エンジニア採用のカギ | Onlab End of Year Meeting

Open Network Lab (以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、日本初となるSeed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。

Onlabでは、12月18日に15〜17期の卒業生にお集まりいただき、2018年を振り返るとともに、今後の事業や資金調達に活かしていただけるようなコンテンツを用意しイベントを行いました。今回は、参加者に特に好評だったトークセッション「エンジニア採用と開発体制の作り込み」を中心にレポートします!

写真右:左から宇田川さん、川崎さん、久野さん、星さん

登壇者:株式会社BtoA宇田川直人さん(15期)、株式会社ハイドアウトクラブ川崎文洋さん(15期)、株式会社ニューレボ久野裕司さん(15期)、株式会社シューマツワーカー星耀介さん(特別ゲスト)

エンジニアの生態

-宇田川さん、川崎さん、久野さんはエンジニアですが、非エンジニアの創業者と意見の相違ってあるのでしょうか?

宇田川:僕たちは、誰のためのものなのか開発後のイメージをよくディスカッションした上で開発に入っているので、アウトプットのズレが生じることなく進められています。

川崎:ランチなどコミュニケーションをよく取るようにしているので、相違が生じることはないです。

久野:朝会など意見共有の場を持っているので、あまり言い争うようなことはないです。ただ共同創業者ということで、詳細まで言わなくてもわかるでしょという雰囲気はやめてほしいですね(笑)

-言語化してしっかりコミュニケーションをとることが大切ということですね。

エンジニア採用の極意

-エンジニアの採用について成功した点や失敗した点があれば教えてください。

久野:正社員にこだわって約10ヶ月かけて媒体を使って採用活動を行い、計700本以上スカウトを出して、やっと1人採用できました。スタートアップの場合、社員1人で採用活動を行うのではなく、全社員で取り組むべきです。やってよかった点は、事前にチームで面談内容の共有や、ロールプレイングをした点ですね。

川崎:僕らのサービスはウイスキーメディアなので、自社メディアを通して「アプリ作りたい人募集」と声がけをしたところ、ウイスキー大好きな人がすぐ応募してくれて、即社員になってくれました。必要なスキルも全て書いて募集を行ったので、技術面も問題なかったです。

宇田川:面接をするタイミングで、最低限の知識があるかを問うペーパーテストを行います。面接を通った後も更にテストを行うので、技術力は担保できています。採用後のミスマッチに関しては、本人のやりたいことを細かくヒアリングしながら、会社側と擦り合わせを行っています。

-非エンジニアの創業者が、エンジニアを採用する際はどういう点に気をつけたらいいのですか?

宇田川:一番わかりやすいのは、その人に働いている(いた)社名とプロジェクトを聞いてみることです。その中で責任感の強そうなことをやっている人を選び、一週間一緒に働いてみると大体わかると思います。

川崎:応募したいと思えるような情報発信をスタートアップ側が行っていくことが大事だと思います。

久野:弊社で過去に経歴も素晴らしく優秀と思った人を採用したのですが、実際に働いてみるとスピードも遅く「あれ?」と思うことがありました。いきなり正社員ではなく試用期間を設ける方がいいと思います。

開発体制構築

-これからエンジニアが増えていくスタートアップにとって、開発体制の設計はどうすればいいのでしょうか?

川崎:前職の時に開発体制の構築に携わったのですが、そこは縦割りの大企業だったので、リリースする際も何回も承認が必要な会社でした。それは、致命的なトラブルを防ぐためなのですが、そこはスタートアップも一緒で、致命的なミスが一回起きてしまうとそれまでの努力が水の泡になってしまいます。未然に防ぐための絶対守るべきところをチェックするシートや責任者を置いて、細かくチェックすることが大切だと思います。

宇田川:開発を進めていく上でどうやって進めていけばいいのかわからず悩む時間は勿体ないので、ビジネル要件についてはガチガチに固め、実装部分はエンジニアに任せるにしています。

久野:僕たちはesaを使っているのですが、ビジネス仕様を落とし込んでから開発に入るようにしています。エンジニア間でレビューをして、致命的なミスを防ぐようにしています。

副業エンジニアはワークするか

ここからは特別ゲストの星さんにもジョインしてもらい、副業エンジニアにつ いてお話しいただきました。

-副業エンジニアは、実際のところどうなんでしょう?

星:実際にBtoAさんでシューマツワーカーを使っていただいています。副業なのでどうしても平日夜や土日に偏ってしまいます。ですので、コミュニケーションやマネジメントは、スタートアップ側に合わせてもらう形になってしまいます。

宇田川:実際に副業エンジニアの方には、緊急度が高いタスクを依頼していました。たまにこの日は働けないと言われてしまうと、チームの進捗も左右されるので少し大変でしたが、それ以外は問題なかったです。タスクの準備も他のエンジニアに依頼する時と同じなので、全く負担ではなかったですね。

-副業エンジニアの方が働きやすくなるよう、スタートアップ側が準備をしていておくべきことはありますか?

星:細かくタスクを切って、パスしてくれるところだと働きやすいと思います。週1回くらいミーティングを行い、タスクについて副業エンジニアの方が理解できるような時間を設けることが、スムーズに回す上で必要かと思います。コミュニケーションを取らないと途中で止まってしまいますので。

-非エンジニアの方がエンジニアの方に依頼をするのは、なかなかハードルが高いと思うのですが・・・。

星:そこが弊社の腕の見せ所です。クライアントと弊社がディスカッションした上で、どのようなエンジニアの方がいいのかを提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。


イベントの後半では、各社2018年の振り返りも行いました。

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