Box Signの新機能による高度なワークフローのカスタマイズ

Box Signに関連する新機能をリリースしました。これにより、開発者はさらに高度な電子サインワークフローを作成できます。

Box Signの新しいWebhook

Box Signに関連するWebhook

Box SignのWebhookを使用すると、署名リクエストの処理中に発生するイベントに関する通知を受け取ることができます。これらのWebhookを使用して、自分のアプリケーションで操作をトリガーしたり、Box Signで発生しているイベントについてユーザーに通知したりできます。署名リクエストは非同期で行われ、署名者はいつでも (場合によってはアプリケーションの外部でも) 署名リクエストを操作できるので、これは特に重要になります。これまで、Box Signに関連するWebhookは4つありました。これらのWebhookは、署名リクエストの完了、拒否、期限切れ、または署名者メールの差し戻しという操作によってトリガーされます。

最近さらに、電子サインワークフローのカスタマイズオプションを強化するために3つのWebhookを導入しました。

  • Signature Requested
  • Signer Signed
  • Error Finalizing

これにより、カスタマイズの可能性が広がり、別の新機能につながる可能性があります。

通知の抑制フラグ

通知の抑制のUI

強力な新機能では、開発者がSignワークフローにおいてデフォルトのBoxメール通知を抑制できるようにするということが可能になります。特定の署名者に対してsuppress_notificationsフラグがtrueに設定され、embed_url_external_user_idパラメータが指定されると、Box Signの自動メールはオフになります。

その結果、開発者は、Signer Signedイベントを処理し、ドメインから送信可能なカスタムメールテンプレートを送信できます。プッシュ通知やテキストメッセージなどのさまざまな通知メカニズムを使用してメッセージをトリガーすることもできます。

ここでは、両方の機能を含むフローの例を紹介します。通知の抑制フラグにより、署名者のデフォルトのBox Signメールはオフになっています。署名者がドキュメントに署名すると、新しいWebhookであるsigner_signedがトリガーされます。これにより、よりカスタマイズされたユーザーエクスペリエンスを提供できます。

通知の抑制フラグと、カスタム通知で処理されるSigner Signed Webhookを含むBox Signワークフローの例

⚠️ Boxのメール通知を抑制することを選択すると、組織は、該当する場合に、使用される配信方法に対して署名者の同意を得ることを含め、適用されるすべての法律と規制に従い、署名プロセスにおいて適切なタイミングで適切な内容を含むすべての通知を署名者に確実に配信する責任を負うことになります。

詳細については、開発者向けリソースをご確認ください

Box Platformの上級者から学びたい場合🦄

サポートや知識共有のためのBox Developer Community (英語のみ) にご参加ください。

--

--