TNRに同行してみた夜。

Takashi Fujimoto
CodeforCAT
Published in
2 min readDec 9, 2018

2015年12月22日、奇しくも、にゃんにゃんの日のことでした。青葉区ねこ協の人から、今晩あたりやりそうだと、一本の電話がかかってきました。いまは周にゃん市のしゃーぺーと、23時、あざみ野のカリタス女子大の前、集合。待つこと10分、捕獲器を積んだ、1台のワゴン車が止まりました。

ねこ協「いま、餌やりさんからの電話を待ってるところ」

コードフォーキャット「今日の現場はどこですか?」

ねこ協「電話が来ないとわからない」

コードフォーキャット「そうなんですね」

ねこ協「4つ目の信号を右に曲がったとこらしい」

コードフォーキャット「住所とかわかりませんか?」

ねこ協「わからない。クルマで先に行ってるから、早く来て」

ということで、クルマを追いかけて、走ることに。

10分後、クルマに近づくと、

人差し指を唇にあてて、しーっのポーズ。

現場は、少し離れたとこらしいが、ここからは、見えず。

知らない人が近づくと、捕獲器に入らないどころか、

逃げて、今度、いつ機会が訪れるか分からないとのこと。

さらに、待つこと30分。

ガチャと、捕獲器の扉が閉まる音が。

いいよ、写真撮ってもと言われて、撮ったのがこれ。

なんか、フラッシュとかダメだろうし、

何枚も、撮るのもだめだろうしということで、

撮れたのは、これ1枚。

改めて見てみると、茶白?茶トラ?

そして、ねこ協と餌やりさんの簡単なやりとりがあって、

本日は、解散。

電車がある時間に終わってよかった。

明日朝イチで動物病院に連れて行って、不妊手術。

手術後は、ねこ協で、預かり、様子を見て、

今日の捕獲場所に、餌やりさん立ち会いのもと、戻すそうです。

TNRに同行してみて、思ったことは、なんてアナログなんだということ。

あらかじめ、場所すらも特定できていない。

餌やりさんとNPO、動物病院の情報共有の仕組みが必要なんじゃないか、

という思いが、地域猫情報システム構想に、つながっていったのでした。

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