自己研鑽しよう!って思うのをやめた

Ai Nomura
CAREER HACK
Published in
3 min readApr 26, 2017

ライティングをもっと上手くできるようになりたい。

仕事の生産性をもっと上げたい。

自分のスキル不足や知識不足は、日々感じるもので、

はっきりとした近道は分らないけれど、読むべき本や、

やったほうがいいことは、いくつか頭の中に思い浮かんでいる。

だけど、自己研鑽しよう!と意気込んだところで、

どうやら私はなかなか動き出せない人らしい。

このmediumもそう。書こうと意気込むほど、書き進められない。

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どうしたら動き出せるだろうと、ぼんやり思っていたところ

a.schoolという学習塾の取り組みに目が留まった。

算数は単位を覚えるのではなく、自分で単位を探すことからはじめる。

プログラミングはコードを書かず、チャートのフレームを使って紙に物語を描く。

「a.schoolでは、いろいろな体験を用意しているけれど、それだけでは子どもたちって夢中になれないと思うんです。その子自身が自分の心をノックしてはじめて、本当に好きなもの、面白いと思うものに対してアクションが起こせます。」

そうお話してくださったのは、a.schoolの研究開発スタッフの星さん。

興味や関心をドライブに学びを生み出せるように、

子どもたちのことを見守りながら、そのトリガーを一緒に探っている。

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何を勉強するのか、何の本を読むのか、どんな勉強方法がいいのか。

「勉強」すること自体を目的にしてしまうと、

始めることがしんどくなってしまったり、

始められたとしてもなかなか続けるのはむずかしい。

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おもしろい、楽しい。自分自身がそう感じられる気持ちを持てたら、

「勉強しよう」と意気込まなくても、自然と「勉強したくなってしまう」。

自分が夢中になっているときに自覚的になってみたり、

自分ひとりで気づけなかったら、他の人に話してみるのもいいのかもしれない。

「自己研鑽しよう」と意気込むことも、スキルアップの方法を探すのやめて、

素直に楽しい、おもしろい思う瞬間に素直になってみる。

気づいたら夢中になって取り組んでいたことを入り口にしたら、

自分ならではの学ぶルートが見つかるかもしれない。

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