修理固成
Cre888
Published in
Nov 26, 2020

「魂の裁判」にかけられる「五〇」

自らに課された人生の宿題

このテストに合格し
成長を遂げることができた人は

一段高くなったよろこび
ごほうびの人生がはじまる。

ただ何事もタイムリミットがある。

分離した魂と「統合」を果たす
その期限というのは

人生の後半戦に突入する「五〇」

人としての学びを
一通り終える年代であり

みんなが魂で持って来た
自身の願いや課題を花開かせる

そういう時期に入るのが50代から。

魂の自分と肉体の自分を統合し
完全なる自分自身になる時期といえる。

“五〇にして【天命】を知る”

その時期まで
トレーニングをしているようなもの。

その時ようやく「魂のミッション」を
形にすることができるようになる。

ただし、

この「魂の成長計画」というのは
大多数の中で大幅に遅れている。

魂の分離がほとんどの人がそのまま。

これは生まれ落ちた社会の構造が
そうであったことも原因のひとつだが

自分が立てた魂のシナリオを
スムーズに進めて行ける人は実に少ない。

次代に即したアイデンティティへ
シフトが追い付いていないのなら

「自分は何者なのだろうか?」

この問いに
胸を張って自答できる

【原点確立】を急がれたい。

五〇にして天命を覚らざる事は
いのちに関わる問題になりかねない。

やりに来たことをやっていないと、

軌道修正や身辺整理のために
様々なサインやお知らせが届くが

それでも内なる声に聴き従えないと
最悪死に至る場合さえある。

自分ではなく、周りが。

自分で犯した過ちが、
自分に来るのは当たり前。

そんなところで神は終わらない。

自分が 犯した過ちは、
自分が大事とする者へ行く。

お役目を誓って生まれた者は
中途半端な覚悟だと、

自分の大事とするところに
罪や穢れが行ってしまうのだ。

自他共にろくな死に方をしない。

決して脅しでも煽りでもないが、
見送って来た人は一人や二人ではない。

五〇に差し掛かる鬼門のことを

【魂の裁判】

こう呼んでいるが、
指導的役割にある人ほど

その精査は厳しい。

意識の中で自身が

「魂の存在である」

ということを
まだ深いところでは

認識できておらず

まずその気づきが必要な人が
依然としてたくさん居る。

このいのちを
どう生きたいのか

自分にしかできない役目を
一早く見つけよう!急がれたい…

外部との競争や比較によって
自分自身を作り上げるのではなく、

そこから離れ

本当に自分自身が望む喜びを
表現することに立ち還るのだ。

だからこそ、

自分の心に問いかけて
その答えを生きるしかない。

Inspired by M・Yoshikawa