新企画!”スナックの一晩限定ママ”体験プログラム始めました@スナックトレモロ

Haruna Tanaka
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8 min readJul 20, 2018

タイトルに驚かれた方も多いと思いますが、タイトル通り弊社のメンバーがスナックトレモロさんで定期的に一晩ママをさせていただくことが決まりました。ITとスナック。一見関係がなさそうにも見えますが、弊社はスナックのママを体験することで仕事に活かすことができる事がたくさんあると考えています!まずはCEO高橋がスナックのママを体験してきました。

*(CEO注)正式には、弊社チームメンバー公式成長プログラム第一弾として「スナック・ママ一晩体験プログラム」を開始しました。弊社は、人材育成に真剣に取り組んでいます。

画面左からGodさん、Gonさん、Paulさん

まずはスナックトレモロさんのご紹介から。

Tremoloさんは淡島通り(東京都世田谷区)にある飲食店であり、雑踏から少し離れたところにある隠れ家的でナイスなスナックです。GODさん、GONさん、PAULさんの3人の共同経営でやられていて、このお三方がとても個性的で魅力的なんです!

GODさん (本名:山田恭平さん)

1979年生まれ。秋田県出身。 “原宿の神”という愛称から生まれた「God(ゴッド)」。 当時、アパレルブランド「SPINNS(スピンズ)」の名物キャラクターとして注目を浴びる。 プレス・ディレクターとして活動し2016年に独立。 独立後は アパレルブランド・通販サイト・アーティストグッズのプロデュース。タレント・アーティストのスタイリングや衣装製作も手がける。 その他にもキャラクター・アニメコンテンツのクリエイティブなど独自の”観点・直感”を武器に多方面にて活躍中!カラオケスナックtremoloオーナー(共同経営)。

GONさん (本名:権野高浩さん)

1978 年生まれ。 大手デニムメーカーで企画& 生産のノウハウを学び、 その後、1 年間フリーでさまざまなレディースブランドの企画生産に携わる。 2 0 0 8–2 0 0 9 A / W にファッションブランド【X A M P A G N E / シャンパン】を立ち上げ、年二回の国内展および海外展( N Y / P A R I S ) を開催。 K — P O P アーティスト「2 P M 」や「E X I L E 」などのアーティストの衣装製作も手がける。 その後独立し、2 0 1 3 年3 月 X A M P A G N E , I n c . を設立。 2014 年1月“ 日本伝統の足袋の構造とシャツを融合させたフットウェアブランド”【E R I M A K I S O X】を立ち上げる。 世界的ファッションブロガーSusie Lau 氏に紹介されるなど日本のタレントやアイドルにも波及。 テレビやラジオのメディアにも取り上げられ、靴下にとどまらない新しい価値を提案している。カラオケスナックtremoloオーナー(共同経営)。

PAULさん (本名:柏野繁大さん)

1980年生まれ。株式会社OA_CO代表取締役社長 京都出身。37歳。 独立前は大手アパレル企業にて14年間勤務。 現場の販売スタッフから入社し、店長、エリアマネージャー、バイヤー、マーケティング部長、新規事業部長を経て、経営幹部として勤務。 在職中の開発実績として、様々なコラボレーション企画による新ヒット商品を多数開発。また、新規事業開発として飲食事業への参入など。 独立後は起業し、ファッションコラボの商品企画を主に事業展開中。 カラオケスナックtremoloオーナー(共同経営)。

目的

なぜスナックなのか?気になる方も多いと思います。楽しい企画ですが、ふざけているわけではありません。ちゃんとした目的があるんです。

目的1:ブランディング術を学ぶ

企業として活動する上でやはり重要なのはブランディング。弊社ではメンバーそれぞれの個性を活かしながらも、一つの企業として強いブランドを作り上げるということを理想としています。トレモロの三方はそれぞれアパレルの仕事もされていて、自分のセルフブランドも確立されていて、その上で Tremoloというブランドも立てられています。各々が自らのブランドを持ちながらも一つの強いブランドを立ち上げていくということは、とても重要なことでありながら実際に実現するのは難しい部分もあります。それを成し遂げているトレモロさんはやはり素晴らしい!という話になり、弊社もトレモロさんから学ばせていただこうとこの企画がスタートしました。

目的2:お金の出入りを学ぶ

普段業務をしているとタスクをこなすことに一生懸命になったり、プロジェクトを進めることに集中したりし、“お金を稼ぐ”という意識があまり高くない場合があります。特にIT企業では営業担当者以外はお金の流れが見えにくいことがしばしばあります。しかし企業も売り上げをつくらなければ存続できないわけで、実際に自分でお金を稼ぐ大変さやそのプロセスを学ぶことは非常に重要です。スナックのような直接の接客をしながら、お金の流れの見えやすい場所でお金の出入りを体験させていただこうというのも今回の企画の目的です。弊社代表は次のように云っています。

“スナック・トレモロ様のご協力でこの「一晩ママ体験プログラム」を開始することができました。まずは感謝の意をお伝えしたいと思います。これにより、弊社のチームメンバーが、サービス業の基本を実体験しながら、同時に、キャッシュインとキャッシュアウトという経営の基本を学ぶことができ、社内起業家とも言える「プロダクト・マネジャー」のできるエンジニアやデータサイエンティスト、デザイナーを育成して行き、社会に貢献してまいります。” — 高橋雄介

目的3:接客を通してユーザーの声を聴く

スナックは直にお客様と接する場所でもあります。直接お客様と会話できる時間はとても価値の高い時間です。例えばコールセンターなどは苦情が集まる場であるといったネガティブなイメージを持たれがちですが、実はその苦情にも多くの価値があります。そこにはお客様の生の声、本当のニーズが隠されているからです。実際にお客さんと対面で話すことで、本当のニーズは見えてきます。リーンスタートアップのオリジンとも言えるSteve Blank氏も“Get out of the building”という名言を残していますが、パソコンに向かうのではなく外に出てお客さんの生の意見を聴くことは顧客開発において欠かせないステップとなります。この、ユーザーと直接話しユーザーの課題を聞き出すということを、スナックのママとして経験させていただきます。

“Get out of the building” — Steve Blank

実践

まず初めにママを務めたのは弊社CEOの高橋。Tremoloのママであるためにはお酒が作れなければ、何も始まりません。まずはバーカウンターに入ってお客様にドリンクを作ることに!

PAULさんから美味しいドリンクの作り方を勉強中。ちょっと緊張気味の高橋

ついにお客様からの注文が…!注文は真剣にとります

そして鍛えはじめている腕の筋肉をフルに使ってシェイク。日頃の鍛錬の成果がここで発揮されました!

差し出す時は、背中と肩の筋肉を使って、にっこり笑顔で。ドリンクがより美味しく感じる程の笑顔で、顧客満足度を全力で高めています。

もう一杯。今度は真面目な表情で。

最後はがっつり握手!ポールさん、高橋の握力に引き気味…?

いえ、最後はやっぱり笑顔で!

トレモロの皆さん今晩はお世話になりました!

スナックTremolo(トレモロ)

■住所:〒155–0032 東京都世田谷区代沢1–27–1 B1F

*なお、スナックトレモロには正確にはママはいません。共同経営者兼ママの3人も男性であり、、笑(続きは、スナックトレモロにて)。

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