Code for CAT 発足秘話

Kazuho Ohta
CodeforCAT
Published in
5 min readDec 1, 2018

こんにちは、Code for CAT の太田です。この記事はCode for CATアドベントカレンダー2018の1日目の記事です。

Code for CATとは「テクノロジーによりネコとヒトの素敵な関係を作る」シビックテック団体です。CIVIC TECH FORUM 2015のアンカンファレンスで集まった人を中心にCode for Japan Summit 2015のセッション「Code for Cat 猫の問題を解決しよう」で正式発足しました。

以降、猫のような歩みで様々なアプローチを続けています。それらの詳細はこれから続くアドベントカレンダーで説明されていくと思いますので、今回は発足に至る経緯のようなものをつらつらと猫のように書き綴っていこうと思います。

2014年に僕のまわりで始まった活動が2つあります。一つは「7Fネコ部」です。7Fとはさいたま市の大宮駅近くにある「コワーキングスペース7F」のことで、猫好きの会員やスタッフで近くの猫カフェに行ってみようという感じで始まりました。当時は大宮駅の東口と西口に一軒ずつ猫カフェがあり、月イチくらいの頻度で猫とふれあいに行ったり撮影会をしたり猫話をしたりしていました。

さまざまなネコ部活動
自撮り棒という最先端のテクノロジーによるハイアングル撮影

もう一つは「Code for SAITAMA」です。こちらもコワーキングスペース7Fに集まる人中心で立ち上がり「さいたまのIT×市民活動をわくわくするる」というコンセプトで、キックオフミーティングからマッピングパーティ、アイデアソン、ハッカソンなど月イチペースで活動していました。

マッピングパーティ、マッピングパーティ、マッピングパーティ、アイデアソン、ハッカソン(当時からマップ成分多め)

このように2014年に始まったネコ活動とシビックテック。その両者を結びつけるのは当然の成り行きです。秋に行われたCode for Japan Summit 2014に参加し、「Code for Tomorrow」「Code for Healthcare」など地域ではないテーマごとのBrigadeもありうるのか、それなら「Code for Cat」もあるのかなと思うようになりました。

「猫✕地域課題の解決ってどんなものなんだろう」

そして2015年の春、CIVIC TECH FORUM 2015会場に足を運びました。

CIVIC TECH FORUM 2015では「いま公共が解決できない課題を解決するためにITができること」と銘打ちシビックテックの「始め方」「続け方」「役立て方」など様々な講演がありました。

最後の時間帯にアンカンファレンス(創造的井戸端会議)がありました。アンカンファレンスとはその場で決まった議題について参加者同士が同時並行的に話し合う形式のワークショップです。

このときは3ラウンド行われていたのですが、最後のラウンドでちょうど何枠か空きがあったので「Code for Catをどうつくる?」というお題で手を挙げました。そうしたら10人ほどが集まってくれました。何を話し合ったかはあまり覚えていませんが、グラレコ(グラフィックレコーディング)が残っています。グラレコ超便利!

CIVIC TECH FORUM 2015 アンカンファレンスのグラレコ

また、帰る際にはアンカンファレンスを経て「こうしたい」「こうなってほしい」ことを書いて貼り付ける「CIVIC SAKURA」という試みがありました。桜の花に見立てたピンクの紙を貼り付けていく、ちょうど桜満開の季節の演出でした。

CIVIC SAKURA.

ここでも「作るニャン♡」と宣言はしているわけですが、まだそのくらいの意識でいました。

このあと急な動きがあるわけですが、記憶のサルベージも疲れてきましたので続きはまた後日書きます。それでは。

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