「豊かさの概念」がガラッと変わる
ターニングポイントにあるのが今だ。
これまでは物質的な豊かさを求めて
今日まで至った。
それは愛からの行いであった。
今の日本の成長を築き上げたのは、
物質的に豊かではない時代を過ごしてきた世代だ。
その辛さは、 いのちを左右する辛さであった。
自分たちの次の世代には
それはさせたくないと物質的な豊かさを求め、
いのちの危険のない社会を作り上げてくださったのだ。
皆が幸せにという目標のもと
経済を発展させてきたが、
しかし、
地球環境も経済格差も
どうしようもない限界まで来てしまった。
今、社会が音を立てて崩れいくこの後に、
これからどんな社会を作り上げていくか？
本当に豊かに生きるとは？
そして、真の豊かさとは何か?
今までの世界が終わりを告げ、
我々は魂の豊かさへと向かっていっている。
これは人間社会の成長が
行われているということ。
だから、今までの
物質的な豊かさを我々が享受することは、
魂の豊かさへとつなげていくために
必要な土台となるなのだ。
今日に至るまで
人間社会を成長させてきた
先人たちの功績を偲べば、
ありがたい事この上 ない。
我々が今
あたらしい世界づくりに邁進できるのは、
これまでの億兆の尽力の礎あってのことだと
決して忘れてはならない。
よむふみの うへに涙を おとしけり 昔の御代の あとをしのびて
(明治天皇 御製)
そして、次の豊かさとは、
物質だけではなく、精神と心も
いかにどちらも満たしていけるか。
それにより、
物質というものの問題も
自然に解決されていく。
そのために、
人と人が新しく結びなおしを
行っていくことが進んでいくだろう。
その時、人間としての幸せを手放さなくてもいい。
自身の「魂の幸せ」と
「人間としての幸せ」は両立することができるからだ。
