「ネット環境を守る軍隊⁉~エイズ文化フォーラムin横浜~」

Arisa Nakano
TENGA Healthcare Blog
5 min readAug 28, 2017

皆さん、こんにちは。待ちに待った1年で1番長い休暇(お盆休み)もあっという間に終わってしまいました。学生時代のような1ヵ月近くの休みが再来しないかと夢見ている中野です。

さて、先日は「第24回AIDS文化フォーラムin横浜」に参加してまいりました。

<AIDS文化フォーラムって?>

AIDS文化フォーラムは、1994年にアジアで初めて「エイズ国際会議」が開催されたものの、参加費が高額であったため市民の参加が難しく、ボランティア・NGO・専門家たちが力を合わせて市民版エイズ文化フォーラムを開催したのが始まりです。横浜から始まり、今は京都、佐賀、名古屋と開催地が増えつつあります。名古屋は今年初だそうです。

<参加プログラム>

いくつものプログラムがある中、私が参加したものは、以下の3つ。
①「リアルに学ぶコミュニケーション」
(宮崎豊久先生:ネットスター株式会社)
(岩室紳也先生:ヘルスプロモ―ション推進センター)
②「インターネットトラブルを防ぐ教育を考える」
(宮崎豊久先生:ネットスター株式会社)
③「お坊さんが行う性教育授業ver.7~中3向け『生と性と死を考える授業』~」
(古川潤哉先生)

<良し悪しの「インターネット」>

知識や情報を得たとして、それを子どもたちにどう伝えていくか。子どもの目線に気づかなければ、子どもにも見つけてもらえない。子どもに届かない/伝わらない性教育は何の意味もなさないので、現代の子どもたちの環境を知るために生活環境や家族形態、流行などにも目を向けていかねばなりません。本?授業?DVD?ゲーム?色んな媒体がある中で、一番危険だけれども一番便利な「インターネット」に私は注目し、期待を寄せています。そのため、今回はインターネットの専門家と言われる宮崎先生の話を聞かねばと足を運んでみました。

インターネットの世界は、現実社会に並存する別社会/世界と考えてもいいのかもしれません。良くも悪くも現実にはない世界を作り出し、そこには社会の縮図みたいなのも然り、それが現実までにも影響を及ぼすのです。恐ろしい、しかし素晴らしい。程よい距離感を持ちつつ利用できれば、それがベストなのでしょう。

<「ARMY CYBER」>

宮崎先生のご講演で初めて知った<ARMY CYBER>ですが、皆さんご存知でしょうか?
アメリカには、インターネット社会を別社会と捉えて、<ARMY CYBER>というネット環境を守る軍隊があるそうです。軍隊ですよ、軍隊!!

インターネットを世界/社会と捉えたら、規制を守る/守らせるために警察といった取り締まる役割が必要なのは分かります。日本の場合、サイトごとに管理人や規約を設けても、管理不足だったり、放置サイトだったりするところもあり、追いついていないイメージがあります。中途半端な管理で取り返しのつかない事件が多発するのであれば、いっそアメリカの軍隊レベルの管理が必要なのかもしれません。無法地帯だとどうなるか、誰でも良いようには考えませんよね。何から何まで管理されるのも窮屈ですが…。子どもたちの目線を元にインターネットを活用できるよう前向きに動いていきたいと思います。

<岩室紳也先生+ジミー君+…謎の着ぐるみ!>

いつもお世話になっている通称「コンドームの達人」こと、岩室紳也先生(厚木市立病院泌尿器科)。
岩室先生のホームページは読み応えがあります。
覗いたことのない人は、是非覗いてください!

<ジェクスさん!>

株式会社ジェクスさんが展示を行っていました!
コンドームや潤滑ゼリーのサンプル提供を行っており、私も少しばかりいただきました♪
皆さん、コンドームの素材に種類があるのを知っていましたか?

形状、サイズ、素材…いまや色んな種類が販売されています。コンドームの個性にも目を向けて、自分やパートナーに合ったコンドームを見つけられたらいいですね。

日本の性の問題について語り合えるフレンドリーな方々で、いつか一緒に何かできればいいなと思っています♪

ではでは!

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