喫茶部の活動を通して

Hideki
club de café
Published in
4 min readMar 15, 2020

皆さまこんにちは。

最近1人でバッティングセンターに通ってます、9期の小山です。

今日は喫茶部として活動してみての感想を書いていきたいと思います。主に下の2つにまとめました。

「嗜好品からその背景を考える癖」

・「旅の楽しみが増えた」

どうか飽きずに最後まで読んでいただけると幸いです。

「嗜好品からその背景を考える癖」

喫茶部で活動し、この癖が身についたことが大きな収穫でした。

今までとても身近だった嗜好品・嗜好飲料を学びことにより世界が少し広がりました。約大学3年の後期から活動してきて少しずつコーヒーや紅茶などについて理解を深めました。

単純に味わってみて「美味しい」と感じることから始まりそれらの種類や味について学ぶことを楽しむ。その過程で「ただ美味しい」から「なぜ美味しい」のかについて考えようになりました。

そして味だけではなくなぜこれらが流行ったのか、日本以外の国や地域はどうなのか?など段々と歴史的・文化的背景に興味を持つようになりました。

そんな中トルコに留学し日本とは少し異なる喫茶文化に触れる中でその思いは大きくなりました。トルコにおいてコーヒー1つ取っても、当時のオスマン帝国が抱いた野望や中近東にまたがる商人の交流など、私に悠久の歴史を感じさせてくれました。

多くのトルコに住む人々にとって嗜好飲料は単なる飲み物ではなく生活に根付いた文化遺産のようなもので、喫茶部の私に取っては本当に刺激的な飲料体験でした。(実際にトルココーヒーは2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。)

「楽しみつつも考える」ことは今後も続けていきたい大切な趣味です。

2「旅の楽しみが増えた」

飛行機乗る時って座り続ける苦痛とだけでなく謎のワクワク感ありません?

留学中10カ国ほど旅をして周り各地の喫茶・ワイン文化を楽しんでいました。味だけではなくその背景やその地に根付いた経緯を考える楽しみが増え、旅の楽しさが格段に上がりました。

カタールではスパイスが大量に入ったコーヒーをナツメやナッツと一緒に楽しみ中東独特の雰囲気を感じました。またフィンランドではグロギを(赤い色の温かい飲み物)、そしてイタリアではデミタスカップでカプチーノを楽しみました。

嗜好品や飲料に加え付随するカップなどはその国・地域の文化や歴史と深い関わりがあることが多く、食べ物飲み物から旅した国を楽しめていることは喫茶部の学びの成果だと感じます。

喫茶部で学ぶ前に旅行した国々でも、もっと楽しめたかと思うと悔しい限りです 笑

終わりに

喫茶部としての様々な活動から知らない世界を知ることの面白さを感じることができました。喫茶部の活動それ自体は一区切りついても、まだまだ個人的に「私的喫茶部」の活動は続けていきたいと思います!

毎月記事を読んでいただきありがとうございました!!

いつの日か私の記事を読んでくれた方々とコーヒーを飲みながらお話できることを楽しみにしています。

--

--