「Buidl to Earn」Epics DAOとは?

AMA内容まとめ

Taka
boarding bridge
9 min readJan 31, 2023

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開発者向け分散型クラウドソーシングプラットフォームをSolana上で構築する「Epics」のAMAをboarding bridge (bb)にて開催しました。

Epics DAOとはどういったプロジェクトなのか、日本人共同創設者のお二人から詳しくお伺いしています。

以下はその内容のまとめです。

Epics DAO AMA | Link3

AMA概要

日時:1月30日(月)21:00 JST

場所:bb Discord

Giveaway:Buidlers Collective GENESIS NFT × 15

Buidlers Collective (BDLC) | Twitter

※当選者はDiscordにて発表しております。

スピーカー

Kaswasaki | Epics Co-founder

kishi | Epics Co-founder

marco | Blockchain engineer

Taka | 主催・モデレーター

AMAセッションの内容

【質問①】

まずはじめに、Epicsとはどういったプロジェクトなのか、またチーム構成について簡単にご紹介をお願いします。

【回答】

Epicsはオープンソースソフトウェア開発のための分散型クラウドソーシングプラットフォームです。

オープンソースの問題をイシューと呼ばれる一つ一つの問題ごとに切り分けて、優先度の高い問題に対して懸賞金を用意することで早期解決を後押しできるようにします。

Epicsワークフロー | 画像:Epicsウェブサイト

オープンソース開発は基本無償のボランティアで行われていますが、現在すべてのソフトウェアのコードベースの78%はオープンソースでできています。
10年前は10%程度であったため、急速にオープンソースを利用した開発がスタンダードとなったのですが、これによりオープンソース開発のリソース不足問題が深刻化しています。

一方でオープンソース開発を仕事にしたい開発者は数多く存在しますし、投資効果の高いと言われるオープンソースソフトウェアへの投資は今後も増加傾向と言われています。
ちなみにBitcoin, Ethreumをはじめ多くのブロックチェーン技術はオープンソースで開発されています。

Epicsは今後より重要になるオープンソース開発にWeb3のトークンエコノミーを利用してインセンティブを用意することで、開発現場のリソース問題に対処し、世界のソフトウェア品質向上に貢献していきたいです。

チームは現在3人で本日参加している川崎、岸、そしてイギリス人デベロッパーのジェームスがいます。

Epicsチームメンバー | 画像:Epicsウェブサイト

3人全員が開発者なので、コードは全て内製しています。

元々10年前に日本でソフトウェア開発会社を始めたチームで、東証へのIPOに向けて取り組んでいたのですが、
コロナをきっかけにブロックチェーン、Web3業界に参入を決意してオランダに拠点を移しました。

オランダに設立したソフトウェア開発研究所ではオランダ政府からWBSOという先端研究開発認定を受けています。

【質問②】

Epicsについて、クラウドソーシングによるマッチングのお手伝いであると認識しています。 「分散型」との相性は良いのですか?

【回答】

はい、相性がとても良いと考えています。
ブロックチェーンのスマートコントラクトを利用すると、ユーザー間の支払い取引が直接、自動で完了します。

そのため今まで中央集権的が間接的に行っていた金銭の管理や様々な人的コスト及び手数料を削減することができます。

クエストボード | 画像:Epicsプラットフォーム

【質問③】

開発者(エンジニア)の人しか参加できないのでしょうか?一般の人がプロジェクトに貢献してインセンティブを享受する方法はありますか?

【回答】

ぜひ一般の方もプロジェクトに貢献してインセンティブを獲得してください。

今回のGiveaway対象になっているBDLC NFTをクエストにステークして$EPCTを獲得していただくことができます。

NFTステーキング | 画像:Epicsプラットフォーム

また現在ガチャイベントも開催していて、一日一回無料ガチャを引くことができます。

そこでは次回のBDLC NFTのミントチケットや$EPCTトークンが当たるので、ぜひ挑戦してみてください!

【質問④】

数あるチェーンの中から、Solanaを選んだのは何故ですか? またマルチチェーンで展開する予定はありますか?

【回答】

主に3つの理由がありまして、
・高速に動作すること
・手数料が安いこと
・使いやすいウォレットが開発されていること

マルチチェーン展開は考えていまして、現状Rustというプログラミング言語で書かれたチェーンが速くて安いので、
Suiチェーンを考えています。

【質問⑤】

先日プロジェクト向けのエアドロップを発表されていましたが、コミュニティ向けにエアドロップを行う予定はありますか?

【回答】

$EPCTトークンに関してはオープンソースプロジェクト及びそのコミュニティにエアドロップを行います。

現在開催している無料ガチャのように、オープンソース開発に関係が無くても参加できるイベントも多数開催予定です。

Epics DAOのDiscordにも参加してぜひ最新情報を入手してください。

参考 | Epics DAOがオープンソースプロジェクト向けにEPCTトークンのエアドロップを発表

【質問⑥】

公式ウェブサイトによれば1/31にIDOを予定されているようですが、この詳細について教えていただけますか?

【回答】

$EPCTトークンが1/31に、Solanaで一番取引量のあるDEXのOrcaに上場します。

Orca DEX

初期公開価格$0.015で、Jupiterというアグリゲーターにも登録されるため、Phantomウォレットのスワップ機能からも交換できるようになります。

これで$EPCTトークンは$USDCと交換が可能になるため、開発者たちはGitHub issueを解決することで稼げる環境が出来上がります。

【質問⑦】

今後のロードマップに関して、重要なマイルストーンや具体的な目標などがあれば教えてください。

【回答】

Epicsは3月のベータ版リリースでSTEPNのようにNFTを利用したゲーミフィケーションを取り入れていきます。
チーム要素も大きくして紹介の促進とチームならではの楽しみも表現していきたいです。

今後のロードマップ | 画像:Epicsウェブサイト

・NFTステーキングなどによりオープンソース開発の注目度が上がること
・クエスト作成が行われて実際にオープンソース開発にインセンティブが与えられること
・クエストがクリアされてオープンソース開発が実際に進むこと

これら全てが大切なことなので、みんなが一つのゲームで、それぞれのジョブとしてプレイできるように開発します。
価値を視覚化しながらコミュニティ全体で楽しんでいけるように工夫していきたいです。

まとめ

今回のAMAではEpicsの共同創設者であるKaswasakiさんとkishiさん、そしてブロックチェーンエンジニアであるmarcoさんにお越しいただき、Epicsに関するAMAセッションを行いました。

Epicsは開発者向けのプラットフォームでありながら、ガチャやNFTステーキングなど、一般ユーザーも楽しみながら参加できる仕組みを導入しているところがユニークかつ印象的でした。

僕も1日1回無料参加できるガチャを回してみました!

これはおそらくハズレの部類ですが(笑)、、
運が良ければセカンドシーズンのBDLC NFTミントチケットが当たるそうなので、ぜひみなさんも参加してみてください。

また、1月31日にはSolanaのDEXであるOrcaでIDOが行われ、その後$EPCTトークンを市場で売買できるようになります。

$EPCTは総発行枚数10億枚から、手数料収益によるバーンで1億枚までのデフレを目指す設計となっており、今後のトークン価格にも注目したいところです。

Epics DAO

『Buidl to Eran』開発者向け分散型クラウドソーシングプラットフォーム

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