もりしゅんの方向性

Shunsuke Mori
chunkeke-nikki
Published in
7 min readJul 24, 2016

最近、様々な業務や学校でのテスト勉強(現在進行中)やゼミでの作業に追われていて、自分を俯瞰して考えることができていなかったので、冷静に分析したい。

なぜこの作業が必要なのか。僕は、個人として成熟するためには、以下の2つの側面での学びの蓄積が必要であると考えている。

  1. 自分の思想を洗練させる
  2. 自分の業務スキルを洗練させる

1つ目の思想に関しては、個人の核となる部分の形成を指す。自分が今後どのような方向性で生きていくのか、は個人の思想に基づいて行動の決断がなされる。

2つ目の業務スキルは、1つ目の思想の元にある行動の精度を磨くことなので、1つ目の思想がとても大事である。

僕は、これからジョイズ株式会社の社員として業務スキルを洗練させていくわけであるが、なぜその方向性にしたのかを改めて冷静に分析したいと思う。方向性を可視化するために、「自分が人生で成し遂げたい野望」と「進路を決定した過程」の2点を明らかにする必要がある。

自分が人生で成し遂げたい野望

以前、「死ぬ前にこれだけはやっておきたいこと」というエントリーで同じようなことを記載した。2年前のブログなので、まだまだ抽象的なところもあるが、基本路線に関してはぶれていないと感じた。

野望は”生きた意義”とニアリーイコールな関係なのかなと思う。死ぬ直前に、自分はこれを成し遂げるために生きてきたんだ、と思えれば自分の生について意義を感じることができる。すなわちそれは、野望を成し遂げたということだと言えるのではないだろうか。

では、自分の生きた意義って何か。

2年前は「人の人生に深い影響を与える」。今は、もう少し具体的になった。

「少し未来を先取った新しいツールやサービスないし思想を用いて、消費者レベルの人々に提供し、彼らの生活に普及させ、良い変化をもたらすこと」

今までの活動や自分の嗜好を振り返ってみると、「全く新しい、面白い」何かを用いて、人々に提供し、人生が変わるようなきっかけを提供することが自分がやりたいことだなと感じている。

まだまだ抽象的で「何を」「誰に」を突き詰めることができるのでそれは、これから探していきたい。

進路を決定した過程

僕は2015年の10月には3つの選択肢で迷っていた。

  1. 起業をして、EDUCAをやっていく
  2. 誰もが知っているような大企業に就職する
  3. ベンチャーに就職する

結果的に、3つ目を私は選択した。理由は、「自分が成長できる環境」と「野望を達成するための近道」という点からである。

1つ目の軸「自分が成長できる環境」

では、なぜ1つ目でも2つ目でもなく、3つ目のベンチャー企業に行くことに決めたのか。

1つ目の起業ではなかったのか。それは、今の自分では能力的に未熟さを痛感したからだ。やりたい気持ちはあるものの、それをどのように大きくスケールさせていくのか、飯を食っていくために何をすればいいのか、今でもよくわかっていない。(22歳になったからこそ27歳の話をしようより)自分は、欲張りな人間でやるからには、「とにかくデカく」か「とにかく面白い」事業がやりたい。EDUCAには、そのポテンシャルが十分にあるが、自分の今の力量だと時間がかかってしまう。そして、カンボジアでの活動が自分の一生をかけて頑張るほどの領域じゃないと確信していない今、力量を素早く身につけられる企業へ行った方が良いと感じた。

2つ目の大企業について。確かに、大企業に就職すればたくさんの優秀な先輩方に囲まれて、恵まれた環境下で成長することができる。自分の人生を振り返れば、常に2つ目を選んできたと思う。僕は、素晴らしい家族に恵まれ、海外にも在住する経験も幸い得られ、素晴らしい学校、素晴らしい先生から教育を受けてきた。本当に恵まれている。大企業に入れば、その路線で新卒後も恵まれた環境に居られることだろう。でもその分手厚いバックアップや後ろ盾に甘えてしまいがちになるのではないかと危惧した。自分の性格上、何事もある程度うまくごまかしてやってしまうところがある。それでは、自身の成長につながらない。そんな甘えは現代社会では通用しない。

3つ目のベンチャー企業を選んだのは、時代の変遷スピードがますます上がり、技術レベルでは指数関数的に上昇している時代の中で、森俊介単体として生き抜く力が欲しいからだ。お金も少ない、人も少ない、なかで真っ向から誠実にぶち当たっていきたいと思っている。次の日に何が起こるかもしれないベンチャーの世界では、生きるか死ぬかの勝負の世界。毎日緊張感を持ちながら、精神を削りながら、がむしゃらに仕事をする。それが自分の人生にとって必ず良い方向に行くと確信している。自分の力で、できるだけ早く大きな何かを動かせるようになる一番の近道はベンチャー企業で思いっきりぶつかっていくことだと考えたからだ。

22歳。今挑戦しないで、いつ挑戦するんだ。攻めて、攻めて、攻めまくりたい。全力で当たって砕けろ精神だ。雑草もたくさんの人に踏まれて、それでもなお、たくましく毎日必死に生きている。もっともっと当たって、深く根を張っていきたい。

ただし、ミヒャエル・エンデ著の『モモ』でも表現されているように、自分の人生に対して、焦る必要はない。執拗に生き急ぐ必要はない。たくさんの友達に囲まれて、ゆくゆくは自分の家族に囲まれながら、幸せをかみしめて生きたい。でも、毎日自分は何のために朝起きているのかを考えなければ人生の無駄になってしまうと自分は考える。

20代は、たくさんのものにぶつかって、たくさん打ち砕かれなければならない。その勇気を持ち続け、挑戦し続ける期間が自分の20代の過ごし方だと思っている。

2つ目の軸「野望を達成するための近道」

ジョイズ株式会社には、大学在学中にEDUCAでとことん追求してきた「言語学習の追求」とAI (人工知能)という一歩先の未来のサービスのあり方を提示している会社に身を置くことができる。自分が身を置く会社のサービスで自分の野望である、「誰かの人生を豊かにすることができたか。」「人生を変えることができたのか。」を引き続き追求できる。ジョイズを選んだ理由は、この部分がかなり大きい。先述したが、大学に入学してから、上記は今までずっと成し遂げたいことである。この思いは具体レベルでは変化するだろうが、抽象レベルでは不変だ。カンボジアでの活動では、100人規模で少なからず影響をあたえられたと実感できた。それでも、もっと影響を広く、そして深く与えたいという気持ちを持ち続けている。ジョイズが開発するTerraTalkで実現したい。

以上が、森俊介の現在の方向性である。今後も何かの経験や出会いによって、思想は変わっていくだろう。その都度自分を見つめ直して、自分の方向性を整理していきたい。

自分の人生は自分で責任を常に取っていけるような生き方をしたい。

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Shunsuke Mori
chunkeke-nikki

Joyz Inc. Product Sales Manager/ Sophia Univ./givery Inc. Web Marketing and Sales/Rarejob CS&English counselor/EDUCA co-founder