超大型で非常に強い台風21号「ラン」の画像が怖いので見てほしい
そしていまからでも備えをしてほしい
週末から週明けにむけて日本に接近する台風21号「ラン」は、気象庁の分類上では大きさが「超巨大」で、強さが「非常に強い」台風です。
中心気圧はこれを書いている金曜日夜半の時点で推定950hPa、中心付近の最大風速は40m/s、瞬間最大風速は60m/sに達しています。
こちらが、アップにしたところ。目もくっきりみえていて、形も安定していて恐ろしいのですが、これがこれから23日にかけて西日本、東日本に接近します。経路によっては、北海道方面にも向かいますので、警戒する必要があります。
荒木さんがシェアしてくださっているこちらは、目を中心にした画像のアニメーション。対流圏を突き抜けてオーバーシュートしている積乱雲の生々しさに、気象関連の人も恐怖を感じます(興味深くもありますが)。
こちらはJoint Typhoon Warning Center (JTWC)提供の赤外画像。目だけではなく、周辺の積乱雲も非常に発達しており、強い風雨をもたらすことが予想できます。
ひとしきり怖くなったところで、安全への備えをチェックしておいてください。簡単にまとめると:
- 住んでいる場所(家の内外)の安全
- 万が一の避難場所と装備の確認
- 情報経路(スマホだけでなくラジオも)の確保
となります。場所にもよりますが、先日のハリケーン「ハービー」では風で携帯電話網が寸断されたためにスマートフォンで災害情報を受け取れなかったという例もありますので、ラジオと懐中電灯と電池はバックアップとして頼りになります。
また、ツイッターなどの不確定な情報ではなく、気象庁と地域の防災情報を確認できるように、いまのうちにブックマークしておきましょう。
みなさん、どうぞ安全に週末から週明けをお過ごしください。