Civic Tech Fun! Fun! Report! 2017年6月号

はじめに

2回目となるCivic Tech Fun! Fun! Report!
今回はCode for Kanazawaを大西さん(NEW!)、Code for Kobeを西谷さん、Code for Niigataを山田さん、Code for Numazuを市川さんがそれぞれ活動を書いてくれました!
(その他にCode for NamieとCode for Japanの活動も載っています)

各地の活動から学べることも多いと思いますので、ぜひご覧ください♪

その他の地域で活動されている方も、ぜひ一緒にレポートを作りましょう!(FBグループ に参加リクエストをお願いします)

Code for Kanazawa

今月のCode for Kanazawaは大西が担当させていただきます。

シビックハックナイト

Code for Kanazawaは毎月1度シビックテックについて参加者が話し合うシビックハックナイトというイベントを開催しています。また、今年度からシビックハックナイトが新体制になりました。下記に今年度の概要をまとめております。

今回は3つのテーブルに分かれて議論を行いました。それぞれのテーブルでの主な議論内容を下記にまとめます。

[テーブル1]
オープンデータについて
· 使い方は自由であり、市民側からどんどん提案していくことができる
· 欲しいデータは多くの場合自治体のHPに行けば見つかるが、各自治体で別々に管理されているためまとめて見たいときは不便
· 多くの自治体は施設情報や画像データをオープンデータとして出しており、中には飲食店のデータや避難区域情報などを出している自治体もある
· オープンデータは自治体のデータであるという認識が広くあるが、それは狭義であり、センサーデータや市民が作ったデータなどのオープンデータといえる

のとノットアローンが生まれた背景について
· Code for Kanazawa主催のアイデアソンへ参加した主婦の意見がきっかけ
· アイデアが出てから半年で運用まで至った
· 無報酬でCode for Kanazwaが開発した
· アイデアソンやハッカソンを定期的に開催することで繋がりやチームが生まれ、ものが出来上がっていく

他のNPOとの連携について
· 現状あまりできていない
· 既存のNPOが持っているテクノロジーへの苦手意識が壁になっている

活動への参加について
· 現在メインで活動しているのは30~40代であり、社会の課題は多様な人で話し合わなければならないので、もっと若い人にも参加して欲しい
· 参加にプログラミングスキルは不要であり、まずは一緒に活動することが大切
· 活動によって作ったアプリケーションはCode for Kanazawaに権利を寄贈する仕組みになっている。そうすることで、途中でメンバーが抜けた場合でも対応できる。

[テーブル2]
林業について
· 誰がどんな課題を持っているか
· どこの課に話をしにいくべきか

[テーブル3]

5374appのデバッグ

Ha4goのデバッグ

ハザードアプリに関するアクションプラン作成
· 具体的な更新情報
· 既存の問題点

今年度の主な活動やイベントについて

シビックハックナイト
· 毎月1回開催
· Code for KanazawaのFacebookページ、connpass等で告知

Ha4goもくもく会
· 毎月1回第1日曜日に集まり、Ha4goにあげられた課題をこなす
· リモート参加も可能
· 毎月connpassで募集

アーバンデータチャレンジ2017石川ブロック
· ハッカソン(昨年度は5回開催)、アイデアソン
· 11月24日に中間シンポジウムを金沢で開催

シビックテックミートアップ
· 11月25–26日に合宿形式で開催

シビックテックサミット
· 11月26日に金沢市主催で開催
· 全国からたくさんのシビックテック関係者に参加して欲しい

Code for Kobe

神戸から定例会の模様をお伝えします。記者は西谷です。

Code for Kobeの定例会は毎月乾杯に始まりネットワーキングに終わる、熱くもふんわりした会ですが、今月もありがたいことに定員30名の会議室が満員御礼でした。

今回のお題は次の通り。※敬称略
(0)新体制発表!(西谷)
(1)スタートアップ×コープこうべ(圓井)
(2)岡本商店街ブラインドマッピングパーティー(喜多)
(3)三田市マッピングパーティー(高橋)
(4)須磨海岸マッピングパーティー(木戸)
(5)Code for Japan Summit 2017 ディスカッション

まずは、前・副代表である越智さんの後任という形で副代表に着任された後藤さんからの挨拶!後藤さんはブログに定例会の内容を記載してくださっていて、鉄人28号のコスプレでマラソンに出場された話なども載っているので、是非ご覧ください。神戸に新しい風が吹くのが楽しみです。

また、もう1人の副代表である川井さんもログをまとめてくれていますので、こちらもご参考ください。

という訳で、僕からは雑感を…。

今回は、偶然にもマッピングパーティーが3本という特徴的な会でした。9月に開催するCode for Japan Summitのテーマが”Borderless”であることも手伝ってか、健常者も障がい者も暮らしやすくするにはどうしたら良いか、ディープな意見交換ができたと思います。

特に木戸さんの話は迸る熱量の凄まじさったらなく、プレゼン資料が映らないというトラブルも当初の予定時間(5~10分)もそっちのけで、30分のセッションになるという事態に!!木戸さんにはサミットでも企画から関わっていただいていてセッションも持っていただくんですが、是非みなさんにも直接聞いていただいて、熱量を感じていただきたいです。あ、でも時間が延びたのはタイムキープを無視した僕のせいです、すみません!!

