パトリオット・デイ

実話の映像化。経緯も結末も知っているはずなのに、手に汗を握る展開。パズル片が次々にはまっていく快感に似た感覚。犯人も警察も政治家も。色をつけることなくただただ淡々と描かれる。事件や銃撃戦の再現シーンも臨場感満点。テロに立ち向かうための愛の力を描く作品。

2013年4月、愛国者の日=Patriots’ Day。ボストンマラソンで起きた爆弾テロ。防犯カメラから浮かび上がるふたりの犯人。犯人を追うFBIとボストン市警察。犯人はだけなのか?犯人は捕まるのか?

勧善懲悪やナショナリズムを訴えることなく、出来事を淡々と描くことで、より心に響いてきた。爆弾テロの前の人々の日常を描くことで、人物が生き生きしていく。それでいて過不足なく、余計なメッセージもなく、ラストの愛の力に繋がっていく。

個人的にツボだったのは、BigDogまたはCheetahが歩いている姿とJian Yangの英語が少しだけ上手になっていた(役柄)こと。

劇場で安全に体験し、自分に置き換えて考える良い機会。