Learning 3.0(LⅢ)

修理固成
Cre8 University
Published in
Feb 17, 2018

出逢った人や本、自然や出来事など
人生の全てを先生・メンターとして
学びを受け取る心構え。

これが次元の違う学び方の原点。

この学び方そのものを変容させるのが「Learning 3.0」

LⅠ(Learning 1.0):

無意識的学習:Unconscious Learning

70近くの知り合いと高校の授業見学に行った際、
「わしの頃と全く同じだ」と述べていたことがある。

つまりは、そういうこと。

気づかない内に無自覚的に
日本文化の枠で考え行動することが刷り込まれている(Socialize)

目に見えない牢獄(Invisible Prison)に気づかない。

LⅡ(Learning 2.0):

深い対話と双方向学習:Active Learning

先生が教える、生徒はノートを取るという
一方通行の形式からは卒業。

双方向の対話やプロジェクト学習など、
各地で様々な取り組みが行われいている。

学習や活動において軸が形成され
ある程度は「自己主導(Independent mind)」ができてくる。

しかし、ここに「私という呪縛」がある。

「Learning 3.0」は遥かに次元が上がる。

神羅万象すべてに対してオープンで
何事にもセンスオブワンダーを感じ、
学び取れる力というべきか。

【原則1】Un-Learn:無駄を削ぎ落とす

【原則2】Learn to Learn:森羅万象をメンターとする学び方

【原則3】Un-Learn:あえて「遊ぶ」

→Learnability(学習可能性)の極大化

ダブルループ学習

生きる全てから学ぶ姿勢が、
深い気付きのアンテナを立て、

全ての出逢いから学び、全てに活かすことができる。

智慧の眼=第三の眼が、Learning 3.0

「メタ認知」により、囚われを脱することで、

学び方や知覚のあり方に根本的変容が起こる。

“枠で” ではなく、”枠を”考える。

“常識で” ではなく、”常識を”考える。

学びの枠組み自体をじっと見つめ直すことで、
今まで無自覚だったお決まりのパターンが見えて来る。

融通の利かない法則や
限界を押し付けてくる狭い考えに縛らず、

本来生きることになっていたいのちの本道、内なる風景、創造性、豊かで微細な秩序、霊的な交わりによるコミュニケーションに立ち返る。そして、命あるものとないもの、精神と物質の間の壁の崩壊といった、より深遠な概念へと近づける。

その奥にある微細な感覚をキャッチできれば、
今までとは全く違う学びの旅が始まる。

Dynamic in betweenとして、

自他の境界線が薄らぎ、人と場とダンスする。

共創・共進化の精神を核とした、

Inter-Beingとして、深く存在する。

出逢う全てから学び、活かすのが「Learning 3.0」

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