Mirakurun 3.5.0 リリース

全環境向けの重要なアップデートです

あけましておめでとうございます。
2021年1月11日、Mirakurun 3.5.0 をリリースしました。

⭐ 主なアップデート

  • ✅ 録画開始時に CPU 使用率が高くなる現象の修正
  • ✅ 特定の環境で頭欠けや録画が失敗することがある問題の修正
  • ✅ Decoder コマンドのオートヒール、失敗時パススルーの実装

✅ 録画開始時の Service ID, Event ID を待機している間、CPU 使用率が高くなる現象がありました。原因となっていた無駄な処理を削減し、現象が改善されました。以下の図の通りです。

この負荷は Raspberry Pi 等では致命的でしたが改善されました。

高負荷が改善 — 4ch 同時録画開始時の負荷比較 (3分間)

✅ 特定の環境で10分程度の頭欠けや、録画が失敗することがありました。一部のチューナー等は復調開始時に TS エラーパケットを大量に吐いてしまうことがあり、Mirakurun で PAT パケット調整処理が不正になってしまうことが原因でした。TS エラーパケットを破棄することで修正されました。

✅ Decoder コマンドがオートヒールされるようになりました。連続して異常終了された時にはパススルーされるようになりました。これにより Decoder コマンドのバグや CAS カードの接触不良が発生しても録画が継続されるようになりました。

⭐ アップデート方法

こちらを参照してください

今年もよろしくお願いいたします。

※Mirakurun は絶対にインターネット上に公開しないでください。ポート開放しないでください。無暗にリバースプロキシの下に置かないでください。さもなければ刑事罰に問われる可能性があります。

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