Crowi v1.1.0 をリリース

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Crowi Book

4 min readDec 21, 2014

相変わらずちまちま活動しておりますが、Crowi の新しいバージョンをリリースしました。

といっても、大きな新機能はありません。むしろ「え、それできなかったんだ…」といった基本的なところをようやく揃えてくることができたかな、という感じです。次のバージョンでは本当にやりたかった新機能の開発ができるようになってきたかなと思います。

とはいえいくつか変更点がありますので、紹介しておきます。

セッションストアにRedisが使えるようになりました

これまで、セッションがオンメモリだったため、再起動したり、それこそHerokuでsleepしたりするとそのたびにセッションが切れてしまっていたのですが… セッションストアとして、Redisを使えるようになりました。

Herokuをお使いの方は、addon で Redis To Go を利用すると、基本的に上記のような悩み事が消えるかと思います。

$ heroku addons:add redistogo --app YOUAPP

ローカルで動かしている場合は、 REDIS_URL という環境変数を渡してやることで、自動的に Redis を使うようになります。(Port も指定してね)

この機能は @riaf に Pull Request いただきました。Thenk you.

メールを送る機能は後回しにしていたのですが、まあ必要だよね、ということでメール送れるようになりました。

管理画面のアプリ設定で、SMTP設定を入れることができます。また、SMTP設定がなく AWS 設定がある場合は、SES での送信を試みます。(ただしSESを利用する場合には AWS側でのメールアドレスの確認作業などが必要です。この点についてはまた後日書きます)

メールが送れるようになったことで、ユーザーの新規招待機能も実装しました。新規招待はまとめて送ることができます。ただし、メール設定をしていない場合、新規招待はメールで送信されません。この場合、招待後の画面で仮パスワードが表示されるのでそれを招待する人に教えてあげてください。

また、ユーザー登録を制限モードで稼働させている場合、ちゃんと承認が必要になりました (ちゃんとできてなかったんかい)。

それからユーザーのサスペンド機能、削除機能などひと通りちゃんと作りました。すいませんすいません。

使ってて気になったデザインを色々修正しました。

Wiki本体のスタイルのアップデートにより、だいぶ見やすくなったかと思います。

それから、編集画面では画面最大で編集できるようになりました。これはなにげに嬉しい気がしています。

というわけで今後ともよろしくお願いします。