修理固成
Cre888
Published in
6 min readMar 2, 2021

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土地が探しているのは「”解放”してくれる持ち主」

これからの社会は
これまでの「ピラミッドの形」では無い。

銀河の星々のようにフラットに
繋がり合っていく「プラネット型の形」だ。

組織や国という体制が崩れていく時期に、

自ら独立し、組織を背負わず、
軽やかに活動する人々が集まる

これが大前提であり、
次のスタンダード。

これからの社会の作り方や、
コミュニティやチームの作り方において、

「所有・所属」といった
これまでの「背負う形」ではなく

それぞれが「独立」した上で
関わり合うのだ。

その時、中心にあるのは
人でない方が良い時もある。

「土地の意識」

「地球の意識」

「宇宙の意識」

天地自然が
そのコミュニティの中心にあり、

その声を聴き、
人々が新しいものを作り上げていく。

インスピレーションを持ち寄り
直感のまま談じ合うような

新たな形が生まれて来る。

まず、その新しい形の
コミュニティを作り上げる

「圀づくり」が急務だ。

その中心人物というのも
誰かわからないくらいがちょうどよい。

人が何かを「所有」する時、
そこに権力が生まれてしまう。

人類はそういった形で
これまで社会をつくってきた。

これまでの社会は、
トップ同士が話し合い、

利害が一致した
目先の小天地だけで手を結び、

薄氷の山を築き上げ、
肥大化してきたが、

それでは本当の社会を
つくることはできまい。

コミュニティというものは

行き交う人が増えるほど
重なり合い大きくなっていき、

それが本当の社会になる。

だから、土地は探している…

自分たちを
【所有】する者ではなく、

解放】してくれる
持ち主を探し求めている。

Liberation

本来、聖域ほど、
人が所有するものではない。

本来は誰にも
所有されてはならない、

踏み入れてはいけないのだ。

人間事の身勝手な夢や
野望を持ち込むなんて、

もってのほか!

しかし、
人間社会の濁流の中で、

人間様が土地を
「所有」する形へと

歪んでしまったのだ。

受け入れたルールを今更
終わらせるのは難しいが、

ただ、聖地ほど、

誰にも所有されるべきでないことは
変わりようのない事実だ。

とにかく、土地が求めているのは、

「所有しない人間」だ!

(聖地ほどガードが固い…)

所有せず解放するということは

「天地の声」に耳を傾け、
地球と宇宙のリクエストを聴き、

素直に動く人間でなくては務まらない。

この世界を作り上げる者は
人間だけではないからである。

この地球は、

人だけのものではなく
神だけのものではなく

宇宙に存在する全てのものの

「共有財産」 なのだ!

天と地の理は、
人間社会の理とは全く異なる。

「地の声」を無視しては、
現実が全く動かなくなる。

人間事のルールを適応すると、
これからの時代は土地に拒絶され

よい結果を生まない。

「天地の声」
聴きながら進める場合、

時として人間界のルールを
無視する事が必要にな る。

人のルールや常識から
逸脱している場合でも、

周りの意見や
所属先に囚われて
流されてはならない。

決して、手綱を明け渡すべからず!

「独立(個)」
「共創(和)」を大前提に、

人々の衆知を集める
バランス感覚に加えて、

受け取っている感覚を譲らず、
どんな時もヴィジョンを覆さない

そういった力強さが必要だ。

従って、

「地球と共創するあり方」とは、
誰かに教わるものではない。

自身の感覚で受け取ったものを
第一に優先できるかが大切な素質だ。

だから、

これまで信じてこられたルールを
時には無視することができるのか?

「所有しない人間」は誰か?

地の意を体現できる者なのか?

ここが今問われている。

この地球上にある
森羅万象に対し

「じぶんが
所有しているものは

何一つ無い」

そういった純粋な意識に戻った上で
謙虚に営みを行う形にシフトする。

「地球意識」と繋がった
女性や若者達が手を挙げ、

マザーアースと共に
行動を起こすとよい。

土地が探しているのは、

自分達を

【解放】してくれる

持ち主だ!

人が土地を
「所有」する形ではなく、

土地自身が自らを所有し、

あらゆる人々と共有できる
開いた形にととのえるのだ。

古い「所有」に囚われず
「所属」
の概念を包み越えて、

地球に生きる
すべての者たちのために

「開放」して欲しいと願われている。

だから、地球と土地のために、
純粋に心を寄せる人間がいま必要だ。

結果や売り上げを予測し、
組織をコントロールする

「旧いやり方」
土地との関わりに持ち込んでは、

いのちに対してあまりに頭が高い。

地球とシンクロ(syncing)し、

あらゆるいのちと共生し
共創する発想のもと動かねば

これからの社会づくりは
うまくできないであろう。

今までのやり方からシフトできねば
たちまち現実が動かなくなるからだ。

現実創造が滞るのは、

土地に持ち込めない「穢れ」を
祓う必要があるということだ。

あたらしい圀づくりができるのは

「地球(ガイア)意識」
認められた者だけなのだ。

成ってくるのが
「天の理」であり、

成ってこないのも
「天の理」である。

そして、純粋に土地の声を聴き
その有効な活かし方を知っているのは、

何より「土地自身」 である。

だからこそ、
土地に関わるメンバー同士で

「この大地がどうなりたいのか」

「この地が自然に
辿り着きたい場はどこなのか」

「地の声」に耳を傾け合い、

対話しながら、
場を活かしていくのだ。

そうすれば、

旧い時代の流れが塗り変わり
新しい地球のエネルギーが湧き出す。

そこに大いなる意志がはたらき、

我々を取り囲む
あらゆる存在が、

一斉に動き出すのだ。

これが人が、宇宙と地球と
「共創・共進化」する形だ。

人が光を灯せば、

地が自然に呼応し、

天が必要な人を呼ぶ。

「圀づくり」とは、

ただ土地の意図を拾い
素直な心持ちで行うことなり!

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