Manifest:修理固成

修理固成
Cre888
Published in
11 min readMar 8, 2021

我々の「共通の夢」とは?

そもそも、我々は
なんのために生まれてきたのだろうか?

人生の目的とは?

それは、今という時代に

あたらしい地球を

「創造」するためである!

我々の「共通の夢」はこの一点のみである。

今の時代に、

あたらしい世界を
作り上げることがしたいと言って

我々はおりてきたのだ。

【結論1】今の世界は終わる

【結論2】あたらしい世界づくりが目指される

【結論3】圀づくり・村づくりが一斉に創まる

江戸時代の平和の原点信長の公約 【 天下布武 】
「武士道」とは即ち「【戈・止め】の道」(士心)

当時の戦国乱世にとって
最も相応しいスローガン

信長がこの大義を掲げたことが、
やがては江戸の平和に行きついた。

旧弊を打ち破り、日本史の章立てを変えたのだ!

ただし、この意味というのは、
武力で以って天下を獲るに非ず。

【武】とは「武有七徳」(中国における武の七徳)

禁暴・戢兵・保大・定功・安民・和衆・豊財

出典:『春秋左氏伝』宣公12年

信長が「天下布武」に込めた
その真意とは、即ち、

天下泰平に向けて世を立て直すべく

「天下に七徳の武を布く」

世の中への志・公約だったのだ。

【原点】統一と改革への強固な意志(内紛だらけの尾張に育つ)

【大局】日本全体を視野にゴールから発想ができた

【本氣】悪名を残してでも既得権益を打破する覚悟【天下布武】

【徹底】使えるものを残さず活かし切る智恵と工夫

そういうワケで、権化たる叡山を打ち砕き
戦乱の世の中に終止符を打つという名目こそが

「天下人」の大義でもあったといえる。

信長は、なぜあの戦乱の時代にあって
それまでにないあたらしい平和な世界を描き

そして、実現することができたのであろうか?

信長という 【 アーティスト 】

信長とは、その実、素晴らしい

「アーティスト」だ!

そもそも、信長が生きた時代というのは
「平和という思想」自体がなかった時代。

その当時、生きた人間の中に
「平和という意識」そのものが欠如していたのだ。

クニを作るということよりも
自分たちの領土をいかに守るか拡げるか

それを第一にしていた人間ばかりであった。

その時代にまず、

天下を統一し、
日本を一つにするということ

そして、
平和を人々に広く
与えるということ

その発想が出たことこそが
信長の素晴らしいアーティスト性なのだ。

アーティストとは、

無いところに
ご自分のイマジネーションによって
新しい発想を打ち出す

そういった人物を言うからだ。

「天下布武」というかつてない発想は、
アーティストだからこそ生まれたのだ。

だから、その戦乱の時代にあって
平和という発想そのものが無い世界に

あたらしい概念を打ち出した時、
それに共感する方々が多く集まった。

それは、まず信長は、
自身が志すあたらしい世界に対し

「天下布武」という言葉を与えたからだ。

言葉を作り、与えることで、
周りの人々がその世界をイメージしやすく、

そして、そのヴィジョンに向かって

皆んなで力を合わせていき
天下統一へと突き進んで行くことができたのだ!

思いの強さと最適で簡潔なスローガンが、
立派で平和な江戸社会を築き上げた原点だ。

長篠合戦(鉄砲隊)、桶狭間の合戦(情報重視)、楽市楽座、方面軍作戦、比叡山延暦寺焼き討ち…等、数多ある信長の偉業の中でも

「天下布武」という理想を掲げたことが一番重要だと念う。

そして、これは単なる
「天下統一」ではなく、
武士による平和な統治だ。

その「志」は引き継がれ、

強力な幕藩体制と
それによる平和、 即ち

「パックス・サムライ」

といってよい状況が作られていったのだ。

織田~徳川の社会秩序が
285年もの長さであったのに対して、

日本近代社会(明治~大正)は
わずか77年の短命に終わってしまった。

明治時代は、富国強兵・殖産興業により
西洋に追いつけ追い越せが スローガンとされ、
不平等条約撤廃が国としての最大目標とされた。

不平等条約を撤廃した後の日本は目標を見失い、
社会秩序の成長はストップ、短い興隆期となり、

結果、短命に留まってしまったわけだ。

信長の掲げた「天下布武」に比べて、

「こういう国を作るというヴィジョン」

「国是」としては
脆弱であったと言わざるを得ない。

これからあたらしい世界の社会秩序を創出するにあたり、
長期の国家ヴィジョンが如何に大事かを示してくれている。

長期の国家ヴィジョン・理念的目標を「国是」と呼ぶ。

江戸の平和の原点が信長の
【 天下布武 】 にある。
だとしたら、
次の時代に向けて掲げるべき
【 国是 (理念的目標) 】 とは?
修(おさ)め、理(つく)り、固(かた)め、成(な)せ!

乱気流のこの時代にあって、
今一度求められている、

【修理固成】

その意味は、

未完成の宇宙進化に寄与するために

個々がクニヅクリへと立ちあがろう!

そのために、心を宇宙大にして、

念う存分【天命】を生きよ!

【新日本の修理固成】が急がれる!

