Iijima Mika
club de café
Published in
4 min readMar 15, 2020

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喫茶部活動を振り返る…

時が経つのは早いもので、3月ももう後半に差し掛かり、アフリカ研究会喫茶部としての私9期イイジマの投稿は、この投稿が最後となります。とても寂しい気持ちでいっぱいです。。

アフリカ研究会には大学三年生のときに入室し、すぐにコーヒー部(のちの喫茶部)に入部しました。

コーヒーに触れるようになってからたかが2年ですが、たくさんの経験をし、たくさんの情報を吸収し、私の中で間違いなく世界が広がり、価値観まで変わりました。

コーヒー部が喫茶部に変わってからは、コーヒーだけでなく、普段普通に生活していたら絶対に得ることのできない領域まで学ぶことができました。

また、私は卒業制作としてコーヒーの教科書「珈琲」(全96ページ)を制作しました。

様々な嗜好品について学びましたが、中でも最も興味を抱いたのは、コーヒーでした。コーヒーには様々な顔がある点に惹かれました。香りの種類が2,000種類、気候や育つ環境の各過程によってコーヒーの特徴はまさに十豆十色になります。コーヒーは世界中で愛され、飲まれているのにも関わらず、生産過程や流通過程を知り、コーヒーの種類に精通している人は消費量に比べると少ないと思います。私はコーヒーと向き合い、ある一定の地域でしか栽培することができない繊細さ、コーヒーノキが育つには3年から4年かかるという複雑さに驚き、コーヒーは今以上に味わわれて然るべき嗜好品であると感じました。そういったことから、卒業制作として、コーヒーの教科書「珈琲」を制作することにしました。目的は、私自身が学んだことをまとめるためだけでなく、その得た知識を共有し、コーヒーを深く考えずに飲んでいる人やコーヒーとあまり接点のない人へのコーヒーの世界への入口となるような本にしたいという思いからです。

↓一部のページを紹介します。

全ての素材を自分で撮った写真を使い、自分で一から作り、下調べをし、とても有意義な経験をすることができました。

高校生のとき、大学は自分の興味のある分野をとことん追求できる場所、と考えており、そんな大学生に憧れていました。まさにコーヒーについて深く追求できたのではないか(完璧ではありませんが…)と誇らしく思っています。

また、私は幼い頃から、本当に巡り会う人に恵まれていると感じています。

大学生活においても、この先生のもとで学びたいと思える先生に出会えたことは確かな財産であり、実際に様々なことを教えていただき、とても充実したゼミ生活でした。また、志が同じゼミのメンバーと過ごした時間は私の宝物です。

4月からは社会人として働きます。ゼミで学んだチャレンジ精神や多角的な視野を忘れずに、それでいて謙虚に、頑張りたいと思います!

お読みいただきありがとうございました。

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