自分が追い求める幸せに近づくことが、すなわち人生が前進するということ

Shunsuke Mori
chunkeke-nikki
Published in
6 min readJun 16, 2019

私にとって、仕事での経験、業界知識の獲得、スキル習得、現代の知識獲得、歴史の知識獲得、行動こそが人生を前に進める。

現代社会は、あまりにもキャッチアップしなくてはならないことが多くあります。目まぐるしく変化する社会の中で、どう自分自身の人生を前に進めばいいのか、しばしば考えます。

少し話は変わりますが、私はニュース記事を漁ったり、Youtubeで教養に関する動画を視聴したり、本を読んだりするのが日課となっています。これらの時間を終えた後に、感覚としてふと自分の人生が前に進んでいるの気がするのです。その感情はなぜ起こるのか、不思議に思いました。特に何かを成し遂げてもいないのに、何か結果を残したわけではないのに。

そこで今回は、そもそも人生が前に進んだと言える状況はどのような状況なのか。その上で、前に進めるために必要なことはどんなことなのだろう、ということを明らかにしていきたいと思います。

人生が前に進んだと実感する瞬間とは?

自分の人生を前進させる、これはどういう意味でしょうか。「人生の前進」にはマクロ的な意味とミクロ的な意味があるのかなと思います。マクロ的なところで言えば、一番わかりやすいのは、ライフステージですよね。生まれてから、幼稚園、小中高大、社会人、結婚、子育て、定年、死などそれぞれのフェーズを越えていけば、人生は前進したと言えるかもしれません。しかし、こちらはかなり長期的な考え方で、1日ベースでは、ライフステージに関して、自分の人生は前進していると実感することは少ないはずです。

では、ミクロ的、もうちょっとライフステージごとで焦点を当てた時に、人生の前進とは何を示すでしょうか。これも、中長期的なものがあります。例えば、社会人というライフステージの中で、昇進や転職、起業、キャリアアップなども人生が前進した、ということです。しかし、こちらも半年~数年周期の単位です。ですので、中長期的な感覚なのではないかと思います。一方で、短期的なところと言えば、1日、1週間、1ヶ月単位とかで実感するものと考えるとすると、どういう時に人生が前進すると実感するでしょうか。冒頭で記した、私のYoutube視聴や読書なんかはそれに当たりますよね。でも、これって何に貢献してるの?と思うわけです。このモヤモヤを少しでも紐解くには、もうちょっと下で詳しく書いていきます。

人間はみな幸せな人生を全うしたい生き物

話は少し飛躍しますが、みなさんの人生の主人公は、もちろん自分です。そして、みなさんの中にある自分という存在は、幸せな人生を送りたい、と思って日々を生きているはずです。私もそうです。生まれてから、死ぬまで幸せであり続けたい。でも、幸せってそれぞれ捉え方が違いますよね。じゃあ幸せってなに、となるわけです。

エントリーの表題とは繋がりが見えづらいですが、結局自分の幸せに繋がること=人生が前進する、ということなんだと思います。

私は、仕事が好きです。これからさらに実績を残し、スキルを高めたいと思うし、せっかく社会に貢献できる立場に今のライフステージがあるのだから、とことん突き詰めて、高い給料をもらえるように上を目指したい。少しでも上に行くことが、自分の人生において前進を意味することである、ということです。

これを明確にすると、なんとなく教養を高めることや読書をすることが、人生が前進したと実感するのも納得がいきます。自分の人生における幸せに繋がっているから。結局のところ、上で、マクロ・ミクロ的、中長期的、短期的なんて細かく分けたりしていますが、全て自分の幸福感に繋がっていることであるし、短期的な幸せの先に中長期的な幸せが待っているということです。

みなさんにとって何が人生を前進させるものでしょうか。自分の中で掘り下げてみると面白いかもしれません。

自分の人生をよりよくするために

さて、ここからは社会人というライフステージにおいて、私と同じように高みを目指したい、と思っている人に対して、私自身どんなファクターが重要だと思っているのか、を述べたいと思います。表題でも記載していますが、私は以下が人生を前進させるための要素だと思っています。

  • グループ1 (近視眼的成長)
    - 仕事での経験
    - 業界知識の獲得
  • グループ2 (達観的成長)
    - スキル習得
    - 現代知識の獲得
  • グループ3 (未来的視座の獲得)
    - 歴史の知識獲得
    - 行動

一つ一つ細かく述べていくと、長くなってしまうので、いくつかをグルーピングしながら説明していきます。まず大前提として、「知らないものを知る」、「できなかったことができるようになる」、「見えなかったものが見えるようになる」これらの気づきや発見が人生を前進させてくれるものです。

グループ1:現状の仕事において成績を残すため、昇進のために貢献するファクターです。今までできなかった経験をする=やりがい、や業界知識を身についたと実感する瞬間が人生を前進させることに繋がると考えています。

グループ2:中長期的なキャリアを形成する時に貢献する要素だと考えています。トレンドへの感度を高く持ち、そのトレンドに合わせたスキルを身に付けることは非常に重要です。

グループ3:より未来的な考え方です。”愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”とビスマルクは言っていたように、歴史から学べることは非常に多くあります。冒頭で述べたように、現代社会は急激な勢いで変化をしています。あまりにも変化がめまぐるしいので、全てを経験することはまず不可能です。経験することが不可能な場合は、歴史をみて予想するしかありません。しかし、予想することで、長期的な線でキャリアを捉え、今自分はどこに身を置くべきかを考えることができる点で非常に重要です。

このように、グループに分けて考えてみると、それぞれの要素は自分にとって人生を前進させるものであるには変わらないのですが、果たすべき役割、時間軸は異なります。このことを整理しながら、日々の情報収集や知識の獲得を意識すると、より充実した日々が送れると思います。

みなさんも自分にとって人生を前進させるものは何か。
そして、なぜそれはあなたの人生を前進させるのか。

これらを考えると、今自分は何を求めていて、どこに向かいたいと思っているのか、ということが明確になっていくことでしょう。

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Shunsuke Mori
chunkeke-nikki

Joyz Inc. Product Sales Manager/ Sophia Univ./givery Inc. Web Marketing and Sales/Rarejob CS&English counselor/EDUCA co-founder