「卒業生が話すOnlabでのリアルな3ヶ月間」| Onlab Meetup Report

Kazuyuki Nakane
Nov 20 · 9 min read

Open Network Lab (以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、日本初となるSeed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。

20期募集に伴い、11月18日に、17期の卒業生の株式会社9lione 廣田氏と18期の卒業生株式会社aboon 清原氏をお招きし、Open Network Labの説明会「Onlab meetup: シードアクセラレーターの活用法〜卒業生が話すOnlabでのリアルな3ヶ月間〜」を開催しました!

今回は、参加者に特に好評だったトークセッションを中心にレポートします!

起業のきっかけからプログラムを通じてどんな変化があったのか、是非ご一読ください!

左: 9lione 廣田氏、右: aboon 清原氏

株式会社9lione 代表取締役 廣田 雄将氏

1989年徳島生まれ。大学在学時に広告・プロモーション会社を創業、事業売却を経験。 事業売却後、医療系M&Aアドバイザーとして活動し、動物病院を中心に調剤薬局、クリニックなど幅広い医療機関の事業承継およびデューデリジェンスおよびPMI業務に従事。 PMI時にはグループ病院に出向し統括事務局長として臨床現場で勤務を行い「院内残薬」という課題を感じ解決するため株式会社9lioneを創設。

株式会社aboon 代表取締役 清原 三雅氏

2000年生まれ。幼少期をアメリカで過ごし、中学時代に日本、タイ、オーストラリアで学ぶ。帰国後日本初全寮制国際高等学校UWC ISAK Japanの2期生として入学。高校を卒業後、株式会社aboonを創業。複数のアプリの立上げ、撤退を繰り返し、現在はワンフレーズのカラオケバトルアプリ「カラバト」の開発と運用を行う。

起業への決意とOpen Network Labへの参加

— お二人の起業のきっかけを教えてください

清原:自分があまり組織だったり社会に馴染めなそうだなというのを中学生ぐらいに認識していましたが、どこかで自分で会社をやらないといけないという気持ちもありそれであれば自分で起業して世の中のためになるものを作ろうと決めました。

廣田:現場で働いていた時に感じていた課題に対して社内で新規事業を提案していましたが、上への提案がなかなか通らないことがありました。それならもう自分でやってしまおうと決意し起業しました。あと世の中のためになるサービスを展開したかったからです。

— 起業する前にしておいた方が良かったことは?

廣田:そうですねー。現場で課題を感じていた時に他の会社の人にも意見を聞けば良かったと思います。ヒアリングもそうですが、オフィスを出て人に話を聞かないとわからないことがたくさんあるはずです。

清原:僕は起業と同時に資本政策もなくエンジェルより資金調達を行ないましたが、その重みをわかっていませんでした(笑)。 学生ならではの経験だったかもしれませんが、起業してすぐ調達するのではなく、最初からもっと計画的に調達し資金を使っていければ良かっただろうというのが正直なところです。

— プログラム参加前は事業やメンバーはどのような状況だったか?

清原:主要メンバーとして自分を含め2人でした。彼とは高校時代のルームメートだったので高校を卒業して一緒に起業しました。その当時は今のとは全く違うカラオケアプリをしていましたね。

廣田:プログラムに参加前は会社未設立で、事業案だけでプログラムに参加しました。当初はメンバーとして僕とエンジニアの2名でした。当初はサービスとしては院内残薬のフリマアプリのようなものを考えていました。

— アクセラレータープログラムに応募したきっかけは?その中でどうしてOnlabのプログラムを選んだのか?

廣田:医療業界はしがらみがたくさんあって、業界で1人が声をあげても中々影響をおよぼせないので協力を得られるところを探していました。あと投資家とも出会いたいという思いもありました。その中でOpen Network Labを選んだ理由としては歴史があってSmartHRさんやgifteeさんが卒業生でいるなど実績があるに加え、サポートが充実していると感じて選びました!

清原:アクセラとしてのサポート体制と先輩起業家の影響です。当時真剣に成長させたい事業が見つかり、エンジェルのハンズオフなサポートではなく、がっつり経験値のある大人からのハンズオンなサポートが欲しくOpen Network Labを選びました。あと先輩起業家にも影響されました!

プログラム参加後の圧倒的なスピード感

— 参加前と3ヶ月間の過ごし方の違い、時間の使い方の変化は?