で、その後のサミットに向けたディスカッションは残り15分しかとれなかったため、現状の体制や進捗の共有に留めました。本当はサミット内でCode for Kobeで開催するセッションやブースを検討したかったんですが、今月のインプットを以て来月検討します。

なお、既にご存知の方も多いと思いますが、サミットのセッションを公募しています。特にお近くのブリゲードの方、一緒にやりましょう。CfJ Summit 2017準備委員会のFacebookグループもありますので、志ある方はこちらも是非!ご提案、ご連絡、いつでもお待ちしています!!

Code for Namie

ブリゲードではありませんが、浪江町での活動のご紹介です。

まずは、6月3日と4日に浪江町でマッピングパーティをして来ました!
私が浪江町に関わって5年目。Code for Japanが浪江町に関わって4年目。
東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故以来、一般の人が立ち入ることさえできなかった浪江町。

それが2017年4月に一部避難指示解除され、ついに浪江町内で町外の方も参加するイベントを開催することができました。
昼は、町を歩きながら震災前になみえ焼そばを売っていたお店の話を聞いてLocalwikiを作成し、夜は神戸市で働く吉永さんや福島県庁に戻った小島さんと盛り上がってと、3年前にこんなことができたらいいなと話していたことが実現した2日間でした。

当日の様子は関さんの記事をご覧ください。

そして、6月25日と26日も浪江町に来て、職員からのヒアリング。
実は今月末でフェローの山田さんが2年間の活動を終えて退任となります。東京でエンジニアをしていた山田さんにとっては想定外のことばかりだった2年間。
そんな2年間を振り返るインタビューも近日公開予定!

更に来月からは新フェローが着任ということで、来月号をお楽しみに!

Code for Niigata

Code for Niigataの山田です。

Code for Akitaキックオフイベントからの帰りの特急いなほ車中からお送りします。
新潟なのに秋田?と思われるかもしれませんが、Code for Japanの取り組みの一環として、これからスタートアップの団体に対して、すでに動いている各地のBrigadeの活動内容や事例について共有、サポートする立ち位置で秋田にお邪魔させていただきました。

それぞれの地域で様々な地域課題がありますが、やはりどうしてもそこの地域の人が当事者意識をもって、自分事として捉えて動かなければ何も始まりません。
今回、新潟の事例や今までの失敗談、活動を行う上で必要なことなどをお話させていただきました。参加して頂いている方に少しでも想いを伝えられていたら良いなと思います。

Code for Akitaのメンバーの方と懇親会で膝詰めの議論をさせていただきましたが、皆さん非常に意欲的でこれからのAkitaが一層良くなるのを確信しております。
先ずは一歩前に出てみること、なかなか難しいとは思いますが、始まってしまえば何とかなるものでもあります。今回秋田ができたことで、本州日本海側最北端のCode forが代替わりしましたので、その点でも注目です!

さて、それはそれとして新潟の6月のTOPICは以下の通りでした。
・6/3 トマソンマッピングパーティー(※)
・6/10 チャレンジ!!オープンガバナンス2017に向けて ~ COG2016の受賞チームから学ぶ
・6/14 第26回コアメンバーMtg
・6/18 6/3のトマソンマッピングパーティーを地元テレビ局(テレビ新潟)で放送
・6/25 Code for Akitaキックオフイベント

7月の予定は以下の通りです。

・7/12 第27回コアメンバーMtg
※19:00~21:00、新潟市市民活動支援センター(NCCT)にて

・7/23トマソンマッピングパーティー
イベント告知ページ 申し込みも左記ページからリンクしてます。

・その他 企画(マッピングパーティー、LocalWiki等)進行中!!詳しくはコアメンバーMtgで!!)

新潟に来る用事があるよ!という方も、ぜひぜひご連絡お待ちしております(*’▽’)

※問い合わせ先が変更になりました → code4niigata.info@gmail.com

メールもお待ちしております!!

Code for Numazu

6月のCode for Numazuはイベント月間でした。
今回は、トピックス1本と、イベント内容3本をご紹介いたします。

トピックス

沼津市観光ポータルの仕様の相談を受けておりました。

その際、観光データの追加・更新も含めたリアルタイムでのオープンデータ配信を仕様で盛り込んでいただき、オープンデータを前提として業務プロセスを含んだプロポーザルを作成支援させていただきました。

<沼津市観光ポータル プロポーザル>

<CMS基本要件表>
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/business/proposal/h29/kankoportal/doc/cms.xls

これにより、他システムを発注する際の仕様書の見本ともなるし、産業界もオープンデータへの理解がないと対応できなくなる仕組みとし、何しろ、政府が言うところのオープンデータ・バイ・デザインにいち早く取り組んだことは面白いところだと思っています、頑張れ沼津市役所!

