食虫植物栽培メモ

一言で食虫植物と言っても、その種類と生息域は全く異なると言っていいほど多様にとんでいる。

それらの植物を栽培するにあたっては、本来の生息域の環境を再現できればベストなのは当然なのだろう。しかし、それは無理というもの。

ある程度は本来の環境に近くする必要があるとはいえ、現実的な栽培環境を工夫していかなくてはならない。

また、購入してきた株はそれまで栽培されてきた環境との違いに適用できるかという問題も発生する。しかしこればかりは植物の体制に頼らざるを得ないところになってしまう。

ここでは、多くの方々によってインターネットに公開していただいている情報を適度にまとめて書いてみたい。

Nepenthes / ウツボカズラ

Nepenthes alata (アラタ) / ヒョウタン ウツボカズラ

  • 用土が乾いたら水をたっぷり与える。
  • 腰水はしない。

Dionaea / ハエトリソウ

Dionaea muscipula

Dorosera / モウセンゴケ

Drosera adelae (アデラエ)

  • 用土は水苔。
  • 腰水。

Drosera capensis (カペンシス) / アフリカナガバノモウセンゴケ

Drosera capensis alba (カペンシス アルバ) / アフリカナガバノモウセンゴケ

Drosera binata (ビナタ)

Pinguicula / ムシトリスミレ

Pinguiculaは大きく分けて4つに分類でき、それぞれの栽培方法がある。

  • 熱帯高山性 (メキシカン)
  • 温帯高山性 (ヨ−ロピアン)
  • 温帯低地性 (アメリカン)
  • 温帯高山南米 (アンデアン)

熱帯高山性 (メキシカン)

eseriana等

  • 雨期と乾期があるので、夏に生育して冬は休眠する。
  • 夏は水を多めに与えるが腰水はしない。
  • 冬は水を少なくするが軽く霧吹きをする。

温帯低地性

primuliflora等

  • 一年通して生育する。
  • 浅い腰水。
  • 日によく当てるが、夏場は遮光する。

Utriclaria / ミミカキグサ

Utriclaria sandersonii / ウサギゴケ

  • 腰水する。

Utriclaria warburgii / クリオネ

  • 腰水する。

Utriclaria longifolia

  • 腰水する。

Cephalotus (セファロタス) / フクロユキノシタ

オーストラリアに自生。12月(夏)は高温少雨、6月(冬)は低温多雨。

  • 10℃〜25℃(10℃〜15℃が良い?)、湿度40%〜70%(65%が良い?)。
  • 用土は水苔。
  • 湿度を高めにする。

Heliamphora (ヘリアンフォラ)

ギアナ高地に生息する植物。一年中涼しくて、多湿な環境。

  • 10℃〜25℃。
  • 低温多湿にする。乾燥は致命的。
  • カビに注意する。葉に水が付いていると、そこからカビる事がある。
  • 秋から冬は日光にあてる。
  • 用土はミズゴケ、ピート、鹿沼土等。