える。
画像や動画が全盛となりつつある今、tumblrと差別化するために文章に特化したのだろうか?
画像などで着飾ることは最少で、徹底して良質な記事を追い求める仕様にして、それを書ける人だけを集める。
でも、読むかな?
文章だけで人を引き付けることが自分に出来るか?と思ってしまうし、読者数とか はてブ数とか比較してモチベーションを維持することなく文章を書き続けるって難しいのではないだろうか?
ソーシャルメディアは「自分が楽しい」ってことが一番大事って信条だから、tumblrより楽しいとも思えない。(グラビアも無いし)×2
これは禅なのか?修行なのか?壁に向かって文章を書き続けるような感じ。なんとも疑問符が多いブログメディアだ。
ただ、YahooのマリッサメイヤーCEOが講演で 「tl;dr」って言葉を使っていた。「Too Long, didn’t read」 (長すぎて読まない)って意味。そういう意味では「140字以上長文ブログ未満」の文字数をmediumは狙っているわけだ。
ソーシャルメディアは使い倒さないと開発者の意図は分からない。何か他に深遠な理由があるに違いない。たぶん。。。