修理固成
Cre888
Published in
Mar 2, 2021

まず「独り」に還る(独創)

時代を突破していく時、

独りであるということは
とても大切なことだ。

これからの社会は

個人がつながり、そして、
ネットワークを拡げることで、

集団へとなっていく。

それは
固定化されたピラミッド組織を
つくっていくという形ではなく、

集合し、そして、
そのネットワークを拡げ、

自由に行き交うという
拡がりになっていく。

その時、
今の社会のシステムでは
うまく機能しなくなる。

まず、個々が独りになる必要がある。

独りに還る必要があるのだ。

その上で自分自身を表現し、発信し、
つながっていく必要 がある。

これは今の
40代以上の人たちには、
少し難しい課題だ。

20代以下の人たちは、
まず自分がありきで生きている。

まず自分のありたいように
行動するから学ぶ必要はない。

しかし、少し上の世代は
それが理解できない。

自分ではなく、
環境に合わせるようにと学習し
思い込まされているからだ。

では、誰が間に入るのか?

今の社会のシステムを作り替え、
次世代の子どもたちのあり方に沿って

作り直していくのが「30代の世代」

どちらの世代の感覚も
理解しているため

破壊をした上で
新しいものをつくるのではなく、

今あるレールを組み替えるという
作業に 入ることができるのだ。

次の世代の繋がり方をするために
まず孤独になれるという、その力が必要だ。

そもそも
「独立した精神」の持ち主であるため、
根本的には所属できない風の民だ。

しかし、
これまでの社会を理解するために
環境に自分自身を合わせていく
方法を学ぶ必要があった。

集団意識の中で、

自分の意識を後に追いやるという
体験もしなければ

あらゆる世代を理解し、
統合することができないからだ。

そのどちらも
体験している人が多いのが30代。

所属しないことは、
どのカテゴリーも尊重するために
とても大切なこと。

そして、

争わず 平和であるということを
体現するためには

一番重要な要素。

所属せずとも自由につながり合い
確固たる自身の居場所を

つくっていくことができる事を
証明していくことも役割だ。

自分という個人が

数珠繋ぎするように繋がり
拡がる世界を見せることが、

次の光になる。

by M・Matsui