修理固成による日本創世

修理固成
Cre888
Published in
5 min readNov 12, 2018

世界の乱気流を突破し、人間の世界を取り戻す。

更には、自然や地球と共生し循環する
未来の雛形、これから世界の原型モデルづくりに

我々の【歴史的使命】がある。

激動の時代の狭間にあって二重世界の矛盾から立ち上がるように誘う、時を超えた思潮をいかに創り出すか、全てそこにかかっている。

ところが…

心の深いところが満たされない。
もやもやした不安感がある。

なぜだろう

私の中に今、何かを探し求めている前向きな自分と、
何とも言えない空しさに覆われた自分が同居している。

私は何者なのか、どこから来たのか。
そもそも何をするために生きているのか。

私は、どういう国に生まれたのか。

私の国に役割はあるのか、あるなら何なのか。

人間とは、宇宙とは。
宇宙と人間の関係とは。

現代文明の発達と共に、
多くを獲得した我々だが、

失ったものも少なくないはずだ。

いのちの有機的な躍動感やふくらみを切り捨てて、
全てを理知の範疇に押しとどめた結果、

生命の働きに意識が生まれ、意識だけが突出して生命と意識が分断され、 多くの人から心豊かな創造性の芽を摘み取った。

だから、人間は冷淡になった。
感激や感動を失った。つながりや絆が希薄になった。

命に対して頭が高くなり、万物の霊長失格の愚の骨頂に成り果てた。

海や山に神仏の姿を見ていた頃の日本人は、自然の破壊などしなかった。そして、この国の風景も今よりはるかに美しかった。

神秘を神秘と感じられなくなり、目先の些事に目を奪われ誇りを捨て魂を売り払い、人格と精神を生命を破綻まで追い込んだ人間の末路は哀れであると言わざるを得ない。

現代日本の各地に広がる殺伐たる風景は、我々自身が自ら作り出したものにほかならない。それは、まさに我々心象風景なのだ。

これは即ち、「人間精神の氷河期」を意味する。

我々は光を失ってしまった。

未来に向かって生きていく力が落ちている、そういう自覚の元、探求を始めると偉大なる先人たちと我々を育んだこの文化的土壌に行き着く。

ルーツが途絶えて辿れない世界各国の只中にあって、根っこを辛うじて辿れることそれ自体が尊い。

日本の基底文化に一貫した何かしらの伏流を感じている。それが日本再生の指針になりうるなら、その水源を浮かび上がらせることが肝心だ。

文化をつくりなおすいのいちは、表音記号に成り下がった言葉の立て直しからだ。茶道や着物などはあくまで「文化の”産物”」に過ぎず、その文化の淵源なる核心とは「言葉」なのである。

縄文の原点から息づく、途切れかけている「大和言葉」がある。絶滅危惧種に追いやられた言霊を、日本民族のタテ糸を、我々の世代で絶対に絶やしてはならない。

これからは大和言葉の言霊が世界中で英語以上に広く深くほとばしっていくに違いないと断言し、ここに予言しておく。

光を放つ肉体、生命、地球という生命体が放つ光は、この広大な宇宙空間で決して消してはならないのだ。

だからこそ、我々の世代で勝ち取ろう!

この150年の歪みを一挙に巻き返すんだ。

己に願いはなくとも、願いをかけられた身として、旧時代の残党とは決別を誓い、生態系の一員への復帰を宣言せよ!さすれば、一度は切り離された生命と意識が一束統合された、これからの時代の新しい生命、意識が醸成されよう。

人類がこの自然宇宙に誕生した根本目的【修理固成】にのっとった最もふさわしいポジションに「源点回帰」するのだ!

己が根っこで時流と確信を掴み取り、今こそ、本来の自分を取り戻せ。
取り戻して、心を宇宙大にし、そして、念う存分、天命に生きよ!

自分にしか出来ないこと、命を賭けて惜しくないこと、そして宇宙の進化と人類の平和の一翼を担うのだ。

未完成の宇宙を進化させるところに、人間の役割がある。宇宙進化を担うといっても、あくまでも舞台は地球だ。この地球を舞台に、万物の先頭に立ち、世界人類の想念を統べ括り、地球の波動を丸ごと見たことない高みへと高め上げるのだ。

全人類共通の偉大なる使命とは

「漂えるクニを修め理り固め成す」

ところにあるからである。

--

--