★必読シリーズ(必読中の必読) 利確タイミングを紐解く

Ryu [Crypto Investor]
Crypto Review by Ryu
11 min readJan 25, 2018

今回は利確タイミングに関する持論を記事にします。
利確の仕方というより利確を考慮するタイミングについてです。

Twitterでたくさんの方に読んで頂き、本当に反響の大きかった内容です :)
他では読むことができない内容と自負しています。
ただ、記事が長い
勉強するつもりでゆっくり読み進めていくのがいいと思いますので、時間があるときにでも読んでみて下さいね。

ちなみにある銘柄を死ぬまでガチホ(=墓ホ)しようと思っている人やswing tradeの人向けではありません!利確して得た利益分を次の有望な銘柄に投資し、その銘柄が上がったらまた利確していき、という私が今年していくスタイルの人向けですね :)

まず始めに、年末年始のアルトpumpできちんと利確できた人いますか?もちろんプロジェクトの発展を信じるのであれば全利確する必要はないのですが、例えばADAやTRXはとても上昇しましたが、上がりきったところで一部利確して、その分を他の有望な銘柄に入れた方が稼げそうですよね?

「ADAはまだ道半ばだから利確なんかしません」という意見はここではしないでください 笑 例として出しただけです :P ただ、ADAは上場後から約20倍程上がっており時価総額上位にすでに食い込んだ事を考えると、一旦一部を利確して他に回す方法は私は全然アリと思っています。

「道半ばだから」という理由で利確を考慮しないのであれば、おそらく今後も利確が難しいのでは?と思います。
リップルに関しても、私としてはドカンと上がったタイミングで一部利確、一部ホールド(または全利確)とし、本当にリップルが好きなら下がった時に利益分で買い増しする、または他の銘柄にも手を出す方がBTCは稼げるのではないかなと思っています。
何度も言いますが、スタイルの違いもあるので、リップル利確とかあり得ん!というコメントは受け付けませんよ :P

私が言いたいことは、

ガチホ!とtweetする方の多くも利確ポイントを定めていない可能性があるということ、利確タイミングをある程度根拠をもって事前に決めていないといざという時に利確できないのでは?ということ、の2つです。

逆に半減期のニュースで事実売りしようとしている人は、半減期前に大体数倍くらいになるから1ヶ月前までには仕込んでそれくらいに上がったら売ってね!とある程度経験に基づく利確ポイントがあるように思います。同じように長期投資でも利確ポイントを事前に決めておくことが大事でしょう :)

ただ、例えば100倍銘柄に投資したあと次の100倍銘柄に移るとして、1つ目の銘柄が何倍に到達すれば次の銘柄に移ったらいいかって分からないですよね?1つ目の利確が早すぎても勿体ない気がするし、遅すぎたら利確タイミング逃す可能性あるし、次の銘柄に乗り遅れる可能性があるし。

この点をロジカルに解説していきます。ちなみにテクニカル分析の話はありません。分かりやすいようにその話はしません。また、仮想通貨にあまり時間を取られたくないと私は思っているので、私の利確するタイミングは幅広く、シンプルです :)

何度も強調していますが、大事な事は仕込んだ銘柄がどこまで上がるかの伸び代を買う前に大体の予想を付けることです。銘柄の選別だけでなく、うまく利確するためにもこれが必須と考えています。理由は読んで頂いたら分かります。

突然ですが質問です。

ADAを底(約$0.05)で仕込んでいて、最終的に$5になると仮定します。今ADAは約$0.5。突然$5までの10倍pumpはあり得ませんから、$1.5くらいまで3倍pumpすると仮定して、ガチホしていたADA売りますか?$5まで待ちますか?

図をご覧下さい。ADAを底で1BTC仕込み、今年1月初めにどかんと上がった1ドルに達し(20倍)、その後調整を経て最終的に5ドルに達すると仮定します(更に5倍)。つまり100倍銘柄ということですね。1ドルまで2ヶ月、そこから5ドルまで更に2ヶ月かかったとしましょう。
ADAをガチホして頂上で売れたと仮定すると、1BTCが2ヶ月後20BTCになり、ガチホを続けて最終的に100BTCになります。ここまではいいですよね?

次に1ドルになったタイミングで「半分」利確し、ADA2という銘柄に10BTC仕込むとしましょう。残りの10BTCはADAのままホールドということですね。(ADA2という銘柄もADAと同じ上昇率と仮定します)

2ヶ月後ガチホ分は10BTC×5=50BTCとなり、ADA2は2ヶ月後20倍になると仮定しているので、10BTC×20=200BTC。合計で250BTCに増えたことになります。ADAだけずっとガチホしていた場合は100BTCですからそれよりも2.5倍増えています。WOW!!

次に想定するsituationは、仕込む→20倍→5倍ではなく、仕込む→10倍→10倍としてみましょう(なぜ10倍にしたかというと、数学が嫌いな方はすみませんが、100の平方根だからです。10×10=100。例えば25の平方根は5ですね! 笑)。

ADAをガチホした場合は最初の状況と同じで、1BTCで仕込んで100倍になるので100BTCです。図のような感じです。

次に10倍になったタイミングで半分利確し、その分(5BTC)でADA2を仕込むと仮定します(ADA2も2ヶ月で10倍、更に2ヶ月で10倍の銘柄です)。
下図をご覧下さい。この仮定した状況では最終的にガチホ分の5BTCが更に10倍で50BTC、ADA2も10倍で50BTC、合計100BTCです。利確せずガチホしていた時と同じ!