廣田:同期が4〜5社いて思っていたよりもかなり優秀なすごい人たちが選ばれていました。その中でどうしても”負けたくない”という気持ちがありました。週に一度全員で集まって事業の進捗などを共有し合うOffice Hourで、ひたすら同期のいいところを学んだり、負けたくないという気持ちから学んだいい方法の回数(ヒアリング数など)を増やしてみようなどしていました。3ヶ月という制約の中、まずはユーザーのペインを理解するためのヒアリングを徹底的に行いました。僕自身大阪を拠点にやっていましたが、スピード感を上げるために東京でのフルコミットを決意して、毎日東京のネカフェに泊まりながら生活をしたり、自転車を購入して最大効率でヒアリングに回れる方法を考えるなど時間を最大限に使えるように活動しました。

清原:参加前は意思決定の基準がかっこいいやかっこよくないだったり、ユーザーヒアリングをしてなくても俺らの感覚の方が優れているだろ!みたいな感じだった僕たちですが、プログラムの一日目ですごい潰されました(笑)。そしてプログラム参加後、最初の1〜2週間でピボットしました。そこから本当にユーザーが何を求めているかをひたすら追い求めるようになり、既存カラオケアプリの何が不便なのかをTwitterで数百人にユーザーヒアリングをしたり、渋谷のハチ公前で女子高生に聞いてみたりなど地道なユーザーヒアリングを素早く行なってピボットしました。今まで3ヶ月かけて開発したものをピボットの時はデザインも含め、なんとMVPを2週間で開発しました。

— 実際に参加してみて、得たもの/成長できたところは?

清原:感覚の言語化ができる様になりました。あと、事業を小さく始めるというマインドセットと過程を知れたのが大きかったです。

廣田:失敗しずらいビジネスの考え方を学ばせてもらえました。表向きの課題感だけを見るのではなく、明確にどういった形で困っているのかなどのもう一つ奥のところを知ろうとするようになりました。

— 他VCからもご支援頂いていると思うが、他の支援者と接していてOnlabの特徴は?

清原:距離がOnlabの方が3ヶ月間においては圧倒的に近いですね。エンジェルや他の支援者の方は、こちらが何かリクエストすると応じてくれるハンズイフの感じですが、Onlabは毎週目標値に達成しているかどうかなどを確認してコミットしてくれるのでこちらもコミットしようという気持ちになります。あとなんでも相談できるので僕らにとっては頼もしかったです。

廣田:とにかく距離が近いです。ハンズオン型のVCだと2週間に1回メンタリングというスタイルも多いかと思いますが、Onlabの場合は事業面に詳しい方、投資目線の方、作業のサポートしてくれる方の3名ぐらいが付いてくれて、そういうところでほとんど毎週話をしてもらったりメッセンジャーでのやりとりをしてもらったりなど、かなりフットワーク軽く相談に乗ってもらえたのがとても良かったです!

— 今後数年で事業をどのように成長させていきたいか?

廣田:医療機関のアマゾンになります!

清原:カラオケをアプリでやる、を定着させて、いずれはカラオケアプリといったらカラバトという風にしたいです!

— これからOnlabのプログラムに応募する方へアドバイスをお願いします!

廣田:何回落ちても諦めずに応募してください。SmartHRさんですら3回落ちてからの合格で今あの急成長をされていますので。ちなみにSmartHRさんはピボット回数もすごかったみたいで2~3ヶ月で9回ピボットされたそうですね(笑)。

清原:ピボットしてでもこのチームでやる理由や、このチームなら何回ピボットしても諦めずにできる理由を応募時に説明ができる良いと思います!

Seed Accelerator Program 20期 〆切間近!

Onlabでは次期20期参加スタートアップを募集しております、ご興味のある方はこちらからご応募ください!20期募集期間は、11/22(金)までとなります。

Onlabは定期的にSNSでアップデートを行っています。引き続きTwitter/Facebookなどフォローよろしくお願いします!😎

・Open Network Lab Twitter / Facebook
Open Network Lab
事業相談会

BLUE DOTS

BLUE DOTS(ブルードッツ)は、Open Network Labのオウンドメディアです。

Kazuyuki Nakane

Written by

A mentor at Open Network Lab and Open Network Lab Resi-Tech.

BLUE DOTS

BLUE DOTS

BLUE DOTS(ブルードッツ)は、Open Network Labのオウンドメディアです。

Welcome to a place where words matter. On Medium, smart voices and original ideas take center stage - with no ads in sight. Watch
Follow all the topics you care about, and we’ll deliver the best stories for you to your homepage and inbox. Explore
Get unlimited access to the best stories on Medium — and support writers while you’re at it. Just $5/month. Upgrade