ライフキャリアデザインゼミ(Mission Literacy)

修理固成
Cre8 University
Published in
Jul 12, 2018

【「人生の経営者」のエスプリ(美学)】

この全人教育・生涯学習を主軸とした

キャリアデザインを今一度構じてみる。

まずは「夢の種」が、全ての「原点」となる。

「つ」がつく年までに心を肥やす
自然体験や美との出逢いが肝心だ。

夢想や妄想で終わらないためにも、

20歳前後からは、
ビジョンを具現化するステージに入る。

与えられたレールを受け身で歩むのではなく、

「人生の経営者」として創造的に自由に生きる!

そのためには、

「人生の経営理念」の中核たる【MVP】が肝心だ

[MVP:Mission-Vision-Philosophy]

「言葉」「行動」「現実」の一致は、
「Integrity」を高め、力となる。

「Integrity」とは、

欧米のリーダーシップ論や組織論で必ずでてくる言葉。しかしながら日本語には相当する訳がなる。意訳すれば、

『言行一致をともなう誠実さ』が最も近い。

「Your The Man of Integrity」

インテグリティは欧米では、
リーダーに対する最高の褒め言葉となる徳目。

それは自らの言葉を尊ぶこと。

言ったことをやり、やったことを言う。
言っていることとやっていることが一致していること。

誰が見ているかに関係なく、
言葉と思考と行動が一貫して一致していること。

掲げた理念に誠実に生きるに尽きる。

Integrity に生きるとは、
陽だけのフリをしては成り立たない。

陰とどのように向き合うのか。

陰と陽が時を通じて織りなす
「陽陰和合」全体を捉えて統合してゆく。

闇があるから光がある。

過去があるから未来がある。

陰を認め、陰を引き受け、
陰と陽に同じく足を置いて立つ。

ひとつのいのちで、ふたつの世界を生きるのだ!

そうして「自己一致への道」歩んでいくのだ。

光も闇も全てがひとつであると気づき、

そのひとつから全てが始まっている真実に気付く刻だ!

それは、ちょうど銀杏の葉のように、

葉先はワーク・ライフ・家族などといくつかに分かれていても

葉元ではひとつに収斂されている。

「ライフキャリア」という全体の卓越性を取り戻せば、

人生トータルに観て、働くこと、休む時間、子どもの教育に集中すること、住む場所…などを企業が決められるのではなく、個人の価値と価値観で決めることができるから、

「クオリティ オブ ライフ&ワーク」が
飛躍的に向上する。

ここでいうところの「ライフ」とは、
世間的な労働時間の綱引き、住宅、保険という
狭義の「生活」に限らない。

【人生の経営者】にとって、

本来は「ライフ」とは、
「生活」「人生」「生命」

人間性や精神性、人生経営や理念といった全体像から、
セカンドライフの暮らしや社会貢献、健康など生活全般を
トータルに本質的に見つめ直していく。

全国の企業や教育機関、個人向けに行ってきた一連の運動体づくり。

この記事は、今までの実践記録を素に、
あらゆる資料や顧問のアドバイス…などを綜合し
ひとまとまりの世界観として、

(自分のために)今一度まとめなおす試み。

上記の「理念と構想」をベースに、

「思想・哲学(Why)」
「方法論・(How)」
「実践創出力(What)」

を、毎月の研修、毎週の授業、
日々の学習・実践に落とし込んだ、

3rd Stage:Mission Literacy

【体現】実践創出の場が「桑原ゼミ」

その結果…
ただのコマ講座や座学に限らず、実践創出プログラムや学生発インターン企画、台湾の国立大学やスタンフォード大学などの海外研修、経営変革など

絶叫マシーンよりもはるかにエキサイティングでクリエイティブな仕事を全国各地でさせて頂くことに!

また、ある場づくりから羽ばたいていったリーダーを定点観測していると、10人近くはすでに起業し、海外でも活躍している強者や、出版したり、企業内でも個人事業主みたいに好きに働いている謎なヤツや副社長昇進まで実に猛者揃い。

どう考えても、自分が仕事を選ぶのじゃない、
ミッションが自分を選び、任務が自分を呼んでいるって感じ。

自分自身も週一なのに、
なぜかメイン講師になったり、ゼミを開講したり、経営変革に参与したり、

副学長と共に海外研修をアテンドしたり、シンクタンクを立ち上げたりと、その場その場で様々なドラマがあった。理事をしていたオーガニックラーニングでも、ラジオやテレビに取り上げていただいたことも🎵

このように、

“「人生の経営者」を育てる教育事業家”として

あらゆる運動を熾してきた思索と創造の軌跡を、

全117頁の修士論文として綜まとめした作品が、
この度アメリカ大学院IOUFにて

“Master of Arts in Mentoring Studies”

として認められた。その結論は…

世代や地域を越えて、
命に関わるライフキャリアの仕事を
これからも大切に進めていきたい。

▼(その他参考)▼

◎「事業」と「教育」という二つを一体と捉えなおす

教育哲学「二つは一つ」

◎この全人教育哲学を地でいく「実戦創出型プログラム」(桑原ゼミ)

Creating Happiness!(Cre8)

全ては「与えられた幸せの世界」から、

「幸せを作り出す幸せの世界」をつくるために!

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