Watanaaabe
club de café
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8 min readDec 2, 2019

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身近なところにフェアトレードコーヒー☕️

ワタナベです。

突然ですが、10月にマクドナルドのプレミアムローストコーヒーが新しく生まれ変わったことに気づきましたか?

こちらです!

黄色のカップに変わりましたが、それだけではなく、、

マクドナルドのHPによると、今までのコロンビア、ブラジル、グアテマラの豆に、ペルーとニカラグアの豆が加わったそうです。また、焙煎を深くすることで、酸味を抑えて濃度感を上げたそうです。

私は、酸味が強いコーヒーより、ほどよく苦味が感じられるコーヒーが好きなので、新しくなったプレミアムローストコーヒーの方が美味しいと感じます!

高校時代にマクドナルドでアルバイトをしていた時は、マクドナルドのコーヒーはただただ苦いような気がして、好きではありませんでした。マクドナルドのコーヒーが段々美味しくなっているのか、私の舌が大人になってきているのかわかりませんが、、

もう一つ、新しくなったところを紹介します。

カップにこのマークが付いています!

こちらは、フェアトレードを行なっていることを証明する認証マークの1つです。

マクドナルドの宣伝のようになっていましたが、、身近なフェアトレードコーヒーと、このフェアトレードのマークについて紹介したいと思い、記事を書いています!

ということで今回は、

  • カエルマークのフェアトレードについての紹介🐸☕️
  • コーヒーのストーリーを知ると美味しく感じる?!という話📚☕️

と2つに分けて書いていきたいと思います。

マクドナルドの新しくなったコーヒーのカップにフェアトレードのマークが付いていると先ほど述べましたが、みなさんが頭に浮かべるフェアトレードのマークはこちらではないでしょうか。

(FAIRTRADE JAPAN HPより)

こちらは、国際フェアトレード認証ラベルです。

実は、日本語でカタカナにしてしまうと区別できませんが、「Fair trade」と「Fairtrade」という言葉には違いがあります。

  • 「Fair trade」は、文字通り、フェアな、公平な貿易ということで広く使われています。
  • 「Fairtrade」は、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が用いる独自の単語です。国際フェアトレード基準をクリアした製品は、上の国際フェアトレード認証ラベルをつけることができます。そのラベルがついたものが「フェアトレード(Fairtrade)商品」ということです。

詳しく、カエルのマーク、「レインフォレスト・アライアンス」による認証マークについて見ていくと、、

レインフォレスト・アライアンスの緑のカエルの認証マークは、農業、林業、観光業の事業者が監査を受け、環境・社会・経済面のサステナビリティを義務付けた基準に準拠していると判断されたことを意味します。

そもそもレインフォレスト とは、

The Rainforest Alliance is an international non-profit organization working at the intersection of business, agriculture, and forests to make responsible business the new normal. We are building an alliance to protect forests, improve the livelihoods of farmers and forest communities, promote their human rights, and help them mitigate and adapt to the climate crisis.

(RAINFOREST ALLIANCE HP 日本語版/英語版より引用)

このように、レインフォレストも、生物多様性と自然環境を保護しつつ、労働者に適切な労働条件を提供し、人権を保護したりなど、フェアなトレード(Fair trade)を推奨していることがわかります。

従って、カエルのマークもフェアトレード推奨のためのマークの1つだと言うことかできます!

マクドナルド以外にも、私が良く購入するコーヒーの中だとローソンのコーヒーにもこちらのマークが付いていました!

身近に広がるフェアトレードコーヒーを見つけていきたいですね!

次に、コーヒーのストーリーを知ると美味しく感じる?!という疑問についてのお話をしたいと思います。

私は喫茶部に入って、珈琲の焙煎や入れ方、生産地、コーヒー豆の生産方法、そして様々な基準を満たしたフェアトレードコーヒーなどついて、少しずつ学んできました。

先日の喫茶部会では、サイフォン、コーヒーの香りを逃さないための特殊なボトルに入ったジャマイカのブルーマウンテン、2つの焙煎度が異なるコーヒーの飲み比べに挑戦しました。

いつも、コーヒーのことを知れば知るほど美味しく感じるような気がします。

最近読んだ本「珈琲の世界史」(2017, 旦部幸博)では、「情報のおいしさ」について語られていました。

それは、製造元や値段などの情報を与えた場合と与えない場合とでは、評価が実際に変わるということでした。有名ホテル製や値段の高いものは一層おいしく感じることが実験で証明されているそうです。

また、味覚研究の分野で、これは「情報のおいしさ」と呼ばれており、「おいしさ」の構成要素の1つになっているそうです。

このように、味覚を研究している人たちにより、情報によって美味しく感じるという事実が証明され、さらにそれが「情報のおいしさ」という名称まで持っていることが、とても興味深い話だなと思い、シェアさせていただきました。

どんなことも知れば知るほど面白いし、さらに食べ物、飲み物に関しては、より美味しく感じることができる!ということで、これからも知的好奇心を持ち、コーヒーが持つストーリーを始め、様々なことを知っていきたいなという気持ちになりました。

ー参考資料/文献ー

・「フェアトレードを学ぶ人のために」

(2011, 佐藤寛) p.26

・「珈琲の世界史」

(2017, 旦部幸博) pp.3–8

・マクドナルドHP 2019/11/30 アクセス

・フェアトレードナビ 2019/12/1 アクセス

・RAINFOREST HP 英語版 2019/12/2 アクセス

・RAINFOREST HP 日本語版 2019/12/2 アクセス

・FAIRTRADE JAPAN HP 2019/12/2アクセス

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Watanaaabe
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アフリカ研究会*喫茶部 所属の大学生4年生☕️🌱