個人が価値ある成長を遂げるために

Shunsuke Mori
chunkeke-nikki
Published in
3 min readApr 27, 2016

個人として成長することは、2つに分かれる。1つは、新しい刺激があって、自分の引き出しが増えること。もう一点は、1つのことを突き詰めることで、引き出しの中に収納場所をいくつも作っていくことである。

https://experimentsinexperience.wordpress.com/2011/08/16/day-5-two-doors-down/img_0986_2/

どちらも必要であるが、社会から必要とされるには、1つの引き出しの中にたくさんの収納を持つことである。収納場所がたくさんあればあるほど高度でかつ他の人でもできないことができるようになる。人としての価値は上がる。

一方でたくさんの引き出しがあるのはどうだろうか。さまざまな領域のことは知っている。しかし、いざ一分野を突き詰めようと思うと、深さがないため、難しい。それでも時に全く違う分野同士の化学反応がうまれ、普通では想像もつかないような、アイデアが生まれたりする。そしてなにより、初対面の人や周囲の人たちから物知りだと、自慢できる。

どちらもとても大事なファクターだ。しかし、安定的な価値を生み出すには、やはり「深さ」すなわち引き出しの中の収納の数が重要になってくる。今の自分には生憎その深さは全くと言っていいほどない。

では、どのようにして深さを見出すか。それは、同じ引き出しの中で、必死に収納場所を作り続ける努力をし続けるしかない。時に誰かがあなたの引き出しを見て、この収納の仕方は全然だめだと壊していく。壊された様子を見てどこがだめだったのか、自分なりに分析・反省をしてまた作り始める。誰かがその収納の仕方いいね、と言われるまで繰り返す。こうして、少しずつ引き出しの中身が充実してくるのである。これが深さである。途中で諦めたらその瞬間今までの試行錯誤は無駄になる。このプロセスを見てわかる通り時間も労力もかかる。だからこそ、乗り越えて深さを手に入れた瞬間、それはかけがえのない財産であり、価値である。

今の自分はまだまだ突き詰めきれていない。そんなの当たり前だ。やってきてないのだから。趣味のようにのめり込んで、失敗と修正を繰り返さなければならない。

絶対に途中でめげてはいけない。誰がなんといおうと、完全否定にされようと、これは絶好の成長チャンスと捉えて、次への準備をするしかない。

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Shunsuke Mori
chunkeke-nikki

Joyz Inc. Product Sales Manager/ Sophia Univ./givery Inc. Web Marketing and Sales/Rarejob CS&English counselor/EDUCA co-founder