Centrality マンスリーアップデート — 2018年11月

Aaron McDonald
CENNZnet
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7 min readDec 10, 2018

CEOのAaron McDonaldがこの1ヶ月でキーポイントとなる開発について共有します。Centralityエコシステムの最新情報についてはCentrality のTwitterTelegramアナウンスメントチャンネルを随時チェックしてください。また、Centralityの公式TelegramInstagramReddit そしてFacebookもお見逃しなく。

今月、Centrality は世界中を飛び回っていました。

注目すべきキーポイントは、世界規模のブロックチェーンイベントであるSingapore Fintech Festivalでした。特にCentralityにとって最も大きな市場であるアジア太平洋地域を含む世界中のフィンテックコミュニティと繋がることができ、素晴らしかったです。また、フィンテックとブロックチェーン業界の境界線は曖昧になってきており、この先、沢山の機会や相乗効果を生むことができるでしょう。フェスティバルの他には、シンガポール及びニュージーランドのビジネスコミュニティにおけるキーパーソンと共に、ニュージーランドの首相であるJacinda Ardernとのビジネスブレックファーストに招待され、とてもラッキーでした。

シンガポールを後にしてから、ベトナムで毎年開催されるスタートアップ企業の集まりであるTechFestに出席しました。スタートアップ企業やデベロッパー、そしてブロックチェーンにとっての新興国市場として、ベトナムは非常に積極的であり、イノベーションカーブの一歩先を歩んでいます。ブロックチェーンが将来、デジタルエコノミーにどのような影響を与えるか話してほしいと招待を受け、ポリシーやブロックチェーン、フィンテックが持っている可能性について語るパネルディスカッションに参加しました。

一方、Enterprise Solutionsの本部長であるSam Zouはラスベガスで開催されたAWSのre:Inventにチームを連れて行きました。AWSにおけるセキュリティ及びコンプライアンス関連のチャレンジでは第2位を受賞したり、チームメンバーはこの経験から沢山の事を学びました。

SNSのチャンネルから気付いた人もいるかもしれませんが、デザインが新しくなりました!Centralityには多くの会社とは異なる強みと使命があり、私たちのブランドをみなさんに伝えるという方法でよりこれらを強調したかったからです。2年間半にわたり私たちが創り上げてきたすべての強みをもって、40社におよぶベンチャー企業と共に協力してきた私たちのストーリーを更新することが重要でした。新しいデザインのウェブサイトを公開しました。詳細はこちら

SingleSource

メイントークンセール が進み、 SingleSource は新しい重要なマイルストーンを発表しました:サイバー・セキュリティを強化するためにDelta Insuranceとパートナーシップを提携し、文書認証サービスの ゲートウェイサービスプロバイダーとしてオーストラリア政府による認可を受けました。タスマン地域の両側にいる3000万人の人々に対してSingleSourceの安全なブロックチェーン技術によって承認された身分証明書を提供することができます。

SingaporeのFinTech Festivalにおいて、 SingleSourceは 彼らのデジタルアイデンティティ及びKYC/AMLの解決策を用いて、スムーズな顧客のオンボーディング体験や、不正行為を防ぐなど、どのようにビジネスを展開していけるかを披露しました。KelvinはSingleSourceの自動オンボーディングワークフロー についてBlockchainオープン・ステージに登壇してデモンストレーションを行ってほしいとの依頼を受けました。そして、首相や政府の役人と面談しました。

Sylo

Sylo の全てのチームは全速力で前進しています。その中でも、製品チームは堅牢で革新的なDAppが一刻も早くユーザーの手に渡るように長い時間を費やしています。一方で、Syloは分散化やブロックチェーン技術の利点を次の波となるユーザーに教育するため、ロンドンやソウルを含む海外のイベントツアーで忙しい時間を過ごしています。

Iomob

iomobは、129社の応募及び13社の選抜プロジェクトから選出され、とても競争の激しいFord City of Tomorrow Challenge™にて優勝しました。数ヶ月のうちに、ピッツバーグ市内で都市型モビリティソリューションのパイロット版を実装する機会が与えられます。 iomobは、プラットフォームの実装に関心を持っている世界中の他の10都市とも話し合いを進めています。 ピッツバーグで展開されるパイロット版は、約6ヶ月間使用される計画であり、一般公開されダウンロードができるようになる前に、指定された早期採用者のグループ上でプラットフォームをテストする予定です。この勝利に続き、12月1日にBlockShow Asiaの一部門として、LongHash Blockchain Open Dayにおいてiomobプラットフォームの技術に関するプレビューを大成功させました。

Neighborhood

チームは、不動産物件の電子申請のためのユーザー・ジャーニー(実際に申請を行うまでの一連のプロセス)を構築し、これをエンドツーエンドの電子不動産譲渡手続きのユーザーフローに統合しました。この申請プロセスは、LINZの所有権データに対する自然人の所有権および法人登記に対する会社の所有権を検証する重要な機能です。

Neighborhood は不動産譲渡バリューチェーンやREINZ、ADLSを含む不動産共同企業体と協動しています。Neighborhoodのソリューションで解決できる問題について議論を始めるために、銀行業及び不動産譲渡における法務面でのパートナーとのIndustry Working Forumsが開催されました。不動産で働くすべての人のための初の業界全体のフォーラムが近々開始される予定です。

Lightning Labによって運営されているCentrality Accelerator

ブートキャンプは大成功で、参加した7チームが交流を深める素晴らしいきっかけになりました。Lightning Labは、リーンスタートアップを開発するプロセスを体験する機会をチームに提供し、週末になるとチームは仮説を立てたりと大盛り上がりでした — もちろん無難ではなく破壊力のあるソリューションです。Centralityの会長である Roger Smithと私はMentor Eveningに行き、会社を設立した初期について語り、そこから現在に至るまで頑張ってきたことを再認識しました。現在プログラムは中間地点に向かっていて、クリスマス休暇後よりスピードを上げていきます。

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Aaron McDonald
CENNZnet

Co-founder and CEO of blockchain venture studio Centrality