WikipediaTown 沼津 #2

満を期しての第二弾。世にも珍しい、上円下方墳の清水柳北1号墳、そして古墳時代初期との話も出始めている、子ノ神古墳の2つを記事化していきました。今回の取り組みでは、WikipediaTownでは珍しい、車での移動も取り入れながら地元市民でも、なかなか知らない古墳と自体背景を知り、沼津の美味しい魚介を堪能し、図書館で喧々諤々と入力しながら、沼津をより好きになるということにつながりました。派生として、三島市でもやりたい!と大学生に飛び火したのもポイントです。

<WikipediaTown 沼津 #2 報告>

しずおかオープンデータ推進協議会主催の課題解決コンテスト

6/10に、静岡県立大学で静岡県でオープンデータを利用した課題解決への取り組みを表彰するコンテストがありました。(Code for Numazuは運営側としても参加)
静岡県も横に広く、普段地域で活動している方々が会うチャンスもないため、このような取り組みによって繋がった縁や、互いのノウハウを共有しあうディスカッションの場は好評で、次年度もぜひ続けたい取り組みだと思います。

Code for Numazuの取り組みとしては、静岡東部のHubとなる活動が銀賞、三島市のシルバーICT団体と一緒に今昔写真のタイムライン化を実現する「みしまセピアキャット」が銅賞いただきました。実は、このイベントも、一銭も費用をかけず、ボランティアの協力大学の場所の提供、自治体職員のイベントへの参加で成り立っております。地方では、話せる自治体職員はすぐ側にいるのかもしれません。

<オープンデータを活用した課題解決コンテスト>

<課題解決コンテストの様子>

グラレコ講座初級編

のぞみ先生が講師として、子供連れのお母さん、大学生、還暦を超えたシルバー世代まで10名の方を対象に、グラレコ講座を実施しました。Code for Numazuの活動資金は市民講座の参加費用を当てております。また、講師には少ないながら謝金を渡すことにより地域の方々が講師として参加いただくハードルを下げることを狙っております。

講座は大好評で、次回への期待や、今回参加できなかった方々からも再演の依頼が来ております。

<一緒に!グラレコ!!ワークショップの様子>

7月は、7/1に沼津市のアーケード名店街(ラブライブ!サンシャイン!!の聖地の一つ)の朝市で朝から、概略!「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」と称して街中で朝市のお客さん巻き込んでディスカッション予定です。また、7/27には、地域の子供達に、歴史と文化を学ぶWikipediaTown+アルファを文化財センターに招いて実施予定です。

Code for Japan

6/13 立ちすくむ国家ワークショップ

経済産業省から次官・若手プロジェクトの名前で公開された「不安な個人、立ちすくむ国家〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜」という資料が話題になりました。
そして、コード・フォー・ジャパン主催で経産省若手プロジェクトの方々と「立ちすくむ国家ワークショップ」を開催しました!

当日の様子はここで書き始めると長くなるので笑、関さんのMediumの記事をご覧ください。

既に記事もいくつか出ていますので、こちらもご覧ください。

次回は7/12(水)夜に開催致します。(6/27締切)

また、9月のCode for Japan Summitでもコンテンツに入れたいと思っています。

6/16 Civic Tech Live! 6月号

今回のテーマは「テクノロジーに何ができる?身近なゴミから考える私と地域の関わり方」
ゲスト1人目のCode for Kanazawaの福島健一郎さんには「みんなで創るごみ収集情報アプリ”5374(ゴミナシ)」というタイトルで話しをしていただきました。
5374の誕生から、現在の話をしていただきました。そして、最後は参加者とともにこれからの5374話しをして、とても盛り上がりました。
ゲスト2人目は株式会社ピリカの高橋直也さんで、タイトルは「ポイ捨てごみ問題の可視化でできること」。科学技術の力であらゆる環境問題の克服を目指すピリカが取り組む、ごみのポイ捨て状況およびごみ拾い活動の可視化・データ化やその活用について話しをしていただきました

とても深い話ができたいいイベントだった一方で、最近のCivic Tech Live!は参加者が少ないのが悩みの種です。次回に向けて色々と考えていきたいと思います。

当日の様子はこちらをご覧ください♪

さいごに

今回も内容満載でお送りしましたCiviv Tech Fun! Fun! Report!
毎月の定例会が行われているところが多いですが、その内容や進め方が様々であることがわかりますね。
「あ、このブリゲードの進め方は自分たちにも真似できる!」などの発見があると嬉しいです!
また、この取組教えて欲しいなどありましたら、info@code4japan.orgに連絡をいただければ、お繋ぎ致しますので、お気軽にどーぞ!