英語には「雷」という単語がないらしい(あったら教えて

創作のウラ舞台

Mai Yamamoto
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昨年末にインドネシアを旅行しまして、そのときに書いた文章を少しずつ英語化して行こうと思っています。このMediumにもすでに公開していた以下のエッセイを英語に翻訳編集してアップしました。

これには稲妻が出てきます。稲妻って、つまり雷です。

日本人の方は、おそらく誰もがご存知だと思うんですが、雷というのは天でゴロゴロと鳴って、光って落ちてきたりするものです(当たり前)。

つまり、光と音の要素を持っているわけですが、光は音よりも空気中を伝わる速度が速いので、雷が光ってから音が聞こえるまでに時間がある場合、雷が遠くにいるんだなぁと考えますよね。

ところが、英語の世界では、稲妻Lightning(光)と雷鳴Thunder(音)は別モノらしく、二つとも「雷」という現象から発生している、元は一つのものなんだよ、と夫に説明してもぜんぜん理解してくれなくて困ったことがあります(彼は、サッカーばっかりやってて、学校の授業を聞いてなかったのかな)。

(もしかしたら、地学的専門用語であれば、雷という英語も存在しているのかも。)

だから、稲妻が光っても音が聞こえないから遠くにいるんだなーというくだりが英語読者に理解してもらえるのかどうか...。

―――なんて、創作のウラ話でした。

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Mai Yamamoto
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