立ちすくむ国家WS 07.12 開催します

Hal Seki
Code for Japan
Published in
7 min readJun 20, 2017

立ち上がる民間が公を担うプランを作ろう

先日大好評のうちに終了した、#立ちすくむ国家WS の第2弾を開催します。前回のレポートはこちらです。

前回のWSの際に、80名の定員に対し350名もの応募をいただき、急遽定員を増やしたものの、残念ながら250名近くの方が参加できませんでした。そのため、第2弾を開催したいと思います。(前回参加の方も応募できますが、7割くらいは新規の方となるように選びたいと思いますのでご了承ください。)

今回のテーマ「意欲と能力のある人が公を担う」

先日開催の際にとったアンケートでは、参加者の約半数から回答いただき、概ね満足をいただく結果となりました。

ただし、アンケートの回答の中で、「グループの課題設定の枠が大きすぎた」「テーブル議論の内容と自分のアクションプランとの乖離があった」などの意見もありました。そこで、次回は「意欲と能力のある人が公を担う」というテーマに絞ってワークショップを進めていきたいと思います。

立ちすくむ国家ワークショップ 開催概要

日時:7月12日19時〜21時45分(開場18時30分)

場所:SENQ霞が関
(東京都千代田区霞が関一丁目4番1号 日土地ビル2F)
定員:80名
参加費:1000円(軽食つき)
主催:一般社団法人コード・フォー・ジャパン
協力:経済産業省 次官・若手プロジェクト 有志

ハッシュタグ:#立ちすくむ国家WS

本ワークショップに参加する方は、以下の点をご了承いただいた上でお申込みください。

官僚へ要望をする場ではありません

そもそも、この若手プロジェクトは、経済産業省の中から手を上げた有志が部門横断で作られているため、組織として明確な意見が出て来るわけではありません。
他の省庁の方もお呼びする予定ですが、官僚へ要望を一方的にする場ではなく、立場を超えて、「自分たちができること」を考える場です。あくまで主体的なプレイヤーとして参加してください。

批評の為の場ではありません

論争ではなく、共創を目的としています。討論の場のみを期待している方はご遠慮ください。
ワークショップのゴールは、参加者個人個人が「では、私はどうするか」ということを決め、アクションプランを作ることとします。官僚であれば今後の政策立案に、自治体職員であれば制度設計や事業企画に、企業であれば官民連携に、NPOであれば行政との連携に、個人としての参加であれば、自分のスキルを社会のためにどう使うか、といったことに活かしていただければと思います。
参加者間でプロジェクトが立ち上がったり、政策やサービスのプロトタイピングに繋がるようなアウトプットが理想的です。

参加者多数の場合は選抜とさせていただきます。

会場のキャパシティ、及びワークショップの設計上、定員を80名までとさせていただいています。
参加者多数の場合、主催の Code for Japan 側でメンバーを決定させていただきます。選考の際に参考にしますので、申込時に、アンケートにお答えください。

6月27日に応募を締め切り、Code for Japan で80名を選びご連絡をさせていただきます。
(結果のご連絡は、遅くとも7月3日までにはご連絡します。)

今回のようなワークショップは、今後も実施させていただきたいと思いますので、選考から漏れた方はご了承いただければと思います。
特に、NPOや地域活動をしている方、自分のスキルを使って社会課題を解くことにチャレンジしている方など、何らかの活動を実践されている人は大歓迎です。Code for Japan 的にはエンジニアやデザイナーさんも歓迎です!

ワークショップの進め方

ワークショップは、テーマについてインプットを行い、皆でアクションプランを列挙して、小グループに分けて、具体的な検討を行うという大きな流れで進みます。報告書の位置づけや内容について詳細に議論する時間は設けません。報告書そのものについての話は、前回の動画を公開する予定なので、そちらを事前に見ておいていただければと思います。

ここにフォーカスします。(報告書 P.53)

もちろん、このテーマの中で話し合うアクションプランについては、報告書に提示されている選択肢以外にも広げていただいてかまいません。

スケジュール(仮)

※現在ワークの内容を詰めているところなので、大幅に変わる可能性があります。

|時間|内容|
| 18:30 | 受付開始 |
| 19:00 | 開始 |
| 19:00〜19:05 | 主催者挨拶、趣旨説明 |
| 19:05〜19:45 | テーマについてのインプット、前回の結果共有など |
| 19:45〜20:00 | 自己紹介、話し合う内容出し |
| 20:00〜21:10 | チームに分かれてアクションプラン検討 |
| 21:10〜21:30 | 結果共有 |
| 21:30〜21:45 | クロージング |

見学・取材について

基本的に、興味本位の見学のみというのは受け付けません。主体的な参加者としてお越し下さい。
取材をご希望の方は、 info@code4japan.org までご相談ください。
議論の質を上げるため、オフレコありの場としますので、参加者が「オフレコで」といった場合は情報を公開しないようお願い致します。

参加申し込みはこちらのフォームからおねがいします。

ワークショップ申し込み:https://goo.gl/forms/E3wvJQbifyoVGZfY2

ワークショップの中期的なゴールについて

私達Code for Japanは、このワークショップを今後も続けていきたいと思いますが、ただアイデアを交換するだけのワークショップを延々とやり続けたいとは思いません。具体的な活動やシステムなどのアウトプットをしていきたいと思っています。若手PJメンバーとそもそものこのWSの目的を議論する中で、「報告書の53ページのアクションプランを、民間で実際に実行されている活動のロングリストにしたい」という意見がありました。確かに現状の53ページ(下図)では、キーワードのみが書かれており、誰がどうやるのか?といった点には触れられておりません。そこで、「既にこれだけの人がこのような動きをしている」「公を担う組織、人材がこれだけいる」というような情報を集め、有機的に繋がる仕組みを作ることを目指して進めていきたいと思います。次回WSでも、システムのプロトタイプを作り検証する予定です。

報告書P.53

それでは皆さん、次回ワークショップでお会いできるのを楽しみにしております!

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