匂いから蘇る鮮明な記憶

Shunsuke Mori
chunkeke-nikki
Published in
2 min readDec 11, 2015

今日は風が強くて生ぬるい天気。

匂いは少しジメジメした春っぽい感じ。でも春とは少し違う。個人的にはこういう日はとても好き。なぜだかわからないが、心地よい。
匂いは、自分の過去を目の前に映し出してくれる。みなさんは匂いで記憶を呼び戻すだろうか。

だいたい今日みたいな生ぬるい天気は春に多い。今日と何が違うかといえば、春には新緑の葉っぱが風になびいて、木々の匂い、新しい匂いがすることだ。こんな時にはいつも同じような記憶を思い出す。匂いがもたらす記憶は、音楽を聴いて思い出す記憶よりも、ただ頭の中で思い出す記憶よりも、鮮明でリアリティがあって、今にも体が動き出しそうだ。

サッカーの試合のワンプレー、その時何を思っていたのか、新学期の朝の登校、日々の練習。こんなことを今日みたいな日には決まって思い出す。とても面白い。

冬のカラッとした晴れの日の匂い。真夜中の秋で静けさに包まれた道路の匂い。真夏で息苦しい日のグラウンドの匂い。

それぞれの違った匂いの日においては、それぞれ違った情景を思い出す。でもそれぞれの記憶はいつも決まって同じだ。

そして、匂いは国によって全く違う。日本、ベルギー、エジプト、カンボジア。同じような天気や気温でも匂いは違う。だから、日本で感じる匂いは、日本にいるときの過去の思い出しか湧き出てこない。

匂いはとてもおもしろい。そう思うとたくさんの匂いにたくさんの記憶を刻みたくなる。

毎日楽しく外で自然を感じよう。

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Shunsuke Mori
chunkeke-nikki

Joyz Inc. Product Sales Manager/ Sophia Univ./givery Inc. Web Marketing and Sales/Rarejob CS&English counselor/EDUCA co-founder