できないことはさっさとあきらめて、できる人に任せるのが正義

Shunsuke Mori
chunkeke-nikki
Published in
3 min readFeb 7, 2017
http://www.radicallychristian.com/when-is-it-time-to-give-up

スタートアップで毎日仕事をしていると、少数精鋭のため、役割の領域が自分の現在の力量では到底できないことに直面する場合がある。とても簡単な例で言うと、私の場合、文章の構成力が苦手だ。だからこうしてブログを毎日執筆しているのだが。私の担当しているのは、マーケティングの部分も担っているため、何かのプロモーションを行う場合は、ユーザーにとって引きのある魅力的な文章力が求められる。自分があまり得意でないことや場面に直面した時、選択肢としては二つある。

  1. 自分で時間をかけてできないなりに頑張るか
  2. さっさと諦めて、できる他の人に任せるか

1は間違いなく、自分の成長のために、できないことでも必死に考え抜いて一つの提案をする。2は、事業の成長のためへの最短ルートである。ここで、一番に考えなければならないのは、最終的なゴールはどこにあるかということである。上にあげたプロモーションの場合、最終的なゴールは、プロモーションによってより多くのユーザーを獲得することである。そう考えた時にとるべき選択肢は自ずと2を取る以外はないと考えることができる。特にスタートアップの場合は最短距離で効率的な解を常に選択していかなければならない。自分のプライドや成長のために1を選んでいては、自分にとっては経験値としてプラスに働くかもしれないが、それによって事業の成長に貢献しなければ、長期的な目線で見た時にさらなる自分自身の成長のための機会損失になってしまうかもしれない。

仕事をしていると、この取捨選択を常に強いられる。この業務や作業は自分がやるべきか、それとも他の人に任せるべきか。しかし、軸として常になくてはならないのは、どちらの選択をする方が事業の成長ないし成功に効率的に貢献するかである。そのためには、できるだけ人材を適材適所に配置し、円滑にマネジメントする必要がある。

一方で自分という存在を100%活かすためには何をすべきかを考えたほうが事業のためであることは明らかである。あきらめとは、現在進行形で起こっている行為を自分の意思でやめるということを意味する。これは一種の意思決定であり、判断である。自分の特徴が一番生かされる場所に最大限のリソースを割けるように毎日の工夫が必要だ。

そのためには、自分では時間を要してしまう、もしくは得意ではないことに関しては潔くあきらめることが事業の成長につながる。

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Shunsuke Mori
chunkeke-nikki

Joyz Inc. Product Sales Manager/ Sophia Univ./givery Inc. Web Marketing and Sales/Rarejob CS&English counselor/EDUCA co-founder