つまり、

予想した上昇率の「平方根の倍率」以上で一部利確し(100倍銘柄なら10倍以上になったタイミング)、うまく他の銘柄に仕込めると利益が大きくなり、平方根の倍率に達していない早いタイミングで利確して他の銘柄に行ってしまうと、損はしないけど勿体ない可能性がありますね。

もちろん、状況によって変わってくるのは言うまでもありません。期間も2ヶ月→2ヶ月としていますし、利確後に仕込む銘柄は同じ上昇率の銘柄と仮定したので現実の仮想通貨ではほぼない状況でしょう。ただ、決して欲を出して頂上で売らなくてもいいということ伝わりましたか?

まとめると、

予想上昇率の「平方根の倍率」以上に到達すれば利確を考慮するタイミングとなりそう(16倍銘柄と予想するなら4倍以上、64倍銘柄なら8倍以上)。本当の頂上を狙うより早めの利確となるので余裕を持って利確可能。逆に利確タイミングがそれより早いと利確する方が勿体ない可能性あり。

②一部利確して一部ホールドし続けるか、全利確するかはその銘柄の更なる発展を期待するかどうか。
手放すのが惜しくなる程銘柄に固執してしまうと、みなさんがしばしばやってしまうように利確タイミングを逃す可能性あり(それでもいいなら話は別だが、利益を最大限にできない可能性)。

③もうすでに上昇した時価総額上位にランクインしている銘柄というのは、今後も時価総額をじわじわ上げてくると予想されるが、上がってしまっている以上、下がる可能性もあり、上がるにしても天井探しで何倍伸び得るかの予想はより難しい。

逆にまだ上がっていない銘柄だと、時価総額上位銘柄と比較してどの辺まで上がり得るか、どの辺りにランクインできるかを検討しやすいので、何倍上がるかの予想も付きやすい。予想上昇率は上位アルトより大きい(はず)。また、上がってない以上、そこからさらに下がる可能性は低い。

④たとえ予想した上昇率を実際の上昇率より低く見積もってしまったとしても、逆のパターンよりは全然マシ!(上昇率を大きく見積もりすぎた場合は利確タイミングを完全に逃す可能性がある)

⑤利確したタイミングでうまく他の銘柄に移ると利益はmaxになるが、次から次へと銘柄を見つけないといけない面倒さがある(でも別にすぐ乗り換えなくてものんびりやっていけばいいのでは?と個人的には思う)。

大体このような感じですが、付いて来られましたでしょうか?
私なりにロジカルに説明したつもりです。 もちろん全利確して他に移るのもありと思いますが、有望なprojectである銘柄は少しは持っておいて、cold storageとして保管しておくのもいいでしょう。(例えば私の場合ICXは全利確は絶対にしません)

moonしていると必ず欲が出て売れません。が、平方根以上の倍率をすでに超えているのであれば、欲を出さずに早めに抜けても問題なさそうですよね?タイミングを逃して下がった時に売るよりいいと思いませんか?例えば10倍銘柄も3〜4倍を超えたら売りの基準を超えたと判断できそうです。

頂上近くで利確がベストですが、ギリギリで利確を狙わなくても早めでも利益を大きくできることが分かりましたでしょうか?(もちろん次に仕込む銘柄の上昇率、上昇タイミングに影響受けますけどね :P)

多くの方が「早めに利確」というは分かっていたと思います。ただ、どの段階に達すれば利確を考えたらいいのかが分からなかったのだと思います。

まとめの図をのせておきますね。

さてここで最初の質問に戻ります。
底で仕込んだ当時0.05ドルだったADAが今現在0.5ドル。道半ばである1.5ドルにpumpしたらあなたは売りますか?
(なかなか答えが出ないようなら次に進む前に読み返す方がいいと思います :P)

私の考えだと、
今が丁度仕込んでから10倍の0.5ドルで、目標がそこから10倍の5ドル。1.5ドルというのはすでに100倍の平方根である10倍を超えていますから半分売って他のに移ってもいいんじゃない?ということになりますね。次の高倍率銘柄に半分入れる方が利益は↑となりそうです。

なので私なら、もし他に移りたいなと思う銘柄があるのならガチホしていたADAは次のpumpで少しずつ売ります。もし他に良い銘柄がないのならもう少し待つかもしれませんが、それでも一部利確することを考慮します。 (決してADAを次のpumpで売れ!と言いたい訳ではないです 笑。また上限が5ドルとしていますが、仮定の話です :P)

ここまでの内容はすべて私の考えであり、何かを参考にした訳ではありません。
注意すべきことは、この方法は上昇率を推測することが必要になってきますね :P
そこまで考えなくてもいいのでは?という意見も出てきそうですが、単純に100倍銘柄も美味しい所だけもらって次!みたいな感覚でもいいかもしれませんね、うまく利確できるのであれば :P

私のこの長い記事を読むのが初めての方は是非私の必読シリーズも参考にしてみてください。そして有用と思いましたら是非共有して頂けるとありがたいです :)
長い記事読んで良かった!と思って下さる方がいることを願っています :)

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