ネコロ —フワフワとコロコロ
分身としてのネコロ
ネコロはネコシッターロボだ。
ネコロは、ネコシッターさんの負担を軽減し、飼い主の不安を少なくするために企画された。ロボットというと、ごついものを想像してしまうが、どちらかというと猫の/飼い主の息吹が吹き込まれた小さな分身だ。
ネコシッターは、飼い主が旅行などで留守にする時にご飯をあげたり、トイレの掃除をしたり、ネコの遊び相手をしてくれる方のことを言う。
2016年マッシュアップアワードに「ネコリパブリック X code for cat X オムロン家族目線」の組み合わせでプロトタイプを出し、いまもまだ開発中・・・?のもの。
ジャラシ
ネコロは2016年石巻ハッカソンで作成したジャラシというプロトタイプが大本となっている。ジャラシは猫じゃらしをデジタル化したものだ。猫じゃらしのデジタル化は、床面をタッチセンサー化し、ネコがそのゾーンに入るとボールのようなものが投影され、ネコの近くでで、いい具合にコロコロと転がるものだった。これとカメラを組み合わせ、職場からなど遠隔でも操作できるように発展させる事を考えていた。
ネコロ
飼い主にとっては、どこでも自宅のネコの存在を感じ、お家にいるネコにとっては、飼い主がいなくても遊ぶことができ安心できる物を作ろうとした。
そして、プロトではspheroで分身を動かし、オムロンのお顔目線(HVC-C2W)で自宅のネコの行動を取得するようにした。
ネコロはフワフワとコロコロの2つで構成されている。
フワフワ
会社や旅行先で飼い主とともにいるのがフワフワでありネコの分身。フワフワはお家にいるネコと連動して動く。自宅のネコの行動により、小さな毛玉が微妙に動きを変えてゆれるものだ。そしてサイズは手のひらの上に乗るくらいの、いつも側に置いておきたくなるサイズにししている。
以下の行動を取るようにした。
コロコロ
お家でネコと一緒にいるのがコロコロであり、遠隔で自宅のネコを遊ばせることが可能な小さな飼い主の分身。コロコロはジャラシの発展版と言える。
自宅の毛玉を生きているかのように動かし遠隔で遊ばせることができる。また、自宅のネコの姿をカメラ(HVC-C2W)によりリアルタイムにスマートフォンアプリで見ることが可能だ。その事により、飼い主にとっては旅行先でも自宅のネコが安心して暮らせているかを確認することができる。
飼い主さんやシッターさんの不安を解消するため ネコロが間をとりもつ、そして、ネコロが広まれば、猫を飼う⼈が増える。ネコシッターも増える。 殺処分の解決につながる事を目指した。
そして、そろそろ続きの開発を・・・・