Corda Enterprise 4.5リリース
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Corda Enterpriseの新しいバージョンである4.5がリリースされました。
パフォーマンス、データ復旧、運用性について更に改善が行われました。
ご参考になれば幸いです。
(リリースノートの原文はこちらから)
ここでは注目ポイントをまとめてみました。
新機能&機能の強化
パフォーマンスの向上
Corda Enterprise 4.5 の一部として、パフォーマンスの大幅な向上を導入しました。プラットフォームの複数の領域におけるレイテンシーが改善されました。
FinalityFlowとCollectSignaturesFlowの待ち時間を短縮しました。これは、バックチェーンの解析、署名の収集、ファイナライズされたトランザクションのピアへのブロードキャストなど、プラットフォームの様々な領域を並列化することで達成されました。
新しいflowフレームワークAPI(sendAll/sendAllMap)を導入しました。これまでflowは、各カウンターパーティに対して一度だけsend API を使用することで、複数のカウンターパーティにメッセージを送信することができるようになりました。
Corda Enterprise イメージ on DockerHub
公式の Corda Enterprise Docker イメージが DockerHubで直接利用できるようになりました。
さらに、新しいDockerイメージを利用し、選択したノードデータベースとしてPostgreSQLをデフォルトで使用するようにDockerformを更新しました。
新しいAzure Cloudテンプレート
クラウド環境での Corda のデプロイとテストを容易にするために、Microsoft の Azure クラウド コンピューティング プラットフォームを活用した新しいクラウド テンプレートを作成しました。テンプレートはAzureマーケットプレイスで利用可能で、以下のように使用できます。
- 完全なCorda ネットワーク(Corda Enterprise Network Manager と 1 つ以上のノードを含む)を生成
- 既存のネットワークに新しいCorda Enterpriseノードを追加
これらのテンプレートは、既存のネットワーク内でCorDappsを迅速にテストするための開発ツールとして、軽量且つターゲットを絞って設計されています。これらのテンプレートは、DockerとKubernetesを利用しており、ユーザーは自分のCorDappsをノードコンテナにバンドルすることで、セットアップを迅速に行うことができます。
上記の他、災害復旧のためのCollaborative Recovery CorDapps、スタンドアローンツールとしてのLedgerSync CorDapp、Notary 二重支払監査ツール、HA Notary readbackキューなど様々なアップデートがあります。
さらに詳しく知りたい皆様へ
Corda Enterprise 4.5の日本語リリースノートは以下のリンクに全訳掲載しております。ご覧いただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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