★必読シリーズ(必読中の必読)イナゴして損しないために

Ryu [Crypto Investor]
Crypto Review by Ryu
6 min readJan 11, 2018

今回は仮想通貨界でよく使用される言葉「イナゴ」の話やリスクに関する話をしたいと思います。脳死投機にも一部イナゴが含まれるかもしれません。

とても大事な内容です!

長いですが暇な時に是非読んでみて下さい!勉強になると思います!

ここでは1月初めにpumpがあった $PAC を取り上げます。

これがPACのチャートですね。どーんとpumpしているのが分かります。イナゴはこういった上昇している銘柄に乗っかり利益を得る人のことを指していると思います。短期トレードの手法の1つですね。銘柄の理解ではなく、チャートを見て波に乗れそうな銘柄に取っ替え取っ替え乗り換えていきます。

ちなみにイナゴにも2種類あり、賢いイナゴとそうでないイナゴがいます。よく「養分にされた」という言葉を日本の方は使っていますが、後者のイナゴがその言葉を使っているんですよね。
つまり損した人。「賢いイナゴ」や「より低値から仕込んでいた人」が「賢くないイナゴ」から利益を得ているんです。

そもそもなぜ養分にされるのでしょうか?賢いイナゴと何が違うのでしょうか?

この点を解説してきますね!

Keyとなる言葉は「FOMO」

日本の仮想通貨界で使われる言葉は詳しくないのでこれに該当する言葉があるか知りませんが、このFOMOが、多くの方が養分となり焼かれる原因と言われています。聞いたことありました?

FOMOは「fear of missing out」

「やっべ、この波乗っておかないと損するわ!乗ったら絶対利益出る!」という一時的な感情のことを指します。
また更に恐いことに、一度乗っかると「まだまだ上に行ける!」という感情が勝ってしまい、利確するポイントも分からなくなってしまいます。

経験している人多いでしょ 笑?
もちろん昔の私はありました。FOMOを一歩下がって見てみると一見なんだそれ、別に大丈夫そうじゃない?みたいに見えるのですが、FOMOを侮ってはいけません。めちゃくちゃ恐いです。
FOMOの理解は必須ですよ!

PACはまさにFOMOが原因で生まれた賢くないイナゴが群がってできたチャートといえます
もちろんこういった急騰した銘柄は目に付きますから、買う前にPACを少し調べて銘柄として可能性があるかもしれん!と思って買った人もいるかもしれません。

その後PACの価格は下がりましたが、賢くないイナゴにとったら最悪の状況ですよね?
FOMOに負けた時点でrisk takerなのだから仕方ないのですが、、、
イナゴする人はうまく売り抜けないと、まさに「後悔先に立たず」「自業自得」という悲しい状況になってしまいます。

なので下図のように「ブレイクアウト」を確認することも大事です。
上に抜けることも下に抜けることもありますので注意は必要です。もうどんどん上がってしまったところではなく、上にブレイクアウトしたことを確認し、その時点で入るということです

上方へのブレイクアウトを確認してから入りなさい、と「アドバイスできる人」はほぼ間違いなく仮想通貨を理解している人。かつリスクを最小限にトレードできる人。

ブレイクアウトを理解している人は多いけれど、「リスクを最小限にするようアドバイスできる人」は少ないんです。
違い分かりますか?

養分にされてしまった経験はもちろん私もあります。100%の勝率は難しいと思います。が、何度も養分にされている人は少なくとも意見を参考にできる人ではないと思っています。

また、論点を変え、まるで銘柄が悪かったような言い方をすることがいかに惨めなことか理解できるかと思います。

損した全ての原因は利益を得た人でも銘柄でもなくFOMOに負けた人です。

負けた人がいるということは勝った人がいるということですから、その相場でも勝つことができる人がいるんです。さてどうすれば養分にされないのでしょうか?リスクを下げることはできるのでしょうか?

簡単にまとめると、

①そもそもそういう銘柄を狙わない、入らない(これがriskが0%!)

②上昇へのブレイクアウトを確認してから早く入る

③入るにしても欲を出さず何%上がったら利確すると自分の中でしっかりと決めておく、などです。

まだあるのですが、テクニカルな理解も必要になるので省きます。うまい人は頂点付近でしっかりと利確できます。
また私のスタイルのように、値段が上がる前の低い値段で仕込んでおくと、上がった時に買う必要がないのでFOMOの心配は不要となります(利確するポイントの決定は別に必要です)。

PACはpump後にwhite paperの発表やハードフォークの大きなニュースが続くのでいいですが、小さな取引所の草コインというのは一旦上がった後材料がなければ沼に消える可能性があります。riskは低く見積もってもmedium以上。私の周囲のトレードが上手な人はそもそもmedium以上の銘柄は狙わず堅実な方法でたくさんBTCを稼いでいます。

日本全体が草コインに盛り上がっているように見えるのは私の勘違いかもしれませんし、日本は小さい国なので実際にそうなのかもしれません。

個人的には、
ただでさえ仮想通貨は隣の芝生が青く見えてしまいがちなのに、更に青く見えるよう日本のインフルエンサーが煽って着色しているように感じています。

海外の本物のインフルエンサーとは決定的に異なっている点と思っています。

私の記事を読んで下さっている方には私が過去にしたミスと同じミスをして損をしてほしくないと思っています。

私が普段参考にしている方々全員、トレードは感情面のコントロールが一番難しいと言っています。始めた頃はこれを理解できませんでしたが、今は私もそう思っています。

短期、長期トレードに関わらず、上手な方は常に冷静でゆっくりです。

今日理解することはFOMO。今後まずしてほしいことは、隣の芝生が青く見えたら自分の芝生の色を確認すること。それがFOMOに打ち勝つ第一歩と思っています!

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