AppSocially Inc.、提供するChatCenter iO上のチャット内での「簡単支払依頼機能」を発表。Stripe、Paypal、Venmoの決済APIに加え、金融機関のAPIへの対応も順次対応予定
2017年8月23日 アメリカ合衆国サンフランシスコ
AppSocially Inc.（CEO 高橋雄介、米国カリフォルニア州）は、1年半以上にわたりステルスモードで提供してきましたChatCenter iO（チャットセンター・アイオー）を一般公開致しました。また、新たにチャット内での「簡単支払依頼機能」を日経FinTech Conference 2017 #2への登壇に併せて発表致しました。支払依頼機能の提供は、一部のお客様から順次公開をしてまいります。
ChatCenter iOは、デザインとデータのアプローチにより企業様とそのお客様のコミュニケーションの効率化および自動化を支援する製品です。約1年半前より非公開で提供を開始し、国内外において大手企業様を中心にご利用いただいております。また、お客様である企業様に、着実に導入し、効果的に活用、運用をしていただくために、主にLean UX、データ活用、AI投資効率戦略策定の視点から導入支援のコンサルティング、ユーザーリサーチのお手伝いもさせていただいております。
ChatCenter iOについて
ChatCenter iOは3つの機能により構成されています。まず、人による対応が不要な単純な対話を自動化する「オートメーション」機能。次に、人による対応が必要な対話を回答候補の定型文の提示により効率化する「サジェスチョン」機能。さらに、統計的な定型文のサジェスチョンが難しい一方で繰り返し発生するような対話のパターンを効率化する「2タップ・メッセージ」機能（例：「スケジュール調整する」「リアルタイムのロケーションを相互共有する」等）の3つの機能です。これらの機能により、人による対応を基本としつつも、人と機械の効率的な協働環境を実現しています。
これらの3つの機能は、弊社および他社様の提供するAPIを用いて相互接続することで提供しています。具体的には、会話内、会話外アプリ内、アプリ外のアクティビティ・トラッキングの結果を用いて、リアルタイムで「オートメーション」および「サジェスチョン」を発動しています。また、地図情報、支払機能等を提供する事業会社様のAPIを用いて様々な「2タップ・メッセージ」機能を実現しており、ChatCenter iOは、企業様とそのお客様の対話を、オープンなAPIを優れたUXに翻訳して集約し、効率化、自動化する「コミュニケーション・プラットフォーム」ということができます。
導入方法は簡単で、企業様は、弊社の提供するSDKをウェブサイト、iOSおよびAndroidアプリ等の自社メディアに組み込んでいたくことで、お客様によるお問い合わせ機能を簡単に組み込んでいただくことができ、上記の3つの機能を用いた企業様とお客様との対話の自動化、効率化を開始していただくことができます。
お問合せの形態としては、単一のビジネス（B to C）およびマーケットプレイス（B to B to C）の双方に対応しています。
「簡単支払依頼機能」について
ChatCenter iOは、チャット内で支払いの機能を公開致しました。これは、決済機能を提供するStripe、Paypal、VenmoのAPIを用いて、お客様とのチャット内において簡単に「クレジットカードで支払う」「Paypalで支払う」「Venmoで支払う」といった支払いオプションを依頼できる機能です。主に国内ににおける銀行様が提供する口座からの支払い機能を有するAPIを用いた「○○○銀行で支払う」機能への対応も提供予定です。
支払依頼機能の提供は、一部のお客様から順次公開をしております。
資金調達について
併せまして、AppSocially Inc.では、ニッセイキャピタル様、みずほキャピタル様を割当先とした増資を実施したこともお知らせいたします。また、これに伴いまして、東京オフィスを東京都渋谷区に設置いたしました。これにより、これらの2社の株主を含む金融機関様との業務提携等を強化するとともに、日本での営業体制の強化を図ってまいります。
掲載情報
- Ken Nishimura (@knsmr): “日経FinTechがイベント開催、給与前払いサービスやアルゴリズムトレードなどが登壇,” テッククランチ・ジャパン, IRL: <http://jp.techcrunch.com/2017/06/29/nikkei-fintech-conference-2017/>, 2017年6月29日.
AppSocially Inc.について
AppSocially Inc.は、2013年2月にCEOである高橋雄介博士（政策・メディア）が米国カリフォルニア州マウンテンビューにて創業しました。マウンテンビューでの500 Startupsのアクセラレータープログム参加後、後2014年に拠点をサンフランシスコに移転し、現在に至ります。また同じく2014年より子会社であるAppSocially株式会社を設立し、日本進出の準備も進めてまいりました。AppSocially Inc.にはFacebookの初期メンバーでありInternet.org（旧Facebook Zero）の創業者であるSacha Tueni氏もメンバーとして参画しております。
AppSocially Inc.では、当初より提供して参りました製品である「AppSocially」（リファラルによるユーザ獲得機能）に加えて、2015年よりステルスモードにて「ChatCenter iO」の提供を開始しました。これまでに国内外の大手ナショナル企業であるクライアント様向けに、顧客満足度を最大化しながらコスト効率を最大化するためにUXの視点からChatCenter iOの導入および運用を支援をさせていただくとともに、製品としてのChatCenter iOをご提供させて頂いてまいりました。
創業者でありCEOである高橋は、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科にて、知識ベース、マルチデータベース分野にてPhDを取得後、大学教員、日本での起業を経て、現在に至ります。GrowthHacker.jpを主催し、リクルートホールディングス主催のグロースハッカーマンスをプロデュースしたり、シリコンバレーにおけるグロース、データ、UX、心理学等のトレンドを現地の一次情報源の専門家として日経ビッグデータ、TechCrunch Japan等のメディアに寄稿したり、『Hooked ハマるしかけ』（翔泳社）を監訳し、『Lean UX』（オライリージャパン）の日本語化のレビューを担当する等、積極的にシリコンバレーの専門知識の日本への紹介にも努めて参りました。
AppSocially Inc.
1535 Mission St, Upload VR, San Francisco, CA 94103 USA
Founder and CEO, Yusuke Takahashi
AppSocially株式会社
〒151–0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目9–1
代表取締役 高橋雄介
お問い合わせ先
本件へのお問い合わせは、AppSocially Chief Publication Officer（兼任）の高橋雄介まで、以下のChatCenterかEmail<hello@chatcenter.io>にてお問い合わせください。
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