BUIDLの事業-->>そしてカルチャー
こんにちは、BUIDLの宇野です。設立して日が浅いBUIDLですが、今日はどんな目的で、どんな事をやっているのかを簡単にご紹介します。
Blockchainを語る言葉はこの数年で様変わりし、マーケットの乱高下により退場、新規参入するものもいながら進んでいます。技術革新は絶え間なく続けられ、bitcoin、Ethereumだけでなく新たなProtocolも発表されているのは皆さんも知る通りです。
IDCのレポートによるとグローバルでのBlockchain関連の支出額の規模は2018年15億ドル、2022年117億ドルと大きな成長が見込まれています。日本でも2019年になって実証実験が次々に発表されていますが、多くは2017年か2018年に仕込まれたものでしょう。
日本でも伏龍が立ち上がりその才能を余すことなく発揮してきているかのように見えます。
そんな中、BUIDLは2018年にBlockchain技術のビジネスと社会への適用を目的として設立し、2018年12月にGlobal Brainのカンファレンスで発表させていただきました。BUIDLはGlobal Brain百合本とOmise Holdings長谷川との共同出資で設立されました。よくOmiseグループのいち企業と勘違いされるのですが、資本関係はなく独立した会社として経営しています。私はVice Presidentとして事業の統括をしています。
— BUIDLは何者か
Vision
Blockchainを活用した多くのアプリケーションにより、安全・公平そして透明性のある生活を人々が過ごせる世界・時代の実現
言い換えれば私たちはBlockchain技術を通じて、新しい社会を作っていく会社です。
エコシステムにおける役割
Blockchainのエコシステムにおいて私たちの果たす役割は、「既存の産業領域」への適用、または解放です。Blockchainはアカデミックな研究から、スタートアップ、VCも含めて様々なプレイヤーが存在しています。
産業領域にフォーカスする理由はシンプルで、発展著しいこの技術をGeekのものから社会一般のものにするためです。BlockchainがMediatorをなくしP2Pで個人に主権をもたらし(取り戻し)、中央集権から非中央集権への流れを促進することは多く言われていることでしょう。しかし、私たちの社会は企業が提供するものに囲まれ、また多くの人が(特に日本では)企業に属して生活しています。すでにたくさんの人々と関わりを持ち、サービス/プロダクトを提供している既存産業のプレイヤーに対してBlockchain技術を適用し、人々がBlockchainを意識せずに、Blockchainによる恩恵を享受できるようにしていくために私たちは働いています。
上記からわかるように私たちのパートナーは、一般企業で、提供するサービスは「コンサルティング/開発/リサーチ」が主となります。
現在も大手企業を中心にBlockchainの利活用における提案、アドバイス、調査、PoCの開発をしています。並行してプロダクト開発も行っていますが、こちらは別途発表します。
利用する技術
スライドの通り、中立的な立ち位置で様々なものをリサーチして案件に応じて適用をします。
BUDILのカルチャー
会社のカルチャーは、関わっている人々によって作られている段階ですが、以下のようなことを意識しています!
- Focus
限られたリソースと限られた時間の中で最大限の効果を出すためにVision、目標、日々のタスクにフォーカスして「今すべきこと、今すべきでないこと」に時間軸を加えて考えています。フォーカスの大切さは様々な所で言われている通りです。
- Knowledge Sharing
Blockchain技術の進展が早く、キャッチアップも大変ですが、私たちのビジネスでは既存業界の深い理解も同じく大事です。日々、インプットに時間を割いていますが、得た知識を自分の中に留めるだけでなく積極的にチームにシェアすることを推奨しています。
- Profitableであれ
大きなVisionを達成するために事業として売上、そして利益を出すことを皆が意識しています。これは変に高い金額を要求するとかいう意味ではなく、プロとして自分たちの提供するものにしっかり価値を付けて見合った報酬を得ることに意識的です。言葉にすると当たり前ですが、当たり前のことを当たり前にやれるのがBUIDLの強みです!
- 遊びマインド
機械に遊びが必須なように、仕事にも遊びが必要です。新しい技術や学問の領域に子供のような好奇心を持ちながら、半分趣味のように楽しんで学んでいきます。未来の話はこんな所から出てくる気がしてます。
- 信頼
人に対する信頼を大切にしています。性悪説で組織を作ると、無駄ルールや承認プロセスが必要となり、管理コストが増大します。BUIDLには優秀なメンバーが揃っているので、チームを信頼して任せることにより、より大きな成果を出せるようになります!結果、おかしければ振り返りを行い、率直に話をします。登るべき大きな山を示しますが、登り方や道具は人それぞれです。
私たちが仕事を通して得る最も大切な気づきの一つは、「敬意と誠意をもって正直な話をするのは残酷なことではない」ということだ。むしろ、相手が知るべきことを正直に伝えなければ、信頼と理解を得ることなどできない
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個人的に気をつけていること
事業の成長と良いチーム作りに取り組むために、私が日頃から心がけていることです。
- Fairであること
- 常に本質を考え、常識を疑う
- 傍観者ではなく、行動者である
- オープンなコミュニケーションを通じて、良い人間関係を築く
今日は簡単ですが、BUIDLがどんな会社なのかをご紹介しました。BUIDLに興味がある方は、メンバーに声をかけたり、オフィスに遊びに来たりしてください。
また協業の際は、私へのDMでもけっこうですし、コンタクトアドレスへの問い合わせもお待ちしています!
問い合わせ先: contact@buidl.jp
Twitter: @UNOkov