canow事業進捗アップデート

Kunihiro Katsuragi
canow Group
Published in
Nov 20, 2022

皆様お久しぶりです。

最近はめっきり事業構築の方に専念をしていたため、PRや外部へのご報告を後回しにしておりました。

ひとまず来れるところまではきましたのでこれからはPRや進捗共有をしっかりとさせていただければと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、早速ですが、canow社についての「WHY, HOW, WHAT」のゴールデンサークルをずっと確定をさせていなかったのですが、ようやく確定させました。

WHY

We create ”new standard” of data management. (我々はデータ管理の「新しい当たり前」を創造します。)

HOW

WHYを実現するための要素のご紹介

Accessibility

全てのユーザーがweb3の精神に基づいて、自身のデータ、ファイナンス、健康にアプローチができるような環境を提供すること。

Sovereignty

全てのユーザーがDIDやVCといった技術基盤に基づき、自身が主権を獲得し、安心してサービスを活用できることを目指す。

Security

ブロックチェーンといったソフトインフラの提供やエッジデータセンターといったハードインフラを提供を行うことで包括的で安全な環境を提供する。

WHAT

具体的にどのようなサービスをcanowグループとして提供していくのか?

canow chain (canow株式会社)

DIDによるデータ管理を中心としたオリジナルブロックチェーン「canow chain」を提供することで、DID/SSIDのグローバルスタンダードを実現しています。 IDやデータの分散処理を行いながら、各国のパーソナルデータに関する規制に対応したサービスを提供する事業者が、セキュアかつスケーラブルなインフラを容易に開発・構築できる環境を提供します。

BRIDGE (canow株式会社)

ブロックチェーンを活用したデータ管理ツール「BRIDGE」は、個人や企業が保有する情報の可視化、データアクセスに関する同意や意思表示のユーザビリティ、データ活用時の決済やインセンティブの設計を一括して管理するものです。 BRIDGEは、日本発の「情報銀行」という概念を実現し、インフラレイヤーからサービスレイヤーまでを提供することで、個人情報管理のリスク、コストの削減そして各事業体の持つデータを資産に変えていきます。

mine (MINE株式会社)

mineはブロックチェーン技術(BRIDGE)を活用したweb3時代の新たな健康、医療分野におけるPHRポータルです。個人情報を各事業体が直接扱うことなく、オンライン診療、電子処方箋、お薬の配送、健康指導等を行う事ができます。ユーザーは自身の何の情報がどこにあり、誰がアクセスをしたのかを把握する事ができ、場合によってはそのアクセスに対して対価を得る事ができます。地球上の誰もが安心安全に主体的に情報を管理し格差なく健康医療サービスへアクセスできる環境を提供することを目指します。

SHARE (canow株式会社)

SHAREは個人法人関係なく、それらの履歴、歴史、実績、能力を可視化し、より柔軟なファイナンスを提供することを目的としています。DeFiの多くのプロジェクトの失敗から学び、各国の規制に基づいた運用を行います。各個人/企業の様々な情報をCV(履歴書)のようにまとめ、全ての情報が複数者により承認をされている状態の高い信頼性を元に各人のポテンシャルと信用を再定義し、今まででは考えられなかった柔軟かつ迅速なファイナンシャルサービスを構築します。

YELLtum (株式会社YELLTRON)

YELLtumは様々な規模の法人、組織が発行母体となり、簡単にポイントシステム、顧客管理基盤の構築やNFTなどを活用したマーケティング施策を行うことができるツールです。低予算で包括的なマーケティング施策を行うことができ、現在約20の自治体やスポーツチームといった方々に採用をいただいております。また、セキュリティ面でもブロックチェーン技術を活用することでセキュアにそして安価にユーザビリティの高いアプリケーションの提供を行い、顧客の持つIPやブランドを昇華させさらなる企業価値創出のお手伝いを行います。

Midori DC (Midori DC 株式会社)

Midori DCはエッジデータセンター(以下EDC)の提供とその環境を活用したクラウドサーバーの提供をしていきます。提供する最小規模は 650 平方メートル未満で、オフィスのファイリング キャビネットとほぼ同じサイズの 1 つのポッドで構成され、小規模なソーラー ファームで電力を供給されています。canowが展開していく地域に必要なサーバーやコンピューティングパワーを自社で提供することによりデータのより安全な保全や複雑な情報処理を遠隔地でも可能にします。

一旦最新の状況や取り組みをまとめました。

今後は定期的に各サービスの深掘りと公開できる進捗を共有していきます。

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