さざれ石にみる国家理念「修理固成」

修理固成
Cre888
Published in
Oct 9, 2020
さざれ石 in 元出雲

まず、さざれ石に刻まれた国歌の左の文章をご覧頂きたい。

建国の理念というと
「八紘一 宇」の方がよく知られているが、

そのはるか以前の神代より、

國家建設の理念と
地球人類の使命が示されていたのだ。

今こそこのクニヅクリの本義に立ち還ろう!

一人一人の力はささやかだけど

寄り集まれば、一丸の巖となり、
うねりとなり、圀を成す。

その象徴 が「さざれ石」

あらゆる垣根を包み超え
人々が手を取り合う形で、

新たな「クニ(地球)ヅクリ」がはじまっている。

神話さながらの
神産み・圀産みが盛んに行われる

圀民運動がいま湧き起こっている。

この新たな時代の胎動が聴こえているか?

ささやかとはいえ
個々の中で柱が立ってないと、

共同創造の輪に参画することは難しい。

全体で「協調」しシナジーを生み出すには、
個々の「強調」が大前提となるからだ。

学びを学校任せにしない、
自ら学ぶ。

身魂を宗教任せにしない、
自ら磨く。

決断を政治任せにしない、
自ら政(まつ)る。

生命を組織任せにしない、
自ら命の責任を取る。

天命を神様任せにしない、
人事を尽くす。

そんな柱の立った個々が
銀河の星々のようにフラットに関わり合う

「プラネットのつながり」から
新たなる時代がはじまっている。

その都度、

閃きで共鳴し合い
共創していく

そういうフェーズに入っているのだ。

しかし、同じ星空であっても、
星座が観える人と見えない人がいる。

観る力が弱いと、
獅 子座には見えてこまい。

信じて点を結び続けた人にのみ、
猛る獅子が観えてくる。

まだ誰 にも影も形も見えていないものを見出し、
世に新しい価値を生み出していくのだ!

我々の先祖にあたる最初の人類が
宇宙の源から受命した詔(みことのり)

「修理固成」の意味とは、

あたらし い世界の前衛を走り、
未完成の宇宙を進化させるところにある。

宇宙進化の波動(∞)と呼応し
生きとし生きるものの霊的進化
寄与するところに人類の役割があるのだ。

古事記冒頭に隠された暗号
「人類誕生の根本目的:修理固成」
今こそ立ち返らなければならない。

さぁ、その上で、

全体が進化(多様化・連携・一体化)していく中で、
己という個はなにを受け持つべきなのか。

自分の心に問いかけて
その答えを生きるしかない。

万物の霊長として先頭に立ち、
世界人類の想念を統べ括ることで、

地球の波動を丸ごと
見たことない高みへと高め上げていくのだ!

バラバラだった自分たちを一箇所に吸い寄せた

この不可能な大事業こそが、
力を合わせて取り組むべき課題ではないか。

この必然を、運命と呼ばずなんと呼ぼうか。

人類が誕生した根源目的 【修理固成】へと
ひとりひとりが源点回帰すれば、

皆が源と直火でつながる。

そうして、天地人一体となって
共創・共進化する新たな圀づくりを
一人一人からはじめていこう!

なぜなら、古事記冒頭に訓まれた
全人類共通の偉大なる天命とは、

ところにあるからである。

さざれ石 発祥の地 in 伊吹山

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