実践創出に向けたコンセプトは、【 Vision 2020 for 22C 】

乱気流の時代を突破するため、
22世紀以降の地球から逆算し、

【自然智】に従いつつ、

日本列島を災害に強い
美しい日本庭園に変えていきたい。

某4次元漫画に見る22世紀は
「電脳都市空間」だが、

そうではなく、
美しく雄大な自然と共に暮らすのが

「次の生き方」だからだ!

ここでいう「自然智」とは、

自然が本来持っている英知のことで、
天地に順応しつつ万物が共存共栄する働きを指している。

気象や生態系を考慮しつつ
自然に手を加えることになるのだが、
それは人間に与えられた誠に尊い役割である。

これが松下幸之助翁の新国土創成論であった。

(古事記でいう「修理固成(修め理り固め成せ)」)

「 マザーアースの願い 」 に沿って、「 魂の役割配置 」 につく。

人々がもっと天地自然と共に暮らしていた
あたたかいあの頃に戻りたい・・・

そんな「マザーアースの願い」に沿って

親を思い出し、自分の魂を思い出し、
分かたれたいのちとのつながりを

結びなおすところから。

そして、いま若者が
魂のルーツの場に呼ばれ、

人と土地との共生が多くの場で、
彼女の望みと共に始まっている。

「人の個性」と「地域の文化」が
同時に花咲くコミューンを

この世界の雛形から
連鎖調和的に拡げていきたい!

既に到来しているあたらしい時代を敏感に察知し
新しい地球を作り上げると決めた同志たちと共に

「魂の配置」 にいち早く着き、本来の地球に還ろう!

彼女はただ美しい星に戻りたいと、
子どもたちと笑い合いたいと

ただただ心から願っているのだから。

国家にも国民にも更に強く訴えるべく、

リアルな生きた体験・学習の場と
ウェブ教材を行き来・循環させる

出逢い・発見・創造の場

として、市民大学を立ち上げ、

さらには、指南書を刊行し、

そこから有機連鎖的に
化学反応をおこし輪を拡げ、

個々人から念いが湧き出した結果、

「天下布武」とも「修理固成」とも当然異なる
オリジナルな公約と実践が紡ぎ出されればいい。

大地球文明の雛形(Small Oneness)を定立すべく

個々の魂が鮮烈に燃え盛るうねりを
圀民運動として巻き起こしていく🌀

これから社会の中心になるのは創造 】 していくということ。
© M・Matsui

これから人が社会の中で
根本的なベースとして必要としていくのは

「文化」である。

これまでは長らく
「経済」が 社会の中心であった。

時として、お金がいのちよりも重くなるのだ。

自己の保身や欲望のことで
みんな精一杯になっているうちに、

子どもの自殺が過去最多になる社会を
いのちが先細りしていく地球を

我々は作ってしまった。

「万物の愚の骨頂」が蔓延ったままでは
地球がいくつあっても足りない。

物質的なものにコントロールされ小粒になり果てた
世界人類の危機的状況を今こそ打開せねばならない。

だからこそ、我々の世代で勝ち取ろう!

© M・Matsui

これから
社会の中心となっていくのは、
文化や芸術など

【創作活動】だ!

だから、まずそういった感覚的なもの、
そして、人が心を弾ませ感じるということ

感情や感性に働きかけ、
魂に訴えかけるものが

これからこの地球に必要になってくる。

© M・Matsui

従って、これからは
「創造」していくということが
社会の中心になる。

与えられたレールを
受け身で歩むのではなく、

「人生の経営者」として

創造的に生きる

そういうクリエイティブな生き方のススメである。

そんな個が立つプラネットのつながりを通じて、

めいめいがつくりたい世界(観)を持ち寄り
共にクリエイトしていくのだ。

Inspired by M・Yoshikawa

内から湧き出すインスピレーションに従うなら

どんなスローガンでも小さなアクションでも
かまわないから、兎に角ひとりひとりが、

激動の時代に先駆けて、

宇宙進化の前衛に立とう!

人類が誕生した根源目的として、

即ち、未完成の宇宙進化に寄与する天命

【修理固成】

古事記冒頭に封印された

全人類共通の偉大なる天命とは

ところにあるからである。

人が天地とつながる瞬間、それは 【 創造の行為 】 をする時だ。

ひとりひとりが
内なる宇宙のコアに源点回帰し、

その余白こそ、宇宙の源が降りる。

実はクリエイションしている時に、
天の詔(みことのり)を受け取っているのだ。

神や時代の意図を拾い、
素直な心持ちで行うのみ。

すると…
源(amana)と直火でつながる🔥

大いなる流れと個人の流れが
シンクロしながらクロスし

天地人一体となって
共創・共進化していくからこそ、

地球人類は「万物の霊長」たりえるのだ!

あたらしい地球を創出し、
健康で幸せな暮らしを送るため

圀や村といった
コミュニティをつくるのが、

我々の「共通目標」である。

日本人よ、世界の先頭を走れ!
世界は日の出を待っている。

だからこそ、

自分の心に問いかけて、
その答えを生きよう!!

そんな新たな圀づくりを
一人一人からはじめていこう!!

起こしたい変化に、
つくりたい世界の住民に、

まず自らがなるのだ!

そのために、ひとりひとりが

「天への公約」を言挙げし

次の時代の事挙げの御柱を建てよ!

バラバラだった自分たちを一箇所に吸い寄せた

この不可能な大事業こそが、
力を合わせて取り組むべき課題ではないか。

この必然を、運命と呼ばずなんと呼ぼうか。

--

--