いろいろすっ飛ばして幸福でいる努力。
世界は最高!って毎日思って眠りたい

ポケモンGOがリリースされてすぐ、もぐもぐさん(@mgmgnet)のエントリーがバズっていました。
1996年の夏、わたしは6歳で、小学1年生だった。 宿題やってくる、って親に言い訳しながら、友達の家や近所の公園や児童館に ゲームボーイ片手に集まって、 ポケモンのレベル上げにいそしんだり、近所の年上のお兄ちゃんにどうしてもここから先に…mogmog.hateblo.jp
読んでもらったら、自分たちポケモン初代世代には刺さりまくるはず。TwitterだけじゃなくてFacebookにまで思わずシェアしたら、友達じゃない人までいいねしてて、なんだ…自分だけが盛り上がってるんじゃないんだ、って思いました。
「好き」が思いあまって文章に出てきちゃったようなエモいことばに、ポケモン世代としての(言葉にしづらいけど)誇りが生まれて、「そうだ、『ポケモンGO』の何がうれしいって、『小さかった頃のゲーム内での体験をもう一度リアルでも追体験できること』だったんだよ!! 」って、何度もうなづいた。
この記事は、久しぶりに「ポジティブなバズり方」をするなぁと思った。批判がものすごく少なくて、私も私も!みたいな感じで、共感爆発が起きていました。
自分のために書いているけど、それに「いいね」って思って、また自分の感情が高ぶってどんどん広がっていく感じ、すごくインターネット的だなと思います。だから自分は、個人がつくるポエムなブログが好き。
そして、昨日、前回のエントリーに続いて、もう一回ブログを公開していました。
前回の ポケモンGO に関するエントリ......というかポエムに、予想の何倍もの反響があって驚いた。 日曜の夕方に突発的に「今夜ひま?」とLINEがきて飲むことになった友人と渋谷のはずれでおいしいものを食べてお酒を飲んでいい気分で帰っ…mogmog.hateblo.jp
僕は、このエントリーのこの部分が大好き。
わたしは闇雲に頑なに徹底的に白魔術を唱えることにした。対抗呪文。Twitterでもブログでもめちゃくちゃ好きなものの話をする。幸せな思い出を掘り返す。楽しいことを探すし、いっぱい教えてもらう。好きなアイドルの好きなところを何度も何度も手を替え品を替え示して、好きな漫画の新刊が出る度に超おもしろかった!って書いて、泣いてしまった小説に言葉を尽くして感謝をつづって、まぁ結局はあとで読み返す自分のためなんだけど、ついでに誰かにちょっとでも届けばいいと思う。
日々いろいろあるけど、いいことばっかりじゃないけど、吐きそうにしんどいこと降り注ぐようにあるけど、いろいろすっ飛ばして幸福でいる努力。世界は最高!って毎日思って眠りたい。
TwitterとかFacebookって、誰かのタイムラインを見るよりも、圧倒的に自分のタイムラインを振り返ることの方が多い。だから、最近は自分で決めていることがあって、それは「好きなことしか書かない」ということ。
生きていればふと言いたくなることはあるし、ぐっとこらえて誰かのツイートに対してエアリプしたくなるときもあるけど、何も生まないネガティブな反応にあれこれ時間を費やすなんてつまんないじゃないか。
好きなものの話しかしないぞ、なぜならそう決めたので。不幸や怒りや苛立ちに割いているような時間はないのだ。
もちろん、負の感情もめっちゃあるし、ふがいないと感じることもめっちゃあります。だけど、それは別に残さなくていいんじゃないかと。苦労話よりは、こんなに好きなんだよという「うれしい話」が聞きたいよ。
今年の7月27日の「今日のダーリン」で、糸井さんがこんなことを書いていました。
苦労したところを、あえて探せばいくらでもあるだろう。ただ、そこが重要だとは思えないのだ。なにかができあがったときに、「こんなのができた。見てくれ」という気持ちがある。わぁとか、ううとか、ひゃーとか言ってほしいのだ。いや、じっと黙りこくってしまう反応もうれしいかな。
どちらにしても、見てほしい、味わってほしい。見えるように感じられるようにつくったものを、まずはたのしんでほしい、というのがいちばんだ。だけど、それより先に「どこが苦労だったか」という楽屋裏の話を訊きたがるパターンがとても多い。
僕は、最後にこんなふうに言える文章を書きたいなと思うんです。幸福でいる努力をしなきゃ。
読み直すと微妙に恥ずかしいけど、とにかく幸せそうでいいな、よかったね、と翌朝の新しいわたしは思った。